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自殺か虐待父の家に帰るか決められません

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去年の春の終わりから今日まで、父のDVや虐待から母と逃げてきています。
婚姻費用の調停など進めていますが、お金が全く入らず、母はうつ症状を我慢しつつ契約社員で働き、私は大学に入学後バイトを増やして生活していました。
しかし、母の職場で母に対するいじめや、上司から母を貶める嘘を面談で話されたり、先輩にどつかれたりしたことから、もともとぜんそくなどで体がぼろぼろの中頑張っていた心の糸がプツンと切れたように、毎日自殺の練習や人生すべてが面倒くさいという話を1日中私にするようになりました。

ここ数カ月間は、母は自分の枕元に自殺専用のロープを置いて寝ています。
そして、お金がなく通院もできていない中で、先日上司から、母に対し、母がやってもないことを責め立て、仕事を辞めるように怒鳴ってきました。
その上司や先輩はもともと他の社員にも嘘をつくことが多く、今回も例にもれず嘘をつきつつ相手を追い詰めようとしていました。
母はそのことでショックを受け、もともと考えていた自殺やDV父のもとに帰ることを決心したと伝えてきました。

そこで、私が「自殺をするか」それとも「DV父の家に帰るか」を選ぶように言われてしまい、どちらを選べばいいのかわからずこちらにご相談させていただきました。自殺をするにも20歳の私に勇気は出ませんし、DV父の家に帰るのは、元気になってきた今だからこそ恐怖で動悸が止まりません。

母の転職についても、50代での転職は殆どが低賃金・肉体労働が多く持病の多い母には難しいものばかりで望み薄です。私が大学を休学したり辞めるのは母として嫌みたいです。(生活保護なども拒否でした。)

今も母は私の後ろで「完全自殺マニュアル」を熱心に読んでいます。
私はどうすればいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

命を守る事が最も大切。保護を求めて下さい。

相談拝見しました。相談文を読んで涙が出てきました。本当に苦しい中頑張ってこられました。今貴方は緊急事態にあると思います。
貴方の置かれた環境は厳しいもので、お母さんがあなたに頼ってしまうのもわかる。でも本当は、親は子供に「自殺するか決めろ」などと言ってはいけないのです。貴方も分かっていると思いますが、それ自体が虐待であり貴方は今あってはならない状況にあると考えます。
本来、福祉の観点から言えばあなたはすぐに保護されなければならない。例え大学生でもです。厳しいことを言いますが、貴方はお母さんを置いてでも、今まず自分を守らなければならない。本当に辛い選択かもしれないけれども、あなた一人でも逃げなければならない。なぜなら、大人は自分の選んだことの責任を自分で負わなければならない。でも、子供が親の事で犠牲になるなんてあってはならないのです。客観的に見て感じるのは、今お母さんは追い詰められて、病的な状態になっています。貴方に聞かせてはならない事を言ってしまっている。ここに居たらあなたがダメになってしまう。それは防がなければなりませんし、まだ間に合うのです。貴方はダメになる前に逃げなければなりません。
そこでまず①お父さんの所に帰ってはいけない。今のお母さんの状態で父の所に戻れば、どんな目にあうか分かりません。
②お母さんの状態はすでに病的な状況です。このままでは貴方達2人が共倒れしてしまいます。市役所、役場や、精神保健福祉センターに相談し、助けを求めて下さい。貴方たち二人が何とか生きていく手立てを一緒に考えてくれます。本来警察に駆け込んでもいいレベルだと思います
③あなたは大学生と言えまだ10代です。お母さんを助けることは今は置いておいてもいい。②を無視してもいいから自分だけでも保護を求めて下さい。以下に示す相談窓口に助けを求めて下さい

死んではダメです。あなたはまだ若い、絶対に人生何とかなる。あなたはこれから自分の人生を作っていけます。もし、今日何か大変なことがありそうだったら警察に保護を求めて下さい。

精神保健福祉センターhttps://www.zmhwc.jp/centerlist.html
https://tinyurl.com/54fynx4j
ミークス:10代の相談先一覧:https://me-x.jp/
10代人権110番: 0120-007-110

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浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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速やかに相談して救済を受けましょう

拝読させて頂きました。
あなたもお母様も今大変な状態に置かれていることを読ませて頂きました。
あなたもお母様の命も大切です。あなたもお母様も先ず安心して毎日をご生活できるように直ぐに地元の法務局や自治体の相談窓口に相談して救済を受けて下さい。
また電話でも相談を受けられます。
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/index.html
また安心して生活する為に必要ならば生活する場所もサポートしてもらいましょう、女性支援団体が運営するシェルター施設もあります。そうしたところで保護を受けてもいいと思います。
お母様の勤務先でのパワハラについても相談をしましょう。
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
沢山の方々からの救済やサポートやアドバイスを受けて先ずはあなたとお母様が安心して生活することを優先なさって下さい。
そして追い込まれて疲れ果てた心も体も先ずゆっくり休めて回復させて下さい。
それから考えることでも遅くはないのです。
あなたにもお母様にもこれからの未来があります。安心して生活なさり、あなたがこれから沢山のことを学んでいく機会や出会いにも恵まれていくのです。
あなたとお母様が先ずは安心して毎日生きることができるようにと心から祈っています。またぜひあなたの状態やお気持ちをお聞かせ下さい。
お母様にも宜しければここハスノハを見て頂きご相談なさって下さいますようお伝え下さいね。
あなたとお母様を心より応援してます。そしてお待ちしてますね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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