涙がとまりません。
母が亡くなってもうすぐ一年です。
良い思い出より、辛い思いでの方が大きかったと思います。
辛かった思い出を消すかのように、最期を看取るまでの2ヶ月は本当に私も、父も夫も兄も団結して、良い時間が過ごせたと思います。
後悔のないように精一杯、時間を共にしました。
いまは辛かったときのことは思い出しません。
辛いときのことがでてきそうになったら、にっこり微笑む母が出てきます。
にっこり微笑む母がでてきたら涙が止まりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母さんに感謝です。
おはぎさんのその思いをお察し申し上げます。
お母様との2ヶ月間は、ご家族一同の団結と絆、そしてその貴重な時間を作ってくれたお母様は素晴らしい方でしたね。
辛い思いでは、これからの人生においてプラスになるのでしょう。でも、それはあくまで記憶として残るだけで、その事を思い出した時に、悲しくなったり辛くなったり、悔しくなったりと感情が伴うことは、好ましいことではないのです。
これからは、もう感情は伴わないでと教えてくれているのが、お母様の笑顔なのです。そのことを、お母さまは教えてくれているのです。
そして、涙するたびに伴った感情は昇華されていきます。
次に同じようなことを思い出した時、なぜか心が意識が変わっていることに気づいてください。
それでいいのです。いつまでも辛い思いを引きずらないことが大切なのです。
お母さんありがとう。
優しさの種
それは最後にお母様が残してくれた優しさの種ですね。
あなたが頑張った3ヶ月の間に人として相手を思いやる慈愛の心が伝わったのでしょう。
お母様はきっと喜んで亡くなっていかれたと思います。お母様にとって沢山の慈悲を感じられた時間だったことでしょう。
亡くなってからお母様の身体は亡くなりました。しかし、いのちの働きは今もあります。あなたのそばで、あなたの中で近くで感じられるいのちの働きがあります。いつでも近くで見守ってくれているかのように思い出した時には手を合わせてください。
これからはお母様があなたに最後に残した優しさの種を人のために撒いてあげてください。さまざまな人にあなたの優しさの行為が届けば、それがまた種となりその方の優しさの行為となります。日々種まきです。伝わらない芽が出ないこともあります。しかし、それも当たり前。
良いこと沢山していきましょう。
一周忌でしょうか、供養もお忘れなく。
質問者からのお礼
邦元先生
優しさの種…本当にそうですね!
私はどちらかと言うと過去の辛い記憶が強かったです。
でも今は楽しいです。
夫とも仲良くできるようになったし、父や兄とも話せるようになったし、息子が良いときも悪いときもかわいいと思えるし。
これからは楽しい記憶をみんなで作っていきたいです。
今日、無事に一回忌がおわりました。
ホッとしています。
鈴木先生、
いつもコメントありがとうございます。
母との時間が充実して、私も満足でしたし、きっと母も満足してくれたのでしょう。
元々、母は料理上手な人でした。
母もいろんな苦しみがあり、子どものときはあまり料理を作ってくれませんでした。
大人になって、まだ元気なとき、たくさん美味しいご飯を作ってくれました。
お互いの理想が叶ったと思います。
これからはこんな嬉しいことをしてくれたなって思い出そうとおいます。
そして、家族と楽しく元気に過ごしていきたいです。