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人間関係後悔

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有り難し有り難し 8

過去の人間関係(職場の元部下)での後悔を思い出して、今だに落ち込むことがあります。

元部下は愛嬌があって、とても可愛がっていましたが、入社当時から典型的な遅刻魔でした。定時に出社してこない日も多く、何か理由をつけては1週に2〜3回は30分〜1時間遅れてくる子でした。(職業柄深夜作業もあるので、フラックスの様な、時間に厳しい会社ではないです)

ただこの状況が変わる事はなく、ひどい時には午後出社。仕事にも支障が出てきて、何度も注意しましたが、全く遅刻は治らず、わたしも段々とイライラした態度が出てしまったり、仕事のやり方等も強い口調で注意したりと、いつの間にか険悪モードとなってしまいました。

今までの遅刻の理由や動向などから、もしかしたら?と病院を進めると、自律神経失調症と診断されました。
それを機に、部下は開き直ったのか、遅刻するのが当たり前、仕事もやる気ない態度をとるようになりました。
病気だとわかっていたのにも関わらず、私の忙しいピークと重なり、忙しさと慌ただしさで冷静さを失い、イライラや口調もキツくなる事が何度かありました。
その子は病気と診断された後すぐ退社することを決めており、少しして退社していきました。

もしかしたら、病気は私が原因だったのかもしれないのか。自分の気の短さのせいで声を荒げてしまったり、自分に余裕があればもう少しフォローできたのでは。と、5年以上時間が経った今でも思い出して寝れなくなる事があります。どうしたら前に進めますか。よろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

はっきりしてよかった

 本人は、次の仕事を探すときは、症状のことを最初から申告するでしょう。権利であり、義務でもあります。ハンディの分だけ行政から支援が出るなら雇ってもらえるでしょう。
 途中から知ったあなたの会社では、会社にそのような支援制度があるかどうか……入社してから大けがや大病をした社員に対する補償など、公的な補償と別に会社内でも悩む部分です。
 しかし、その人が、自分のことを知ったついでにすぐやめてリセットしたので、とにかくあなたとの縁は終わっています。
 反省は役に立ちます。ついでにあなたの会社の保障制度を調べてみるとかしても良いと思います。今後、仕事で鬱になるとかいう社員が出ないとも限りません。
 しかし後悔は、同じくよくよを反芻してコピーして増やすだけなので、役に立たないどころか、悪い気持ちを増やして、仏教的には悪業を増やすだけなのでわざわざ徳をどぶに捨てるバカげた行為と見ています。
 後悔(感情だけ)するなら、反省(調べたり役に立つことを考える)になるように、建設的になるように、工夫してください。

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有り難し
おきもち

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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質問者からのお礼

この度は回答いただきありがとうございました。
後悔するのではなく、反省をして、前に進んでいきたいと思います。

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