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お墓

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日ごろからの疑問と心配ごとです。

地域によって違いはあると思いますが
人の歴史が深まるにつれて『お墓』の存在は増える一方。
私の住む地域では、先祖代々のお墓に兄弟、親戚、、、隔たりなく入る。
と言うのもありますが。
それは例外として、いわゆる「本家」でない家族は新しくお墓を構えるという認識があります。
最近では、ロッカールームのようなお墓もあるようですが。。。

日本と言う広くはない土地に、これからもお墓は増えて行くのでしょうか?
だからと言ってでは無いですが、私は骨になったら散骨を希望しようと思っています。

お墓は故人、祖先の存在を示し、崇拝する為に必要とは思いますが、
仏壇や、位牌があるだけではだめなのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の死も私(わたくし)してはならない

これは質問者のルイス様への回答ではなく「お墓はいらないと」考えておられる方はご一読いただければ幸いです。


ある女性は、若くして亡くなられたご主人の遺骨でペンダントを作りました。
ご主人には親兄弟もあるのに、です。
亡くなった人を、ただ愛しいからという理由だけで一個人が所有化する、わたくし化する事が、周りとの関係の中で本当に正しいあり方でしょうか?
息子さんに先立たれた親御さんの気持ちや、手を合わせたい知人たちはどうなるのでしょうか。


ある方はお骨をすべて海に散骨しました。
実際に漁業者は大変憤慨されています。
「あいつら自分の親の骨を魚に食わせて、それを自分達が食べるんだぞ!!」「あんなのは供養じゃねえよ、処分だ。」
漁業者の方々の言う通りだと思います。
散骨はこういうデリケートな問題もあるので私も反対です。
こういう周りとの関係性もみえずに、時代の風潮に煽られて安易に散骨してしまうこと。これは実は、現代人の宗教心の欠如なのではないでしょうか。

3石原裕次郎さんは海に散骨されたと言っても、それは分骨したほんの一部だけで、本骨とお墓は横浜の総持寺にあり、きちんと手を合わせられる場所があるのです。
だからご遺族やファンの方々も何の問題もなく、何時でも誰でもお墓でお手合わせ、心の交流ができます。だからこそ多くの人の心に今も“健全に”活き続けているのです。

安易に「お墓は面倒」「あとが楽だからいいや」ということで業者や時代の悪風に煽られて処分、破棄に近い行為をする、させる、奨励することは、後の人の精神衛生をまるで考えていない無責任で宗教性を欠如したあり方だと思います。

宗教心ある弔いとは、自分も含めて死者をモノ化せず永遠に「まつられる」存在として最上の形で供養し、後世の人のことも考えた上で弔うことです。
死後も、残された方々が、故人様と心の交流が誰でも可能なように、きちんとお墓を建立し、大切に供養することがやはり一番であると思います。

お墓という形が今までずっと続いてきたというのは、それなりの理由があるからなのです。
関係する方々の気を害されるような自分を中心とした生き方にストップをかけることこそ、宗教心を持つということの真の始まりなのではないでしょうか。
どギツいコトを申し上げまして申し訳ございません。
覚元九拝

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丹下 覚元(たんげ かくげん)
今月の提唱 「菩提心をおこす」 菩提心をおこすということは、たとえ...

「死」から考える

ルイス様

はじめまして。
釈理薫と申します。

お墓の文化ですが、時代とともに変遷してきたように思います。

むかしは共同体(村など)の共同墓地が一般的だったようですが。
天皇や貴族、豪族などの個人墓の流行により、江戸時代などから庶民も一族のお墓や個人のお墓が増えていったようです。

川口師もおっしゃるように、核家族化や少子化により、個人から家族へ。家族から一族(親類縁者と一緒)へ。一族から共同墓地(お寺や村などの永代供養墓など)へとゆり戻しもあるかもしれません。

最近では、ルイス様のように散骨を希望される方も増えてきたのも、時代とともに遺骨や「死」に対する考え方が変わってきたせいでしょうか。

仏教では肉体や遺骨に対して、執着しすぎてはいけないと申します。
お釈迦さまも親鸞さんも、亡くなったら川へ流してくれとおっしゃっていたそうです。

しかし、やはり残された縁者たちが、お釈迦さまの遺体や遺骨を川に流してしまうには偲びず、お墓を建てたのが仏教でのお墓の始まりでした。(仏舎利塔ぶっしゃりとう)

「生」でさえ思い通りにはいかないのが人生です。
ましてや、「死」も自分一人のものではなく、自分の周りの親族や友人 縁のあった人々との関係のなか偲び悼まれるのではないでしょうか。

メメント・モリ(死を考えろ)と申します。
「死」について真剣に考えたさきに、お互いお互いのかけがえのない「生」が見えてくるといいですね。

乱筆乱文、失礼いたしました。

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平松理薫(釈理薫)
真宗大谷派(東本願寺)僧侶 東京品川 日夜山正徳寺 住職 主な活動...

供養は第一に気持ちの問題、気持ちの表れが大切

ルイス 様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

これからの墓苑・墓所・墓石に対してのメンテナンスやランニングコスト、また利便性・負担等も鑑みて、双方のニーズの要望・需要から、お墓から納骨堂へのシフトが最近の傾向としてあるようには思えます。特にこの核家族化・少子化が進む中で、この先お墓の維持・管理ができない、子どもに負担を掛けたくないとして、納骨堂に改葬される方、永代供養・無縁塔合祀供養へと改葬される方等も多くなってきているようであります。「これからもお墓は増えていくかどうか」と申しますと、横ばいか、減っていく傾向になるようには思われます。

「仏壇や、位牌があるだけではだめなのでしょうか」・・供養は第一に気持ちの問題、気持ちの表れが大切かと存じます。このことにつきましては、下記拙回答をご参照頂ければと存じます。

問い「立派なお墓ほど良いのでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/27

また、追善供養・功徳回向の考え方につきましては、下記の拙論もご参照賜れましたらと存じております。

「追善供養・功徳回向の考え方について」 1~5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

参照ばかりとなってしまいましたが、ご容赦の程を頂けましたら幸いでございます。

川口英俊 合掌

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川口 英俊
チベット仏教 ツォンカパ大師中観思想・後期二諦説の研究 この度、仏...

「お墓」問答一覧

お墓についての質問です。

先月父が亡くなり、まもなく四十九日を迎えます。その父の遺骨をどうするかで家族で意見が分かれています。私たち家族は母と三人姉妹で、亡くなった父は長男でした。 我が親族には、父の兄弟で建てたお墓があり、祖父祖母そして先に亡くなった叔父が納骨されています。 姉(長女)は、私たち姉妹(三人)は女ばかりなので、墓守ができないから、父の遺骨はこのお墓には入れられない、お寺の納骨堂に入れるしかない。入れると後々も法事などで関わりができてややこしくなる。自分の子ども達にそれを背負わせたくないから。と言います。 確かに、娘が嫁いでいないからということで、お仏壇は父が5年程前にもうひとりの叔父に託していました。 しかしお墓に関しては、母も私(次女)も、父の遺骨はここに納めるものと思っていましたし、父自身も、いずれ自分も入ると思っていたと思います。だから入れてあげなければかわいそうな気がして、私も母も姉の意見には納得がいかず、反対しています。 娘ばかりを育てた父の遺骨は、本当に親族のお墓に入れることはできないのでしょうか?入れると後々どんなややこしいことが起こるのでしょうか?教えてください。宜しくお願い致します。 宗教は浄土真宗の西本願寺派です。

有り難し有り難し 13
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訳あって相続放棄しました。

数年前に自営業だった主人が多額の負債を抱えたまま急死し、自己破産及び相続放棄しました。 ようやく個人所有の整理が始まり、自宅売却に向けて弁護士先生が自宅の仏壇は?と聞かれ、私自身お金もなく正直、生前からの主人の事や亡くなってからの多額の借金の発覚他、未だ許せなく子供達も独立してるので、受け継げませんと伝え業者がきちんと処分して頂いたようです。 問題はお墓です。 主人所有だった土地に先祖代々のお墓があり先生に相談したところ、買い手がつかないので、そのままでいいと。 私が1番心配だったのは、お墓を継承し生きてる間は私が面倒みられますが、亡くなった場合、子供達ができるのか?また、お墓の横が道路で周りに木があり倒木等で事故を起こしたら私や子供達に賠償責任があるとの事で、そのままの状態です。 許せない気持ち、もう関わりたくない気持ち、生前辛かったけどいい事もあったな気持ちで複雑ですが、そのままの状態です。 1周忌の卒塔婆供養は嫌だったけどしました。 2周忌以降は上記のため、できそうにありません。 ほっと安心感もありますが、本当にこれで良かったのかと… 長文で申し訳ありません。

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お墓のことで相談します。

約25年前に夫と死別しました。 夫の実家はイチゴ農家で義理の両親と同居していましたが、夫の死後、位牌は持たずに当時2歳半の娘と共に同じ市内の実両親・実姉の住む実家に戻ってしまいました。 夫の法要は、義理両親が執り行い、私は呼ばれて参加するという形でした。 以来25年間ずっと実家で暮らし、両親・姉と一緒に娘を育てました。 昨年良いご縁があり、娘は入籍して実家を出ました。同じタイミングで私の勤務先が遠方になってしまい、私も実家を出て会社の近くで一人暮らしを始めました。 現在は両親との仲は良好ですが、姉とは不仲という事もあり、姉がいない時を見計らい月に2回ほど実家に帰るのみです。 25年前に実家に戻った時から、姉は未婚で実家で暮らしています。実家は姉と父親名義で約20年前に建て替えて、私達親子の部屋も作ってもらい、毎月姉に家賃を払い住んでいました。 夫の実家は7年前に甥(義理姉の次男)が養子となりイチゴ農家を継ぎ、5年前に結婚し、今現在は義理母・甥・甥の嫁・甥の娘の4人家族です(義理父は3年前に他界しました)。 娘が嫁ぎ、私は50代後半になった今、エンディングノートを書き始めようと思いました。 その過程でお墓について考えた時に、結婚3年で亡くなってしまった夫と同じお墓に入りたいという気持ちが強くなってしまいました。実家のお墓には、姉と不仲という事もあり入りたくありません。 夫の死後、出てしまった嫁ぎ先のお墓に入る事は可能でしょうか? 可能な場合は、甥夫婦にいくらくらいの金額を渡すようにすれば良いのでしょうか? また、エンディングノートにその旨書き記すだけで大丈夫なのか、公式な遺言が必要なのでしょうか? 生前から娘夫婦若しくは甥夫婦にお願いしておいた方が良いでしょうか? 出てしまった嫁ぎ先のお墓に入りたいなんて、だいぶ我儘な望みかと思います。 叶わない場合は、実家のお墓以外の方法を考えようと思っております。 宜しくお願い致します。

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私のお墓について

初めて相談させていただきます。 現在、シングルマザーで3人の子供を育てております。 私は若い頃に、家族、親戚、近所の猛反対を押しきり、二人姉妹の姉として家を継がねばならぬ所、嫁に出てしまいました。 お恥ずかしい話ですが、幸せになれると思っていたのは私だけで、12年前に離婚しました。 離婚の際、旧姓に戻る事は許されず、戸籍は全く別ですが、元夫の名字で現在に至ります。 実家とは、良好な付き合いですが、名字が違うので、お墓は自分で用意しないといけないのでは?と、思いはじめました。 正直な所、生活費や教育費の為に必死で、お墓に力は入れられない現状ですが、漠然とお墓の心配があります。 骨を納める場所は作らないといけないのでは?と、思うばかりで知識もなく、何から調べればいいかわかりません。 子供達には、私の法事にお金や時間を使うなら、私の実家のお墓参りや、法事のお手伝いを忘れないようにお願いしたいです。 又、これから少しずつお墓や法事について調べていくにあたり、 『頭に入れておいたほうがいい知識』、 『気を付けたほうがよいこと』等、 ございましたら、アドバイスをお願いいたします。 私の心境といたしましては、 両親、祖父母、妹に大変申し訳ない気持ちがあります。 実家に戻る事、名字を戻す事が許されなかった現実は、しっかりと受け止めたいと考えます。 その一方で、子ども達を可愛がり、気にかけてくれたことには大変感謝しています。 そして、私の元に生まれて、一緒に過ごしてくれた3人の子供達には、感謝しかなく、これからも子供達の幸せを願うのみです。 長女なのに継がなかったとか、息苦しくなってしまう時もあり、自分を責めるのにも疲れました。 若い頃の反省は多々ありますが、人生に後悔はなく、これからできることに目を向けて過ごしたいと思います。 実家のお墓は、私も生きている限りお参りや法事は、心を込めて参ります。 私自身のお墓は、形式にこだわりはなく、子ども達に寄り添えるものであればありがたいです。何よりも迷惑のかからない方法を探したいです。 前向きな気持ちの中、自分の人生に最後まで責任を持たねば。と調べていたら、こちらにたどり着きました。 多くの方のご意見がいただけましたら、今後の学びにさせていただきます。 知識が足らず、失礼な内容がありましたら、申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 6
回答数回答 2

お墓について

こんばんは。いつも拝読しております。 今回はお墓のことについてご質問させてください。 わたしには子供がふたりいるのですが、わたしの両親が自分達の苗字で〇〇の墓と、生前のうちから建ててしまいました。ただここで問題なのは隣におばあちゃんのお墓もあるわけですよ。  うちの親は私たちが死んだらその墓を潰して拝んでもらって私たちの墓を作りなさいと言います。 でも結局、うちの子供達は二つも墓をみないといけないわけなんです。 それよりなら、すこし離れた場所に永年供養墓ができまして、ここなら家族用もあるそうなんです。 合祀墓もあるのですが、合祀墓にはいろんな人が入る墓と聞きました。 私はとても人見知りで、おそらくそんなお墓に入ったらパニック起こしてしまうと思うのです。死んでしまえばかんけないと言う方もいらっしゃいますが、怖いテレビとかで成仏できず墓をかえてくれーって番組みました。人は死んでもこの世に意思はあるといいますが、本当でしょうか? もし本当ならば永代供養墓、関係ないのであれば合祀墓でもいいのかなと考えております。 料金もかなり違いますので、どうかよきアドバイスよろしくお願いします

有り難し有り難し 3
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