就活に対しての愚痴と心に余裕を持つ方法
今回は、就職活動に対する愚痴と心に余裕を持つ方法を教えて頂く質問させて頂きました。
私は現在就職活動中です。就職活動をしていく中で採用担当者に苛立ちを覚えた出来事を以下に書くので、読んで頂けますと幸いです。
・面接前に、散々私を褒めて持ち上げといて容赦なく落とす
・面接に10分遅れてきた挙句、早く終わらせたいという魂胆が見え見えで、実際10分程度で面接が終わる(就活生は1分でも遅れたらアウトなのに)
・父の職業や私の恋人の有無を根掘り葉掘り聞いといて落とす
・私は北海道に住んでいるのですが、お金をかけて東京まで面接に行ったのに届いたのはコピペしたであろうお祈りメール
など、色々あります。社会人になったらきっとこれより理不尽な目に合わされるんですよね。ただでさえ、できれば働きたくなんかないのに嫌になります。笑 一応内定はあるのですが、そこは私のやりたいことは全くできないどころか適性でないとおもってます。希望する職種のために、就職活動を引き続き頑張っているのですがなかなか上手くいかず、焦りと無力感があります。そのおかげで、人と話すことが億劫になったり、友人に返信することが出来なくなってしまいました。友人が減りそうで怖い。
落とされた会社を思い、「あそこで働いている人より私は劣っている人間なんだ」と思うようになりました。春から内定先で働くことを思うと憂鬱なのでもう少し頑張りたいと思っています。もっと心に余裕が欲しいです。そのためには就職活動に対してポジティブに考える必要があると思っています。お坊さんが私の立場だったら、この悩みをどのように捉え、頑張っていきますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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空海も悩み涙を流した
うさぎさん、はじめまして。質問を拝読しました。
うさぎさんは就職活動中で、面接にあたり理不尽な扱いを受けて嫌になったのですね。きっと私でも嫌になりそうです。
採用における面接官は会社の顔だと思っていいと思います。
採用担当者は会社の命運を背負って採用活動に従事しているので、自社にあった優秀な人材を採りたいと考えていることが普通です。しかし、就活生に対してぞんざいな態度を平気で取るような採用担当者がいる会社は、うさぎさんが感じた通りでしょう。
空海も人生の岐路に立ったとき、悩み苦しんだと回顧しています。
大学を卒業すれば中央官僚の道が開けていた(現在の東大のようなところに合格し勉学に励んでいた)にもかかわらず、仏道に専念したいと大学を中退します。
何の保証もなく山岳修行に励んでいるとき、空海は人生の岐路で悩み涙を流したと書き記しています。偉人として知られる空海ですら将来に心の余裕を持てなくなり涙を流しています。うさぎさんが心に余裕を持てないのも当然です。
空海は信念を貫き通して日本に真言宗を打ち立てる偉業を歴史に残しました。うさぎさんも信念を貫き通してよき就職先と御縁があることを祈念しております。
合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。教科書にも載るほどの偉人が、私と境遇が似ている形で悩んでいることを知り、少し安心出来ました。どうしても叶えたい夢がありますので、理不尽な仕打ちにも耐え、頑張っていきます。改めてありがとうございました。