こどもの応援ができない
贅沢な悩みですが、眠れない日々が続いています。4月から長男が就職により実家からかなり離れた場所で一人暮らしを始めます。
一度就職してますが、出張が多く休日はまとめとれる職種のため、そのまま実家に暮らしていました。
今度は違う職種でさらに一人暮らしをしたいと言い出しました。
たまたまテレビで見た職業が息子に合いそうと勧めて、またたまたま見た求人を勧めました。
トントン拍子にすすみ内定ももらい息子は縁もゆかりもない所に引っ越します。でも楽しいしそうです。
私の実家、主人の実家も近くて私は一人暮らしさえしたことがありません。今となっては職種も会社もなぜ勧めたのか後悔しています。
殻の巣症候群と言うらしいのですが、色々検索しても、趣味を持てとかかいてあります。ですが今の時点では胸が張り裂けそうです。
息子が仕事を辞めて半年間このご時世もありベッタリと息子に寄り添えました。楽しかった分喪失感があります。
男の子だからしょっちゅう帰省は望めなさそうですし、部屋に来ないでよ~と念押しされてます。
応援したいのですが、一人暮らし中止してほしいし、内定も何かしらの理由で没にならないか~とダメだと思いつつ考えてしまい毎日眠れません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それは子育て失敗の道です。
ごめんなさい、いきなり他人から「失敗の道」とか言われて傷つきますよね。
息子さんが就職する、独り立ちするというのは「子育ての成功」ですが、その間際で寂しくなったのですね。でも考えてください。あなたは今後、老いの人生が待っています。「お母さんと息子」の関係を変えていかねばなりません。いずれは一対一の人間同士となり、そうであればこそ、いつか送り送られることもできます。今はその分岐点。「応援したい」と仰いますが、今必要なのは「見守る」こと。監視ではなく任せることね。「お母さんのために生きる」は美しいことですが、常に正しい訳ではありません。これから社会という大空に出ていくのですから、「行ってらっしゃい。大変だったら羽を休めに戻っていらっしゃい」を伝えるべきです。
「部屋にこないでよ~」から拝察しますと
うちも上の子が就職して別の場所に住んでいます。大学のときも就活もあり1年間だけ下宿していましたので、ある程度は免疫?が出来ていると思うんですが、家内は上の子供のところに出かけて、今、家を空けています。
そんなわけですから、あなたのお気持ち、少しだけですが分かる気もします。
ただ、私は男親なんで、必要があるときは子供のところに行きますが、ふだんは連絡を取っていません。そこが女親との大きな違いかな、と思います。お祖母ちゃんや家内はラインとか電話とか、しょっちゅうしています。
ご子息はたぶんお母さん(あなた)の気持ちを理解し、ありがたいことであると感謝して暮らしておられることかと存じます。しかし、一方で「部屋にこないでよ~」というお言葉からしますと、あなたと少しだけ距離を取りたがっておられるようにも感じます。ご子息のお気持ちを察することができる内容が文面のなかにあまり見えないので断定的にはいえませんが、そんなところもあるかもしれません。
親子だから一心同体という面と、親子でも別の人格という面と両方があるのでしょう。要はバランス感覚が大事ということですね。
いざというときに親が大きく胸を広げて包み込んでくれるという安心感が心の底にあることで、かえって一人で生きていけるのかもしれません。常にお母さんがあなたを見守っているんだ、という姿勢は見せてよいと思いますが、それが押し付けになっては辛くなってしまいます。絶妙の距離感覚を持っている親子関係が最良なのだとお考えになられては、と思います。
遠すぎず、近すぎずというふうにお考えになれませんでしょうか。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
こんな愚痴をこぼす所がなかったので良かったです。