母の自死・これまでの母への態度を深く後悔
母が自死し、これまでの自分の態度を深く後悔しております。何かアドバイスをいただきたく投稿しました。
母は私のことを大切に育ててくれました。それなのに私は思春期をグズらせたような感じで、いつまでも母に素直になれず、ぶっきらぼうな付き合い方を続けてきてしまいました。
母は、「娘に気遣ってもらえるのが何よりも嬉しい」と以前言っていました。私を頼りにしていることも分かっていました。母から精神を患っていることも聞いていて、ずっと「寂しい」「辛い」「寄り添ってほしい」と言われていました。
それなのに私は、母に対して、ずっと冷たい態度ばかり取ってしまいました。
「もっと連絡が欲しい」と言われていたのに、つまらぬ意地を張って、基本的には母からの連絡を待つというような受け身な態度でいました。
いつか私の心の蟠りがなくなり、母に素直になれる日がくるかもしれない、それまではこのままでいいや、そんな心構えでいました。母からの要望を負担に感じていたことや母から感情をぶつけられて疲弊しいたことも否定できません。
「連絡しよう」と思い立ったものの、「明日でいいや」と先伸ばしになっていた。そうした中、母は自宅で一人首を吊って亡くなってしまいました。
元気で明るく前向きで、自死なんて考えられない人だったのに...。
自宅に残されたメモには「寂しかった」「もっと寄り添ってほしかった」「連絡待ってた」、そう記されていました。
もっと私が寄り添っていれば...素直になれていたら...あのときぎゅっと抱きしめていたら...面倒くさがらず会いに行っていたら...連絡していれば...母が一人寂しくあの世へ旅立つことはなかったのではないか。そう思えてならず、後悔の気持ちでいっぱいです。
過去の写真を見返していて、母がどれほど私を大切に育ててくれていたのか今更強く感じ、涙が止まりません。
過去を変えられないことはわかっているのですが、それでも「あのときこうしていれば」という後悔の念が絶えません。
私は、母のお葬式にどのように臨めばよいのでしょうか。これからどのような心構えで生きていけばいいのでしょうか。今から母のためにできることは何でしょうか。
母は「楽しく生きて欲しい」と言いそうな気もしますが、「こんな薄情なことしておきながら?」と自分では思ってしまいます。
何かアドバイスいただければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご自身を責めるばかりよりも、お母さまへの感謝や愛を大切に
読ませてもらいました。
お辛いですよね。。。
互いに想っていたのは、間違いないのに。
ちょっとしたすれ違いなのに。
お母さん。娘さんはあなたを想っていましたよ。ただ、娘さん自身の生活の中に、お母さんばかりでは埋められない生き方があった。それを自立というのでしょうけれど、親には寂しいものだったのでしょうね。
あなたも、まさかお母さんがここまで思い詰めているとは思わなかったのですよね。連絡をしたり、想っていたことは、お母さんにはまだまだ足りずに、そばに感じていたかったのでしょうね。それだけ、お母さんには、あなたが全てだったのでしょうね。
あなたは、大切に想われていたのですね。
あなたが追いやったわけじゃない。それでも、あの時の態度が違っていたら、生きていてくれたかも、孤独にさせてしまったと、自責の念でいっぱいなのですよね。
会いたいですね。お母さんに。
名前を呼んで、いっぱい抱きしめたい。
ずっとそばにいるからねと、伝えたいですよね。
お葬儀はこれからなのですね。
今からでも、あなたの気持ちをお伝えしましょう。ありがとうと感謝も。
もう孤独ではない世界へと、仏様が安心の場所へお救いのことと思います。
どうぞ、ご自身を責めるばかりよりも、お母さまへの感謝や愛を大切にお過ごしくださいね。
質問者からのお礼
中田様
お忙しい中、長い質問を読んでくださり、またご回答もくださいまして、ありがとうございます。
そうですよね。今からでも、生前に伝えたかった思いや感謝を伝えた方がいいなと、改めて思いました。
自責の念は絶えませんが、まずはそこからやってみたいと思います。
本当にありがとうございました。