停職処分から職場復帰までの心持ち
以前質問させていただきました。回答していただいたお坊さん方本当にありがとうございました。懲戒処分を受けながらも来月職場に復帰させていただく予定です。
復帰までまだ少し期間があり、復帰について色々考えてしまい不安です。やってしまった過去を振り返っても仕方ない、先の未来を考えすぎるなと言われますがやはり考えるなというのも難しく、ふと思ってしまいます。今現状をしっかり1日生きなければいけないというのもわかりますが、復帰した時にしばらく周囲から白い目で見られること、職場に謝罪しても周りから許してもらえなかったらどうしよう、仕事を続けていけるかなど漠然とした不安があり、疲れました。最近眠りも浅いです。自分がした結果というのはわかっているつもりです。ですが、普通に外に出て歩きたい、人と関わりたいです。どういう心持ちでいたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誠実に務めていきましょう。信頼回復には、それしかありません。
前回の質問も読ませてもらいました。
同じ職場に復帰ということですから、針のむしろだとは思います。
それでも、働いて罪を償うということを、あなたも覚悟なさっていると思います。厳しいスタートとなると思いますが、重く受け止めながら、誠実に務めていきましょう。信頼回復には、それしかありません。
大丈夫です、あなたと一緒に生きていく方々がいるのです
拝読させて頂きました。
あなたがその様に心配になるお気持ちもわかります。そうですね、職場でも厳しい目にさらされるとは思います。辛い思い苦しいと思いをなさる時も度々あると思います。
とはいえあなたは決して独りではありません。あなたを支えて下さる方々、あなたを見守っていて下さる方々がいらっしゃるのです。どうか安心して下さい。あなたのことを心から大切に思っていて下さる方がいるのです、あなたをいつも支えて励まして下さる方がいるのです、あなたと共に歩んで下さる方々がいるのです。
自ら犯した罪は真摯にお向き合いなさり、心から反省し謝罪なさっていきましょう、そしてこれからの未来はその様なあやまちを犯さない様に心がけて誠実に生きていきましょうね。
あなたがこれからも本当に大切な方々と一緒に誠実に健やかに毎日を生きていかれます様に、皆さんと助け合いながら思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様に心から祈っています。
どうか決して自暴自棄にならぬ様に、自らを追い込まない様に、おとしめない様に、あなたはこれからも皆さんと共に生きていくのですからね。多少のことではくじけないで下さいね。あなたを心より応援していますね。
反省を形で示すことも一つ。
魔が差してしまったこと。
とても反省されて、前に向こうとされていることを応援いたします。
職場復帰されてからを思うと不安がつきものです。
もしご相談者さまが、逆の立場だったらどうでしょう?過ちをおかして罪を償った人を、同僚として復帰することを迎え入れる立場です。
今後2度としないと固く誓ってもらったとしても、どうしても不安や不信の念を抱いてしまうのは仕方がないことで、しかもその思いの期限も特にありません。
相談者さまは、相応の覚悟が必要だと理解もされていると思います。
他人の心の中身、内心は誰に見ることはできませんし、確認することも不可能です。なので、不安がつきまとってしまいます。
それが、ある形で心を表すことができると、その周囲の不安が軽減できることがありえます。
例えばプロ野球の清原氏は、犯罪行為を行い、今でもいつ何時また同じようなことをしてしまわないかと、周囲の人や私たちも不安になることもありえますが、定期的にでも専門家のサポートを受けていることを明らかにしている分だけ、不安が軽減しています。
また、職場の机、カバンや車の中などをいつも必要最低限以外は空にしているぐらいの管理をして、服もポケットの無いものにするなどをすることもあるかもしれません。これは、今後、職場で何か紛失するようなことがあった場合に、まず疑われてしまうことに対して、反証できるようして、ご相談者さまと周囲の方が必要以上に苦しまれることがないようにするためでもあります。
また、頭の髪の毛を完全に剃髪して、僧侶のようにすることも、心の在り方をあらわす形の一つではあるかもしれません。これは、心を表すことが不可能である上での苦肉の策の一つですが、それなりの心理的効果は期待できるはずです。
それらの今後の職場復帰に向けた準備をしていくことが、今、ご相談者さまができることではないかと思います。
質問者からのお礼
お三方、返答いただきありがとうございました。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。じっくり読ませていただきました。不安、心配事はなかなか拭えませんが、まずは復帰し、誠実に務めていきたいと思います。重い1歩ですが、逃げないでなんとか1歩踏み出すことを目標に生きようと思います。またご相談があればさせていただくことがあると思いますが、その時はよろしくお願い致します。