本当に優しい人
以前間違えてつぶやきの方に書いてしまったことなのですが、もう一度改めて書かせて頂きます。
私は周囲の人に親切に、柔軟に、平等に接することを心掛けよう、努めようと思っています。
ですが薄々気づいていました。「心掛ける」と書いている時点で、それは唯の自己満足や自己防衛に対する意識から来るものでしかない、本当の優しさではない、偽善だと勘づいてしまいました。
本当に優しい人というのは、相手から見返りを求めず、愚痴を吐かず、どこまで相手に干渉すべきかが分かり、親切とお節介の線引きがきちんと出来る人のことを指すのだと私は思っています。
ですが、私は少なからず愚痴を吐きますし、悪態もたまについてしまいます。ですから、私は優しいフリをしている偽善者であり、弱い人間なのだと思います。情けないです。
本当に優しい人になる為にはどうすればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そのような私達だからこそ
拝読させて頂きました。あなたのそのような気づきや思いは誠に尊いです。普段私達はそのように向き合うことはなかなかできないですからね。
私達は自分のことさえよくわからない存在なのです。自分を大切にすること自分にとって何が必要なことなのかもわからないですし、その場の感情や流れに流されてしまって後になってから、あ!しまった!自分は何もわかっていなかった!何て自分は愚かなんだ、とたまに気がつくくらいなのです。そんな自分ですから人のこと等ほとんどわからないと言った方が確実かとも思います。
本当に人のことを理解して受け止めて思いやりを持って接してくれるのは仏様です。逆に仏様でなければわからないのです。或いは先に逝かれて仏様に救われたご先祖様方でなければわからないでしょう。
仏様の優しさや慈しみや思いやりのお気持ちは無限に私達に降り注がれています。無条件の慈悲ですからね。
私達はそのような仏様の優しさや慈しみが遠大であることを知っています。そしてそのように見習って生きることはできるかと思います。
私達の存在は限りがありますけれどもそのような仏様のお心に沿って人に優しくすることや尊重することや思いやりの気持ちを持って接することはできるでしょうし、そのように心がけて善い言葉や善い行いをしていくことは本当に尊いことなのです。
あなたは今も様々な問いの中で様々なことを学び理解なさり、自分や人のことを大切にすることができるようになっていくのです。
あなたがこれからも人に対して優しく慈しみの気持ちを持たれて、人を思いやりながら皆さんと一緒に心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様切に仏様やあなたのご先祖様方にお祈り申し上げます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。