大学の部活を辞めるかどうか
初めて質問させていただきます。
現在大学2年で剣道部に入っています。高校時代には少し大きな大会に出場し、尊敬する先輩の後を追って現在の大学に入学し、剣道部に入部しました。
ですが、一年生の時はコロナ禍で大会が開催されず、その先輩は引退してしまいました。現在は活動を再開し、三週間後に試合を控えていますが、部内戦で、実力や実績的には五分かそれ以上にも関わらず、2戦2敗したので正直メンバーには入れないと思います。取られた一本も納得できるものではなく、正直尊敬している先輩と去年試合に出られなかった事、高校時代からのギャップ、そして負けたのに自分のせいではなく他人のせいにしている自分に失望し、もう伸びる気がしないです。
心が弱いからこのような考えになるのであって、剣道部のために何かすれば自分の中で心境が変わるかもしれないと思い、稽古日は道場に2〜3時間前に集合し一人で清掃を行っています(清掃をするのは当たり前ですが、大勢で集まれないため清掃が行き届いていないのでやっています)。
他の部員からは偉いと言われますが、これもただの自己満足になっているだけで、この先続けても考えが変わる気がしないと思っています。
私は我が強いので、自分がメンバーに入らずに、同期や後輩が選手になっていたら応援できる気がしません。
今は二年生の主将をやっていますが、まだ二年生になったばかりなので私が辞めてもすぐに代わりが設置できると思うので、剣道は早めに諦めて退部し、資格試験等にエネルギーを割いた方がいいのではないかと考えています。
とても身勝手で自分本位な意見ですが、以上の考えを聞いてどのように考えられるか、第三者の意見がいただきたいです。
拙い文章で申し訳ありませんが、ご回答いただけると幸いです。よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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辛い時が、伸びる時
こんにちは。
私も、剣道部出身です。
レギュラー争いの気持ちはわかるつもりです。
あなたは、ご自身を省みてこう述べています。
「我が強いので、自分がメンバーに入らずに、同期や後輩が選手になっていたら応援できる気がしません」と。私は、負けん気が強いそのままでいいと思います。剣道は、己との闘いという面もありますが、やはり相手に勝ちたいという面も大切です。
サッカーや野球などと違い、団体戦であっても基本的に一対一ですから、どこまでも自分ひとりが背負って立つ気概がないと試合には勝てません。「我が強い」のは結構なことであって、メンバー入りしなかったとしてもその心に蓋をする必要はないと思います。俺がやって、俺が勝つ、その気持ちのままで良いのです。
あなたは、「負けたのに自分のせいではなく他人のせいにしている自分に失望し、もう伸びる気がしない」と書いています。いや、伸びないと感じている時こそ、伸びる前段階です。また、「他人のせいにしている」ことに気がついていることこそ、「他人のせい」にしない自分になっていく好機です。
私は高校時代、剣道顧問のあまりの稽古の激しさについていけず、先生と直接対決しないように避けていました。しかし、レギュラーなのにいつまでも先生を避け続けられるはずもなく、先生に呼ばれて30分以上隙きなく打ち続けるという地獄のような稽古を受けました。体力が切れてぶっ倒れそうになり、もうダメだとへたり込みそうになった時、先生はこう言ってくれました。「いいか、辛い時が伸びる時だ、打って来い!」と。不思議と心の底から元気が出て、発奮して先生にぶつかっていった思い出があります。
仲間のことを思いやれない自分を内省することがあってもいい。
違う道を選んだほうがいいと、挫けそうになる時があってもいい。
でも、剣道はあなたにとって既に人生の、学生生活の背骨になっているのではないですか。背骨を失えば立てません。だから、これまでのあなた通りで背骨を強くし続ければ良いのです。辛い時が伸びる時、なのだから。
辞めても構わないと思いますが、
質問者からのお礼
悠水様
多分このように背中を押してくれる言葉を待っていたと思います。
今の状態から、何か変化が起きるまでまっと稽古に励みたいと思います。
ありがとうございました。