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家族葬にしたいんですが…

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有り難し有り難し 16

母を亡くしました。
こじんまりと葬儀を行いましたが、その際にとても嫌な思いをしました。
母方の親族の、非常識な発言・振る舞いの数々…
正直、母の死を悼む気持ちは無いように思いました。
悲しみより、怒りの気持ちが勝る葬儀でした。

私も夫も、兄夫婦も母の親族が大嫌いになりました。(元々 合いませんでしたが、決定的になりました。)

父はまだ元気ですが、いずれはその時が来ます。
血の繋がった母の葬儀ですら、あの振る舞いだった親族達です。
また同じことが繰り返されると思うと、私達と兄夫婦だけで見送りたいな…と思っています。

父は親戚付き合いを大事にしてきたので、そんなことは許さないと思います。
父の意思が第一なのだと理解していますが…。
父は、親族の酷い行動の一部しか知らず、それさえも忘れているのか、許容しているのか、私達・兄夫婦が母方親族を嫌うことが理解できないようです。

誰のため、なんのために葬儀を行うのか…。
私達が嫌な思いをしても、父の最後のために嫌いな親族にも参列してもらうべきなのでしょうか…。
不躾な質問で申し訳ありませんが、ご意見を頂けたら幸いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

御葬式は、亡くなった方を悼む者のための儀式です。

そういうお気持ちの無い方々は
参列の資格はありません。

どなたを招くのかは
最後はご遺族の意志です。
そのような状況であれば
家族葬でも良いと思います。

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おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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あなたのお気持ち心よりお察しします

拝読させて頂きました。
大切なお母様がお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。あなたがお母様のお葬儀の際にお母様の親戚の方から大変ひどい態度や言動があり本当に辛い思いをなさったことを読ませて頂きました。その言動の詳細な内容は定かではありませんけれどもあなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたもご家族の皆さんもその親戚の方々の言動に怒り心頭なのですよね。それによりお母様がお亡くなりになられた悲しみやさみしさや送るお気持ちもかき消されてしまいそうになっておられるのでしょうか。
私もたまにお葬儀に際して心ない親戚の方々の言動を目にすることがあります。
ただの義理でわざわざ来てやったということを平気で発言する方々を見受けたこともありますし、財産目当てですぐにお金の話しをする方々もおられました。
そのような方々にも先ずはお亡くなりになられた方を心を込めてご供養なさって頂きます様にとお伝えさせて頂きます。それでもわきまえずに自分勝手な言動をなさる場合には他の親族や葬儀社のご担当者から注意をして頂きます。ただ本人達は心は変わらずですからね。
本来ならばお亡くなりになられた方を遺族親戚以外にもご縁のあった方々に心を込めてご供養なさって頂きお送り頂きたいと思います。ですからできる限り家族だけの葬儀はお控え頂きたいとは思いますので、ご縁ある方々にも一般参列者としてご参加なさって頂きたいです。
その状況によっても変わってくるかとは思いますけれどもどうしてもやむを得ない場合には家族のみのご葬儀になることは否めません。ただやはり本当にそのように限られた家族のみでご縁ある一般の方々を排除までして良いのかどうかはよくよくお考えなさることは必要かと思います。
そして改めて菩提寺様の御住職、御導師様とよくご相談なさることと思います。
本当に大切な方をどうお送りなさることが良いのか?ゆっくりとご検討なさって下さい。
お母様が心安らかになります様にと切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お母様は必ず仏様がお導き下さり、一切の迷いや苦しみや怒りや憎しみからも救われて解放されていくでしょう、そしてご先祖様方に優しく迎えられて心清く円満に安らかにご成仏なさっていかれることでしょう。そしてこれからもずっとあなたや皆様を優しく見守り続けて下さいます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。
『個人が特定されるような~』の規約に則り、親族の振る舞いの詳細がお伝えできず 申し訳ありません。
貴方が仰った例に近いものもありました。

母の時のような こじんまりとした葬儀でさえ、地域の年長者からは非難されました。
この地にこれからも住むものとしては、郷にいるべきなのか…
父に考えを聞ければ良いのですが、気難しく 聞けそうにありません。
元気なうちからこんなことを考えても…とも思うのですが、その日はいつ来るか分かりませんからね…。
私1人で結論が出る話ではないですが、どのような形になろうとも穏やかに見送れたらと思います。
この度は、お話を聞いて頂き 本当にありがとうございました。

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