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自分の将来についての不安

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

こんにちは。就職活動中の20代です。

世の中の辛い人たちに比べるととても甘ったれた悩みだと思いますが、だからこそ誰にも言うことができません。一度客観的なご意見をいただきたいと思い投稿します。
厳しいご意見でもいいのでなにか言葉を頂けると幸いです。

私はこれまで、何一つ不自由のない生活を送らせてもらいました。友人や家族にも恵まれていると思います。
しかし、自分はその環境に甘えてきたというのもあり、またもともとの性格もあり、自分のことが嫌いです。心の底では自分のことが可愛くて仕方のない、単なるクズだということは頭では理解しているつもりです。それでも努力をしようとしない自分に呆れ、自己嫌悪に陥ります。それと同時に将来失敗することへの不安が襲ってきます。人間関係も社会生活も、一生この自分で、一生色々なことに気を張って生きていくのかと思うと、もう人生を終えたいなと漠然と思ってしまいます。

とくに能力や夢があるわけでもないため、企業に就活するのが一番必要なことだと思って就職活動をしています。しかし、漠然と消えてしまいたいと思っているので将来のビジョンも見えず、就職活動にすら力を注ぐことができずにいます。

人生を終えたいと思ってしまう自分は、これからどう頑張っていけばいいのでしょうか。書いていて自分でも不快になるほど甘えた考えだと思います。これを読んで不快に思われた方がいたら申し訳ないです。

どのように自分を奮い立たせ、自信を持ち頑張っていけば良いのでしょうか。なにかご意見をいただけますと幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

先を見るのではなく、今できることを全力で!

質問読ませていただきました。

自分の将来への不安、そして頑張れない自分に心悩まされているのですね。心中お察しいたします。

さて、生きるのが辛いから死んで楽になりたい、と思っている自分がいるのでしょうか。
まず、大きな勘違いがあります。死ぬことでは楽になりません。ひょっとしたら生きるより辛い結果になることだってあるのです。
死の間際には、痛みや苦しみや迷いや後悔といったものがついて回ります。それはどのように生きたかによって、如実に表れるのです。それに引っ張られて、次の命を受けます。人間に生まれ変われればまだ良いですが、もっと辛い境界に生まれ変わる可能性だって充分にあるのです。
今の命を一生懸命に生きれれば、命を終える際の後悔や迷いといったものも大きく減るでしょう。出来れば仏教の教えでも学べば、死というものに十分に備えることができると思います。

ですから、「死ぬことで楽になるわけではない!」ということだけは、しっかりと心に刻んでください!

その上で、これからどう生きるかです。
名前さんは、今まで何不自由なくやってこられたが故に、将来の不安や失敗への恐れがあるのでしょう。
ただ、将来のことは誰にもわかりません。わからないからこそ、みんな不安なんです。それでも手探りで進むしかありません。今を一生懸命に頑張り、できることに全力で取り組むのです。
やっている時は自覚できないでしょうが、その積み重ねが自分の道となり、自信となり、幸せへと続いていくのです。

自分のことが嫌いとのことですが、1つずつでいいから直してみませんか?ほんの少しの変化でも良いんです。それが新たな自分を作り出していきます。嫌いな自分が、少し嫌いな自分になり、嫌いじゃない自分になり、好きな自分へと変化していきます。
もちろん、それには時間がかかるでしょう。自分の嫌いな部分を1つずつ変化させるという、地道な積み重ねが必要です。しかし、焦ったところですぐに結果が得られるものなんてほとんどないんです。

自分の先を見て悲観するのではなく、今できることにまずは全力で取り組んでみることが大切ですよ。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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質問者からのお礼

藤川誠海様

このような自暴自棄な質問に対しても優しく誠実にご回答くださり、感謝いたします。ありがとうございます。
お礼のコメントが大変遅くなってしまい、申し訳なく感じております。

このコメントをいただいてから、死が楽なものであるという認識を改めました。
そして、それまで何もやる気を持たずにいた自堕落な生活習慣を改め、今はできることを少しずつやろうと、以前に比べて前向きな気持ちでいられています。

このような甘えた悩みに対しても温かいお言葉をかけていただけたこと、本当に感謝しております。
前向きに頑張っていこうと思います。
本当にありがとうございました。

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