過去の罪
こんにちは。りむと申します。
私は小学生時代、とんでもなく性格の悪い子供でした。
口を開けば誰かの悪口ばかり、思ったことをすぐ口にし、その人の気持ちも考えられない、親しき中にも礼儀ありという言葉を知らない…といった子供でした。
特に悪口は酷いもので、周りとは違う行動をとる人であったり、当時いじめられている子であったり、たくさんの人の悪口を言ったり便乗したり、時には私から悪口を振ることもありました。
かという私もいろいろな女子から悪口を言われたり、いじめられたりしており、その時の悲しさを知っている筈なのに悪口を言っている時は罪の意識を微塵も感じていませんでした。
そして当時一緒に行動していたグループの子の悪口を同じグループにいた子に言ったことから友人は離れていき、自分は今までとんでもないことをしていたのだと気がつきました。
そこからは「絶対に悪口は言わない」と心に誓い、思いやりを忘れずに生きてきました。現在は会う人たちに「優しいね」と言ってもらえることが多いのですが昔のことを思い出すと胸が締め付けられます。
昔のことを思い出すたびに心の中で誠心誠意謝罪したり、「あの時の出来事がなければこのままずっと最悪な人間だったかもしれない」と思うようにしているのですが、私がいくら心の中で謝罪しようが、誓いを立てようが傷ついた人の心には一生残り続けますし、綺麗事でしかありません。そんな中で私は普通に生きていていいのかと疑問に思います。
また当時の記憶は鮮明に思い出せるのですが、現在の友人たちとの会話や出来事などつい最近の記憶の方が非常に朧げで「現在」を生きている心地がしません。ずっと過去に囚われ続けています。
自業自得、因果応報なのは理解しております。
どうかこんな私に喝を入れてくださいませんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ありのままお伝えください
拝読させて頂きました。
あなたが昔友達や周りの方々に悪口を言ったりひどいことをしてしまったことを思い返してとても後悔していること、本当に悪かったと反省して心から謝りたいとおもっていることを読ませて頂きました。そんな自分が普通に生きていていいのかと悩んでいることを読ませて頂きました。過去のことや今のあなたの詳細な心のあり様はわからないですが、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそう思われているのであれば、どうか毎日朝仏様や神様やあなたのご先祖様にあなたが言ったこと・なさったことを思いつくままに手を合わせて心から告白なさって下さい。そして仏様や神様やご先祖様の前で反省なさり懺悔なさって下さい。そしてあなたが傷つけてしまった方々や迷惑をかけてしまった方々へ心の中で誠意をもって謝りましょう。仏様や神様やご先祖様にも謝りましょう。
そして仏様や神様やご先祖様にこれからはその様な悪意や悪言や悪業をしない様にと心からお誓いなさって下さい。あなた自身にもお誓い下さい。
仏様や神様やご先祖様はあなたのその思い・祈り・誓いを必ず優しく受けとめて下さいます。あなたを善き方へとお導き下さいます。
私達は誰しもが安易に悪いことをしてしまいます、人のことも考えずに傷つけてしまったり被害を与えてしまうその様な存在なのです。その様に愚かな存在なのです。
そんな私達を仏様も神様もご先祖様も決して見捨てたりはなさりません、必ず善き方へとお導きなさって下さいます。
あなたは既に自分が言ってしまったことしてしまったことの悪や愚かさを知っているのです。ですからあなたはそこから身をもって学んでいるのです。そしてそんなあなたのことを仏様や神様やご先祖様はいつも見守っていて下さいます。
どうか安心なさって下さい。そしてこれから毎日或いは思いついた時に心の中で仏様や神様やご先祖様に手を合わせて下さい、ありのまま伝えて懺悔して謝り、そして悪しき言葉や行いをしない様に心がけて下さいね。
あなたがこれからの未来を人とのご縁を大切になさり、皆様とお互いを思いやり尊重し合いながら心から豊かにおおらかに毎日を生き生きと生活し、健やかにご成長なさっていかれます様に仏様や神様やご先祖様に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答くださりありがとうございます。
自分がしてしまったことを真摯に受け止めて、それを仏様、神様、ご先祖様に伝え、謝罪し、さらに誓いを立てていこうと思います。
ありがとうございました。