動物虐待や虐殺について
今この瞬間も日本や世界の至る所で動物たちが虐待や虐殺されているのに、何も出来ず、普通に生活しているのがすごくすごくやるせないです。
毎年6月21日から30日まで中国でユーリン祭というものが開催されていて、そこで犬肉にされる犬や猫たちが、生きたまま鉈などで四肢を切断されたり 火で炙られたり 鍋で茹でられたり 鈍器で何度も何度も殴られたりして虐殺されていることをSNSで知り、まさに今そのような非人道的極まりない最悪な行為が隣の国で行われていると思うと本当にずっと辛いです。
上記そのような事が行われていると分かっていても 自分はその子たちのために何もししてあげられなくて 祭りを廃止するための署名に賛同することぐらいしかできず本当にもどかしいです。
(中国の法律で禁止されていますが)食べることは百歩譲っていいとしてもわざわざ痛めつけて殺すということが本当に許せません。彼らがどれだけ苦しくて辛いことか…。
犬猫は食べちゃダメで牛豚鶏などは食べ物という考えな訳ではなく、屠殺の方法が残虐すぎてどう考えてもおかしいのでそこが納得できません。(牛豚鶏の屠殺方法が必ずしも一番いい方法かは分かりませんが…)
この中国の祭りに限らず、ペットの虐待や殺処分、家畜の虐待 などもとても心が痛いです。
なぜ全く罪のない動物たちがこのような目に遭わなければならないのでしょうか?できることなら変わってあげたい。
わたしにできることってなんでしょうか?
昨日からずっとこのことでモヤモヤしていて辛い気持ちです…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
良いことをしましょう
あなたは人の気持ちのわかるとてもお優しい方ですね。
動物だけでなく、人も同じような扱いにされていると聞きます。
とても同じ人間とは思えません。
私たちにできることは、そうした事を表にする事でしょう。誰もが疑問を持つことは知ってもらうことが何より大切ですよね。良い方向に導く菩提心のある人を増やすことだと思います。
人や動物を救いたいと思える人を増やすこと。
直接動くことはできなくても、こうしてあなたが相談をインターネットに載せること自体が誰かを救う行為でもあります。
良い行いをたくさんして、良い世の中にしていきたいですね。
供養・功徳
🪄🪄さま
動物、虫たち、または小さなウイルスたちも大事な同じ命を持つ者たちであります。
仏教ではどの命も平等であり、共に大切にしなければならないものであります。
例え人間に害ある生き物たちであっても。新型コロナウイルスもです。
もちろん、綺麗事だけでは私たちは生きてはいけません。
頂く命、やむなく奪わなければならない命があります。
ですから、感謝して頂く、供養することが大切となります。
そして、できるだけ奪わなくて済む命は奪わないようにしなければいけません。
みだりに生き物を殺めてはいけない。仏教における不殺生戒です。
そのような時代錯誤甚だしい文化であるならば正すように諭すことも大事となります。無くすような働きかけをするのは誠に有り難いことです。
また憐れみ、慈悲の思いをかけて頂けることは、仏教においても大事なことになります。
全ての者たち、一切衆生がやがて悟りへと至れるようにとして供養、功徳をして頂けましたらと存じます。
この関連のことにつきましては拙法話でも扱わせて頂いておりますのでご参照下さい。
拙法話「追善供養」
川口英俊 合掌