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普通じゃない人間の生き方

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有り難し有り難し 16

私は双極性障害II型で障害者手帳を持っています。
あまり意識をしたことはありませんが障害者手帳を持つということは、生活や仕事をするのにそれなりに難があるから持つことになったんだと思います。

波のある病気なので仕事を安定して続けるには工夫が要りますが、私はうまくコントロールできません。調子が良い時に頑張りすぎて倒れてしまい会社から信用を失ってしまいました。
でも今の仕事は好きなのでまた具合が悪くならないように仕事の量を増やして続けたいのですが社員にお願いしても増やしてもらえません。
仕方がないので他の日に同じ職種のパートを入れて掛け持ちするつもりです。

ところが別居のパートナーから「また倒れる。出来ることを精一杯やるの意味を履き違えている。」

「お前が頑張ることは好きな会社の方だ。なんで新しいところを見つける根性を好きな方に向けない。社員に鬱陶しいと思われても仕事をもらうよう頑張るのが筋だ。」

「言ったら悪いけどお前は病気があって普通に働けないんだ。まともじゃないんだ。
普通に生きていけない人間はどうやって生きていくか考えて行動して生きていくしかないんだ。」と言われました。

正論です。

しかし、どうにもまだ納得できないのです。
普通の生き方働き方が出来ないのはわかっています。でも自分なりに今回考えて掛け持ちを選んだつもりです。全否定。また倒れて失敗する、と決めつけられているのが納得できないのかもしれません。

何度でも失敗したらまたチャレンジすれば良いという考えが安定第一のパートナーからしたら心配なのかもしれません。

なんだか頭が混乱して安定できないことに罪悪感もあり、でも自分の意思を通したい。
自分の中で何が大事なのかわからなくなりました。

2021年6月17日 21:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

できる範囲でやりましょう

私は統合失調症で、手帳も年金も受けていますが、それらはやはり生活に支障があるから必要な人はもらうわけですよね。

私は統合失調症とはいえ元々は双極性障害を持っているので複合してあなたと同じようなことがあります。

私は寺を名目上の退職して、3回働いて3回入院して仕事を辞めています。働いてうつになり、入院の繰り返しです。今もトータル21回目の入院中です。

自分の経験からするとそうのときに動きすぎないことが、大事に思えます。山高ければ谷深しです。そうの時自己抑制が効くかどうかですね。

そのためにも今自分の気分レベルがそうかうつかある程度把握できると良いのですが。

あと主治医にもちゃんと相談していますか?あまりコミュニケーションとれてないから、パートナーやここに相談している気もしますし。健常者の意見は正論でしかないから、参考程度にしかならないですよ。

さて、本題です。調子が良いので、仕事増やすのはやめた方が良いでしょう。

病気なんだから、無理は禁物です。病気を持ちながら働くということはいかに長く働けるかに重点をおいた方がよいでしょう。

いまはものたりなくても、きつい時も必ず来ます。仕事は多少ものたりないくらいが、ちょうど良いのです。

追記
暖かい御礼ありがとうございました。

入院は夜寝るのが早いし、起きるのが早くなってしまいますが、ボケットwifi借りたんですが、100Gモデルと間違って、50Gモデル借りてしまって、半月で使い切ってしまったので、余計暇なのでした。

アドバイスガ役に立ったようで、よかったです。

私も頑張りすぎないよう頑張ります。

2021年6月18日 1:53
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有り難し
おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
同じような精神疾患をお持ちのお坊様からの回答は説得力がありました。

昨日は早くに就寝して目が覚めたので早い回答に早く気付きました。ありがとうございます。
おっしゃる通り今は躁だなと思います。

お仕事を増やすことは諦めた方が良さそうですね。

私も30代までに5回入院しています。病院で鈍阿さまと隣に座ってお話しているような気持ちになり、なんだかホッコリしました。
ありがとうございました。

あと鈍阿様もお大事になさってください。

「心・体の障害と向き合う」問答一覧

逆エンパス

閲覧いただきありがとうございます。 僧侶の皆様の見解を知りたいと思い相談させていただきます。 世の中には逆エンパスなる性質を持った人がいると最近学びました。 逆エンパスの特徴の一つとして ①知的障がいを持った人。介護者が必要なぐらいの障がいがある人。 ②社会的にきちんとしていない人(一般的に言われる変な人・異常者)正義感や純粋なエネルギーを浴びると居心地が悪くなり怒って反発したくなるようなタイプの人。反社会的な人。 (出典:阿倍野まことカウンセリングルーム) ①②に絡まれやすいという特徴があります。 私自身、上記のような人に遭遇しやすいと感じています。 外出すれば、3回に1回は見ず知らずの人に絡まれます。 具体例を上げますと、家族とスーパーで買い物中 「これ安いね。買おうか。」などと話していると、いきなり見ず知らずの人が近寄ってきて「うっせーな!」と去りながら捨て台詞を吐いて行かれることが良くあります。 その際、決して大きな声で騒いで話しているわけではありません。むしろ、こういった事がよく起こるので声量はかなり小さくしています。 絡んでくる人の特徴は •母娘。娘が突っかかてくる。娘は母親にピッタリくっついている。 •母親の方は我関せず。知らないふり。 •娘の年齢層は10代〜30代と幅広い。 •見た目は異常者に見えない。 このような感じです。 対処法としては 逃げる。気づかないふりをする。が 取り入れやすい方法のようです。 実践している最中ですが、 余りに酷いとつい睨みつけてしまいます。 頭では 「こいつは異常者」「私が悪いわけじゃない」と言い聞かせつつも感情が落ち着きません。 正直なところ、外出も怖くなってしまいます。医療機関などには相談しています。 家族は私以外鈍感で、私が言うまで気付かなかったり こういった事を経験したことがなく理解者はいません。 僧侶の皆様の中で似たような経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか。 また、この逆エンパスについて見解を伺いたいです。 長文失礼しました。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 20
回答数回答 1

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