庚申請のさいに守らなくてはいけない事
庚申請のさいに守らなくてはいけないことはなんですか。
庚申請が終わったらどんなお礼をしたらいいですか。
永く統合失調症でしたが、庚申の日だということらしいです。 精神病は楽になり、世間の皆様が教師となって頂いております。 生活保護受給しております。 質問したいことは庚申の日、守らなくてはいけないことはなんですか。 何か慣わしはありますか。 私の生まれは丙辰です。 私のいう庚申請とは、三尺三寸の虫が悪事を天帝に訴え、日々悩ませるということです。 精神科には通院しており、薬をきちんと飲んでおります。 たっくん、と仰る、子供の霊が指導して下さり子供達の霊、 鳥の声などがし休んでいると辛いです。 ご先祖と思われる霊が降りてきます。 私に庚申塔を建てるお金の余裕はありません。 仮神棚、仮仏壇に、お菓子等をおささげしてお礼をしております。 陰膳をおささげしております。 最近楽になり、近所のゴミ拾い、コンビニの募金箱にお金を入れたり、もやもやしたら行水をしてます。 歯医者が終わったら三ヶ月程、近所の大山へ神様の声を聴きに行きます。 以前、ハスノハのお坊様にご迷惑をおかけしました。 ごめんなさい。 ありがとうございます。
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善悪が寿命に影響する事はありません
「庚申」は60ある「干支(えと)」のひとつです。
こよみなどを見ると、毎日の日付とともに、「きのえね」とか「みずのとうし」などと書かれているものがあります。これが「干支」です。
年、日などに、この60パターンの「干支」を当てはめてあります。
「庚申(こうしん)信仰」は、中国の道教で説く三尸(さんし)説を母体としています。「庚申=かのえさる」の夜、人の体内に住む「三尸」という虫が、その人が熟睡している間に、天に上って、天帝に善悪の報告をするそうです。大きな罪は300日、小さな罪は3日いのちが奪われる、とされます。
庚申の日ごとに常に徹夜をしていれば、三尸は天に上って人の罪過を告げることができない。だから庚申の晩に身をつつしんで夜明かしをすれば、早死にを免れて長生きをすることができる、と考えられた信仰です。
平安から室町時代までは、徹夜の時間つぶしに詩歌管弦をはじめとする種々の遊びをしたが、室町中期より、青面金剛など崇拝対象の前で勤行をするように変わった。このような行事を行うことを「庚申待(こうしんまち)」といいます。
行事の主体が16世紀には、農民や町衆などにひろがっており、やがてこうした行事を行うグループが「庚申講」と呼ばれるようになります。
過去に問答がありましたのでご覧ください。
https://hasunoha.jp/questions/52997
「庚申信仰」は民間信仰であり、本当に体にそのような虫がいるわけでもないですし、善悪が寿命に影響するものではありません。しかし、私たちは常に、良い事を進んでして悪いことができない生活を送らなければなりません。それが大前提です。
それを大前提に庚申の日の過ごし方についてお話ししますと、上記説明に「庚申の晩に身をつつしんで」とありますので、一晩、心が乱れるような行いをせず、静かに過ごす事だと思います。「夜明かしをする」とありますが、徹夜は体に悪いですからね、無理をせずに。12時で日付も変わりますので12時になったら眠ってしまえばいいと思いますよ。
終わった後については、特に決まりはありませんが、静岡県のある地域では「ナム、ボンゼン、タイシャク、コンゴウドウシ」と100回唱える習俗があるようです。それ以上に大切な事は、以後良い事を進んでして悪いことができない生活を心がけることだと思います。
質問者からのお礼
大切なお言葉をお聞きして誠に感謝しております。
永く統合失調症失調症でしたが、
寛解に近いです。
誠にありがとうございます。
これからは、良い心がけで良い行いをし、社会復帰に身を尽くします。
本当にありがとうございます。