好意を持っている上司に嫌われている
事務職4年目の女性です。
私には20余り年の離れた女性の上司がいます。
入社当初から同じ職場で働いていて、とても尊敬する頼もしい方です。
ですが、不出来な私のことが煩わしいのか、私の質問にはいつも「どうしてこんなことがわからないの?」や「自分で調べたら?」と答えてもらえません。
先日は、答えが明記されていない質問(分かりにくい表現で申し訳ありません。要するに、雰囲気や会話から察する答え、というところです。)をされました。
自分なりに調べても判断が出来なかったため、「わからないので教えて欲しい」と素直に聞いてみましたところ、
大変失望された顔をされ、こんこんと「こんなことがわからないのか」「今まで何をしてきたのか」と怒られました。
入社当初から、察することや、人の事情に深く関わることが苦手だった私は、いつも上司の望む答えを見つけることが出来ませんでした。
恐らくはそういう鈍いところが上司を苛立たせる原因になっているものかと思われるのですが、一体どうしたら治せるのかすらわかりません。
でも最近は、上司が私の行動の中に、怒る理由を探していることがやっとわかってきました!
上司の望む、「察することが出来る」部下に近付けたことは嬉しいのですが、それ故に上司が私を嫌っていることがわかってきて、辛いです。
尊敬している人からあのような失望を受けるのは、何よりも心が痛いです。
以前から恐らくそういった失望を受ける度に、(私自身の鈍さ故に、頭ではわかっていなかったけれど)胸が苦しくなり、涙が止まりませんでした。
恐らく、少しのことで泣いてしまう私のことが煩わしかったでしょうことがわかります。
ですが、わかったところで痛みを消すことも、上司の私への煩わしさを消すことも、どうしたらいいのかわかりません。
どうか、私の鈍さ故に招いてしまった私の弱さを、上司の望む部下になれなかった私の無知さを治すアドバイスをいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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個の確立
上司の望み通りになることを信条としているようですがそれ自体は間違いではありません。しかし方法が間違っているのです。
上司と同じ考え同じ行動をしていては、あなたの存在意義はゼロなのです。だから今のあなたには個を感じません。上司とは違う視点、感性を以って仕事をするのが良い。あなたの個の価値が生まれるのです。
立場上は上司と部下であっても、あなたが上司以上の個を有していれば上司はあなたを必要な仲間として認めてくれるはずです。
質問者からのお礼
お返事下さいましてありがとうございます。
事務職という仕事柄、キャリアや年齢の別無く他の職員と同レベルの能力を求められるため、私の中で上司部下無く同一性を望んでいたのかもしれません。
それが私にとって上司や他の職員と同じ考え方や行動をとらなくてはならないという意識に繋がっていたのだと思います。
私の意見や視点があるということを、まず私自身が認め、行動する必要があると気づくことができました。
この半月ほど、少しずつ意識をして行動してきました。というより、開き直りました。いっそのこと、分からないことは分からないのだと発言して居直ることにします。
失敗して、怒られるのが怖くて怯えながら発言していたら、益々相手を苛立たせることになることは重々承知しています。
だからいっそ、行動から先に起こしてみることにしました。
察することが苦手な私が起こす行動を、察することが得意な上司に是非とも察していただこうと考えることにします。
分からないながら行動してみること、それが私の個となり、行動してみることで分からないことを理解していくのが私の強みとしていければと思います。
改めて自分を見つめ直すきっかけをくださって本当にありがとうございます。