大切な人が亡くなるのが怖いです。
私には68際の祖母がいます。小さい頃からたくさん面倒を見てくれて可愛がってもらいました。
祖母はボケないようにと脳トレやパズル系の本を買い問題を解いているのですが、最近、何日か前に言ったことを忘れてまた聞いてきたり、言った覚えのないことを言ってきたりして、認知症なりかけなのでは?と心配です。
それと同時に、認知症で私の事を忘れてしまうのではないかと言う不安もあります。
また、家族や親戚のお葬式を幼い頃から10回ほど経験し、死という現実を見てきました。
人はいつか死ぬことはわかっています。
今もまだ病気などもなく元気でいてくれます。
でも、いつか大切な人がいなくなる恐怖、不安が消えません。
自分が死ぬことよりも怖いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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誰でも避けられないことですが、意識することも重要です。
たぁたさんのお悩みお察し申し上げます。
そうですね。特に親しい人の「死」を意識することは、とても不安でやりきれない思いが巡ってきます。それは誰でも避けられないことかもしれません。
おばあ様の年齢と私とはほとんど同じなので、体調面を考えたりすると、いつまでも若くはありませんし、私は2度も癌を経験(中)ですから、お元気な方より「死」を考えたこともありますが、でも、いつかはその時が来るので、それまではそのことで悩んだり不安になったりはしていません。
むしろ、家族や周囲の人たちの方が、そのことを心配し不安になっているのかもしれません。たぁたさんも同じなのかもしれませんね。
また、認知症で忘れてしまうという不安もあるかもしれませんが、認知症は一部分のことなので、もっと深い部分では忘れることはありませんから、それも心配する必要はないと思います。それ以上におばあ様がお元気な時には、精一杯に孝行をしてください。それが今出来る最大のことです。
「死」されど「死」です。これからさらに多くの経験をされていくことで、今以上に、生きることも学ぶことになるでしょう。いたずらに不安や恐怖心を抱くのではなく、仏教の勉強もしながら「死」=「生」を考えてみるのも必要なのかもしれませんね。
また、質問待っています。