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有り難し有り難し 19

亡くなった人は残された家族を見守っているとか、亡くなった人の為にも残された家族が幸せに生きる事が供養になるとか、そういう言葉をよくききますがそれはどうしてなのですか?
私自身自死した夫に対して、愛しく想い語りかける日もあれば、ひどく冷たい感情が出てきてしまい成仏されますように…と言葉だけを向けてしまう日もあります。もし夫の魂に私の心が伝わっているのであれば、そういった冷たい感情みたいなのも伝わっているという事ですか?それが伝わってしまっていたら夫はかなしむのですか?

2021年6月13日 14:46

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

素直に向き合ってください。

えむさんのご主人のご冥福をお祈り申し上げます。

「つぶやき」で、前半のみ読んで下記のようにお話しました。
『単純にしか言えませんが、私が先に亡くなった親として、我が子や我が孫が幸せになって欲しいと願います。そして、物質的な物はすでに必要ないので、その優しい心、思いやりの心が一番なのです。兄弟親子が仲良くすること、それが供養というものです。』

しかし、本題はご主人とのことだったのですね。
まず、ご主人との関係であれば、どのような理由で亡くなられたのかです。しかし、これはご本人にしか真相は分かりません。だからと言って、えむさんを決して責める訳ではありませんが、単に成仏してと言っても、それは何らかの思いがあっての行動だったのですから、少しでも理解してあげようと思うことでご主人は楽になられるのではないでしょうか。

亡くなるとは、単に肉体が変化しただけのことで、意識、思いはそのまま継続中です。もちろん魂の次元でも消滅はしていません。
ある意味で後悔されているかもしれませんから、そう意味で接して頂くことが供養ということになるでしょう。
もちろん、お経の力(経力)は助けにはなります。神仏にお救いして頂くことも必要でしょう。しかし、一番なことは、亡くなった無念さを理解してあげることだと思います。
でも、自分のせいであるとか、自分が・・・という思いは良くありません。
素直に心からご主人に向かい合って頂ければ、何かご理解頂けるかもしれません。

2021年6月13日 17:49
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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

ありがとうございました。
自分を責めない日はありません。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
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