変わった人だったけど悪気はなかった
私は26歳で彼氏の地元へやってきて、彼の実家近くのアパートで近居を始めました。ただ、当時御父様の体調が優れなかったのと、家の工事が重なり、一年ほど挨拶には行けませんでした。
その間彼の父親から、ゆくゆく同居してほしい、挙式だとかは今はタイミング悪いから待ってほしいと彼伝に聞き、私は快く承諾しました。
義実家のほうがようやく落ち着きご挨拶に伺った所、将来の話も入籍の話も何一つ触れてもらえず、初対面の日なのにTVを見ている状態でした。こちらに向き合ってももらえず、話すことといえばTVの話題だけで、とてもびっくりしました。
帰宅後途方にくれて、自分が嫌われてるのかと彼に聞いても、いつもあんな感じだからと。その後、近居しているということもあり、義実家のお手伝いをするようになりました。少しでも距離を縮めたく、なんでも引き受けました。
しかし、感謝の言葉は述べてくれても、それ以上の話はなく。またいつも必ずTVがついていて、話題の中心はTVでした。
29歳の時入籍しましたが、その時も結婚の話題には一言も触れられず。結婚関連の行事は全て有耶無耶。私だけ親戚との接点もなく、おめでとうとも言われず、お祝いもなく。
入籍後一年程して、つい主人に不満を伝えた所、主人も我慢の限界だったのと、こんなに頑張ってるのにTVばかりで嫌気がさす、と思っていたことが判明し、2人で挙式を兼ねた新婚旅行を計画し始めたところ、義父が急に入院してしまいました。毎週休み返上で病院に届け物をし、義母の所にも通い、退院後のために減塩食や在宅介護のパンフレットを片っ端から取り寄せ、自分達の事はまた後廻しになりましたが、それは夫婦の秘密にして明るく振る舞いました。退院後は面倒見るために義実家に戻ると伝え、介護は大変なのは分かっていましたが、関わり合えるチャンスとさえ思っていました。しかし、義父は退院直前に急変しそのまま他界してしまいました。
それから半年経った現在、残された遺品整理と役所の遣り取りに疲弊しています。
義父からは嫁とも奥さんとも呼んでもらえず、私がお宅の息子と結婚している事も知らないのでは?と思うこともありました。しかし悪気がなかったのは確かで、恨むような事はしたくないのです。義母は無口なほうですが関係は良好です。ただ義父に対しては虚しさや、もやもやした思いを引きずっていて、それが毎日辛く解放されたいです。
人間が怖くなりました。
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お互いの遠慮と、肝心なことをはっきり伝えきれなかった結果かな
そりゃそうですよねぇ〜何だかなって思いますよね。
お話を伺いながら。ご両親の反応をただ待っているだけ(見守って)だったのかなと。
改まったことが照れくさかったり、ケジメとしてきちんとしなくては、と思わない親なら、そりゃいつまで経っても、何も起きなくて当然なのかなと思いました。
結婚に至るまで、ご挨拶に伺うときには、日取りを決めて、彼は事前に親に伝えておく必要がある。これは、あなたのご両親にも同じことですよね。きちんと着替えて、お迎えするでしょうし、両家の顔合わせも決まっていく。結納.結婚の式はどうするのかと、話は続いていくはずですが。
その段階を親任せで、彼はきちんとした挨拶に彼女を連れていくから、着替えて待っていてほしいと、そこまでハッキリ伝えていなかったのではないですかね。式や新婚旅行のことも。
義父さまの体調のこともあったのでしょうが、やっと迎えたご挨拶の日を、しっかりした準備で、彼はご実家や両親の様子も、直前に確認しに行く必要もあっただろうと思います。
あなたのことをお嫁さんと呼ばなかったのも踏まえると、きちんとするということが、照れくさかったり、自分達もそうやって夫婦になってきたのではないでしょうか。
お互いの遠慮と、肝心なことをはっきり伝えてこなかった結果なのかなと思いますが、知らなかったわけはないものね。ちゃんと、あなたは家族の一員になっていたはずですよ。
義母さまにも、お尋ねしてみましょうね。面と向かって言葉にしていくことで、疑問は解決しますよ。義父さまがどんな方だったのか、私たちのことをどう思っていたのか、聞いてみませんか。無口な方でも、あなた方 若夫婦が雰囲気を変えていければね。
そのいう人はいますよね
拝読させて頂きました。
あなたがご不満に思うお気持ちもよくわかります。あなたのお気持ちお察しします。
世の中にはたくさんそのような方はいらっしゃるものです、あなたがおっしゃるように本人は全く悪気はないのですし、あまり家族や周りの人に関心がないのでしょうし、テレビを見ることがその人にとっての関心や生きがいというか生活の中心になっているのでしょうからね。
子供の頃ならば親や周りの大人達から注意されて変わることはあるかもしれませんけれども、大人になってそれでいいと思っているのですから変わりよりがないのかと思います。
お父様はもはやその天寿を全くなさっていかれて旅立っていかれたのでしょうからテレビともお別れなさったのかと思います。
お父様はこれからはテレビを見ることではなく、仏様に導かれてご先祖様方に優しく迎えられて、ご先祖様方と一緒に心安らかにご成仏なさっていかれるでしょう。
そしてこれからはあなたやご家族の皆さんをいつも穏やかに見守り続けて下さることでしょう。
どうか皆さんで心を込めてお父様をご供養なさって下さいね。これからもずっとそのご縁は続いていくのです。
あなたがこれからも旦那様やご家族の皆様と共に仲良く幸せに毎日を生きていかれます様にと心よりお父様にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございました。
結局、自分は招かざる客だったのではないかという不安がぬぐえません。
親族としての付き合いも特にない外部の人間が、遺品整理のような大切な作業に手をだしていいのかと、罪悪感すらあります。