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旦那が過去に好きだった人

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有り難し有り難し 35

はじめまして。
結婚相談所で活動し、2021年3月に結婚したばかりの新婚です。
旦那とは毎日仲良く楽しく暮らしており、本当に幸せです。

ただ、旦那が共有で使用させてくれているPCのデスクトップにあった旦那の日記を見てしまってから憂鬱な日々が続いています。
その日記には感情的なことは書いておらず、どこで何をしたかを端的に書いたものだったのですが、その中で過去に結婚相談所で真剣交際をした人がいたと書いてあるのをみてしまいました。

結婚相談所ではまず複数人とお付き合いをする仮交際を経て、その中で結婚を前提にお付き合いする方を1人選び一対一の交際をする真剣交際という段階へ進みます。真剣交際後、うまくいけば結婚します。

旦那と真剣交際中に過去に真剣交際した人はいるかとききましたが、いないと答えたのでそれを信じていました。でも、実際は1人真剣交際をした人がいました。

旦那に聞くと、その人とは旦那の片想いで、異性として見られないと言われ交際が終了したとのことでした。

今は私のことを愛しているし、過去の真剣交際の人のことは初めは好きだったがだんだん違うと思ったし、私に対する好きの度合いとは全然違うと言ってくれます。

それでも、もし、その相手が旦那のことを受け入れたら、旦那はその人と結婚したいと思っていたと言う事実を受け入れられず苦しいです。

また、旦那は33歳なのですがこれまで異性との交際経験がありません。ただ私は3人とお付き合いしたことがあります。それなのに、旦那の真剣交際の相手が気になって仕方がありません。
本当に私で良かったのかとか悩んでしまいます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

変わらない過去より、変化する未来を大切にしてください

質問読ませていただきました。

見たくない過去を見てしまったとき、色々とイヤな想像をしたりしますよね。ネガティブな考えに押しつぶされそうになったりもするでしょう。心中お察しいたします。

さて、人の人生の可能性は無眼にあります。仏教的には、命というのは現在限りのものではなく、過去世、現世、来世があります。
そして、過去世の行いが因(原因)となり、それに現世での様々な縁(出来事)が触れあって色々な形として自分の身の周りに発生するのです。また、現世での行いが来世への因となる・・・という風に連綿と続いていくのです。

つまり、今回はたまたまご主人の日記を見て、結婚相談所の女性と結婚する可能性があったことを認識したわけですが、ご主人の人生の何か一つが変わっていたら、その他の知らない女性と結婚する可能性も充分にあったのです。
たとえば、学生時代に電車を一本乗り遅れたら、他の女性と運命的な出会いをした可能性もあります。女性の落としたハンカチを拾ったら、その女性と燃えるような恋をした可能性だってあったわけです。
そんな無数の可能性の中で色々な縁が重なり合って、あげぱんさんと結ばれた。そんなに大好きで幸せになれる相手と結婚できたことは奇跡とも言えるでしょう。そして、良くも悪くも過去は変えることは出来ません。ご主人と結婚したという奇跡は変わることはないのです。

ところで、結婚というのは終着点ではなく、始まりに過ぎません。これからどのような縁を結ぶかで、二人の夫婦生活の未来はいかようにも変化します。それなら、変わらない過去を嘆いたり疑心暗鬼になるより、変化する未来をより良いものにするために骨を折ってみてはいかがでしょうか?その方が建設的ですし、お互いのためになるでしょう。
その努力を重ねる中で、ご主人の心からの愛情を感じられるときが必ず来るでしょう。

そして、年をとったときに、お互いに笑い合って「あなたと共に歩めて幸せだ」と言えるような素晴らしい関係を築いていってください。

何か少しでも参考にしてみてくださいね。

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人生に「もしも」は無いのです。

拝読させていただきました。

人を好きになる感情には様々な縁起なる過程があって変化していきます。

・好き
・愛してる
・友達として好き
・恋人として好き

色々ですが、以前に真剣になったことのある恋愛があったからこそ、人を好きになることに甚深されていくものですよね。

以前に好きにならなかったら、あげぱんさんとは結婚に至っていないかも知れないということです。

日記を見てしまったことは変えれないですが、過去の旦那の心を覗いてしまったことで、現実(今)に あげぱんさんが置き換えてしまうことで辛苦が生じてしまっていると感じます。

辛い心情から不安になることもあります。それは誰しも起こる感情です。免疫がある人は乗り越え方を知っているものですが、やはり辛いものです。しかし、タイトルで記しました「もしも」ということは無いのです。

「過去にそんな恋愛してたことがあったんだね」と、それぐらいで妻ですので構えてやってください。
今は無理でも、時間だけが癒やしてくれることもあります。

相手により、恋愛の仕方も変わるものです。「わたしにはそんな好きな感じにはみえない」「わたしにはそんな、、、」色々ですが、相手によったり、そのときの年齢、そのときの心情、そのときの経験など含めて色々です。

「疑」というものは仏教では、修行や瞑想に入る段階では省かないといけないものであり、信じることは一度見てしまったことで不安との葛藤ですが、旦那さんは過去の経験があったからこそ、あげぱんさんを選んだことは確かなのですよ。

合掌

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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
何度も読み返しました。

あれから数日経ちますが、少しずつ気持ちの整理ができてきたところです。
旦那さんにも直接このことを相談していて、「(前の真剣交際の人とのことは)取るに足りないことだし、深い関係ではなかった」「私への気持ちの方が大きい、私と結婚して良かった」などと言ってくれます。
今の旦那さんの気持ちを疑うつもりはありません。信じていますしとても嬉しいです。
でも、過去に真剣交際をして結婚を考えていたという事実が許せないというか、悔しいというか、なんだかよく分からずモヤモヤしています。
彼は誰かと付き合ったのは私が初めてで、こんな気持ちになったのも私が初めてだと言ってくれていました。過去の真剣交際の人とは相思相愛ではなかったので付き合ったと言える関係性ではなかったから数に入れていなかったそうです。
初めてと言われて、嫉妬深い私はとても嬉しかったのですが、そうじゃない事実を知って落胆しているのかもしれません。
早く立ち直って以前のように彼のことだけを考えて楽しく暮らしたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ