人を長きにわたって傷つけていました。
3年の付き合いの女性の友達を、ずっと傷つけていました。
私は冗談で彼女をからかうことがあったのですが、昨日、それが許せない!と怒られました。
それに彼女は「そういったことをやめてほしい」と言っていたにもかかわらず、私はそれを真剣に聞き取れず、ずっと嫌な思いをさせていました。
またそのことを他の人に相談してしまい、結果として彼女の評価を下げるようなことをしてしまいました。
僕は彼女のことをすごく踏み躙ってしまいました。
今思えば、もっと思いやり、気配りを持ち、彼女の気持ちを考えるべきでした。
そして、どれだけでも感謝と尊敬の気持ちを示すべきでした。
本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。
もう二度と、こんな横柄なことはしません。
横柄なことをしない、というのは、
人の自尊心を何よりも大切にする
人の思いを真剣に聞き、しっかりと汲み取る
人の悪口を吹聴しない
人を痛めつけるようなからかいはしない
ということです。
生涯にわたって、こんなことはいたしません。
これからはむしろ人の気持ちを慮り、少しでも幸せに、楽しく、ともに生きていけるような人間になれるように、おごらず努力します。
本当に申し訳ありませんでした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
やさしい言葉は、自分をやさしくする
拝読させていただきました。
生きていく中で、限られた人との長い付き合い、一時的な付き合いにしても、私たちは人と会話していくことで結局のところは成り立っているものです。
仏教では7つの施しの中には「言辞施」が必要であり、相手を思いやるやさしい言葉をかけていくことが大切であるとお伝えしています。また、自身を正していくにも八正道の中に「正語」があります。自ら発した発言により、相手は同じように受け取ることはなく、自分の中では大丈夫であろうと思う言葉は自分勝手であるととらえます。
アメリカなどでは分かりやすく、他人の容姿や家庭環境などはナジることは恥じる自分があると思えと根本的な教育があり、他人をイジる行為をすることは自分だけ楽しい思いをする行為となり、孤独を構築させることに繋がるからなのです。
幼少期であれば、大丈夫であった自身の思いから、他人は皆成長をしていき、他人の助言によっても成長をしていきます。
友達が落ちていく言動は避けていくことが何よりでありますよね。
・良し悪し
人間関係はこれからも続きます。あるときにはSSKさん自身も他人から攻撃性のある言動をされることが人生にはあるかも知れません。人付き合いをしていく中で、いつまでも友達ができる年齢がある訳もなく、いつまでも高校生や大学のときのように同世代が集まれる環境がある訳でもありません。
生きていく中で、人を選択することは自由であり、人は良い人と付き合いしていくものです。自身にとってマイナスになる効果の人は、指摘されることなく自然に離れていきます。しかし、損得で人間関係を選んではならないのが何よりも大事なことなのです。時には叱ってくれる人などは必要です。年齢が経つにつれて人は他人を指摘してくれなくなっていきます。
今回の友達とのこれからの人間関係を修復できるかは分からないものですが、友達が発言を蓄積され、指摘してくれた言動はSSKさんにとって人生の御守りとなる機縁と捉え、友達には会えない環境があるとしても心の中で、大事なことに気づかせてくれてありがとうと思うことです。
叱るのも、伝えるのも嫌なものです。伝えにくいものは。しかし、友達だから友達のために言ってくれたと良い方向として、心の中ではとらえてください。
合掌