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空回りして嫌われてしまう

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有り難し有り難し 14

とある人にしつこくしすぎて嫌われてしまったかもしれません。
ネットでの友人だったのですが、自分が失言をしてしまって相手を怒らせてしまいました。
すぐに謝ったのですが、謝りすぎてかえってギクシャクしてしまいました。

また、今日どうしても相手が怒っているのか分からなくて更に話しかけてもいいか確認してしまいました。その人からは無視されてたわけでもなかったのに…
返信は来ません。やはり面倒だと思わせてしまったのでしょうか…

ただ、どう思っているのか分からない人で、私との会話のログを消してしまうので嫌いなのかと思って距離を置いていたら普通に話しかけてきたりよくわからないです…

この前は乗り気だったのに連絡したら返事が素っ気ないということもあります。そのため確認したかったというのが本音です。去りたいのであれば引き止める意思はなく、単に相手はどう思っていて今後どう接したらいいかを知りたかっただけなのですが…

ただ正直なところ、自分は他人の意図が読みづらくコミュニケーションがかなり苦手なこともあり、さらに意図が分からなくてしんどいというのも本音です。
寝ても醒めてもその人のことを怒っているのか考えてしまい不安定になるし睡眠不足になっています。どうしたらよいのでしょうか…

いっそ関係を切った方が楽かなと考えてしまうということは合わないのでしょうか?
私の家は障害を持つ兄がおり、自身も持病でしんどい時が多く、正直こんなことしてる場合ではないと思います。
すごく恩がある人なのですがここまで関係が拗れてしまうと修復は不可能でしょうか?

自分としてはどっちでもいいです。相手が嫌というなら関係を切りますし、別に気にしていないというなら前のように続けようかなと思っていますが返信がないのでどっちにもできません…こうなってしまった場合どうしたらいいのでしょうか?
発端は自分なのは分かっていますがどう思っているのかだけでも知りたいのですが難しいでしょうか…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人にはそれぞれ速度があります。

 ゆずラムネさん、snsをしていると色々不安がありますね。ご自愛下さい。
 私からの回答は心配し過ぎかなぁ?と思います。snsをしているとすぐに返信が来る人。いいね!👍️しかしない人。翌日に返信する人。数日後に返信する人。催促して忘れていたと言われて、書き込む人。全く無視して会ったとき報告する人。正しく多様性ですね。snsやインターネットは自分のペースで皆しているようです。だから、相手の気遣いは二の次かもしれません。普段の生活で人と会うときは色々気遣いするのだから、インターネットするときはストレス無く自分のペースで本音の近い形でしないとどこもかしこも息が抜けません。このハスノハでも本音で相談し、本音で回答するから長く続いていると思います。
 以上のことからあなたは見えない相手のことを想像する時間が勿体無いと私は思います。自分のために使う時間にしましょう。脚下照顧。あなたの足元は見えてますか?
 

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おきもち

目指せ!となりのお坊さん あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのではありません あなたの悩みを解決するお手伝いを私がするのです ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
ここだけの話し  どんな些細な質問でも回答します! ・私の目指す僧侶は一休さんのようなちょい悪坊主です。時には常識にとらわれずとんでもないことを言いますが、しっかり受け止めて下さい。私もしっかりとあなたの質問を受け止めたいと思います。 ・先ずは30分からで、システムに慣れたら時間を延ばしたいと思います。

やはらかなる「ぼぉる」を投げる、手渡す。そふとに。

球技にもサッカー、バスケ、バレー、様々なものがありますが、どれも暴投ではラリーやパスのやりとりが続きません。友人関係は競い合いではありませんから、自分だけ暴投や剛速球を投げてしまえば相手はキャッチも返すこともできないもんですね。
こちらは良かれと思っても相手にとっては受け取りづらかったらそれまで。
あなたにとって大切なことは過敏症になるよりも、失うことや損なわれることの本質に向き合うことです。
何かを失うことを恐れているところはありませんか?
過剰に失いを恐れるよりも、その失いという感覚や心理に向き合う。
そっちを恐れるよりも、お互いの今後のより良い獲得感覚。共有。シェア。価値観の共有。適度な損ないも損得もない「尊徳」の関係。家族も友人もおなじです。
互いのリスペクトや敬いのボールの手渡し合いが継続されなければつかれちゃいますよ。
得失、損得の心を離れるには事実だけを見る。
現実にはそういうことが起こった。起こっただけ。
ところが損ないの心理というものはそこに心理的なトッピングをする。
あれは失敗だった。
あれがいけなかった。
あんなことしなければよかった。
相手はきっとこう思っているに違いない。
アリもしない心理的なトッピングをするのです。
心が自分を傷つけていたと気づきましょう。
風邪を引いただけなのに、コロナに違いないと過剰に不安がるようなものです。
その要らぬ負の心理的トッピングがあなたを傷つけていると知ることからです。
心底心を不動にしたければ坐禅や禅定をまなぶことです。
自分がこの心という一番厄介なものと一生関わっていかなければならんのに、世の人はあなたも含め相手や他人を問題にしているからです。その相手や他人を気にするベースはどこにあるのか。それはあなた自身。人生というドライブで自分の車のタイヤがパンクしているのに友人に助手席に乗ってもらって、その友人が不快になってしまったとしたら「ああ、不快にさせてしまったことは悪かったなぁ」と嘆く前に自分の車のタイヤのパンクや不具合を修理することのほうが優先順位は高いはずです。
毎日パートナーに焦げたものを提供してウンザリしているとしたら、ごめんなさいと言って謝って翌日もまた焦げたものを出すよりは、きちんと調理を学ぶことの方が真の反省であり大切なことでしょう。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ありがとうございます。相手からは返信はありませんが、よくよく考えると家族からのちょっとした嫌がらせがあり、それで極度にネガティブになっていたのだと思います。元々それほど反応を気にするタイプではないので…
1度snsをやめて家族の問題に対処したいと思います。ありがとうございました。

返事があり、自分がコミュニケーションが不得意で本当に悪気はなく、またそのことで焦ってしまった旨を告げたところ納得してくれた様子でした。
相手にも事情があったようで勝手に思い込んで申し訳なかったと思います。

自分は悪意はないのですが思ったことを告げて友達などを怒らせて関係を破綻させてきたので、逆に気にしすぎてしまうところがあります。
今回の件で自分が悪いと思うと誤解を解こうと相手のことを考えず接してしまう面があると感じました。
確かに返事するかしないか、ペースなどもそれぞれですよね。自分が比較的返事をする、すぐに見るからといって相手も見るだろうという判断は間違っていました。
今後はそれぞれ違うのだということを踏まえて急かすようなことはしないよう気をつけたいと思います。
教えて下さりありがとうございました。

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