厳しいお言葉で喝を入れて頂きたいです。
宜しくお願いします。
優しい人達に囲まれ甘やかされて育ち、傲慢な心と周りに甘え、自分にも甘く、人としての魅力の乏しい怠けた人間になりました。楽しく楽な方ばかり選んできた人生です。苦労なく生きてきた為、人の気持ちも理解しにくく、大人になり今現在人との関わりで苦悩する日々です。
今まで優しい言葉をたくさん浴び、その言葉に甘えきっていたので今の私に優しい言葉は必要ありません。厳しいお言葉でお叱りを、私の人生に喝を入れて頂きたいです。どうか宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
この期に及んでまだ甘えるか
そんなあなたにこんな言葉を
曹洞宗の開祖、道元禅師の言葉に、
「世間の人に交わらず、己が家ばかりにて成長したる人は、心のままにふるまい、おのれが心を先として人目を知らず、人のこころをかねざる人、かならずあしきなり。」
(家に引きこもり、外の人との関わりを持たないと自己中心の考えとなり、相手の気持ちを考えることが出来なくなる、自分の欲望を優先しては周囲の人を傷つけることをする、悪いことだ)
とあります。
問いの内容に近かったので引用しました。
現在、人との関わりで苦労しているようですが、そのような摩擦の中で、相手の気持ちを考え、自分の欲望を後回しにするなど、いろいろ悩んだり考えたりしてみてください。きっと素敵な人になれますよ。
分かりませんが、もしかして
あなたの性格はよく分かりませんが、もしかしたら、完璧な人特有の欠点があるのでしょうか?
見当外れならごめんなさい。
完璧な人というのは、本人が意識しなくても自然に、相手に同じ完璧さを求めてしまうようです。
私がこれだけ頑張ってるのに、なぜあなたは少しも頑張れないの?とか、
私はこれだけあなたの事を思ってるのに、なぜあなたは私を少しも思ってくれないの?
というように。
ほかにも色んなパターンがあるでしょう。
もしそうなら、相手に求め過ぎないことをお勧めします。
相手の欠点を認めてあげてください。
相手の失敗を許してあげてください。
そんな優しさに男は惹かれるのですよ。
Take it easy. 壁をぶっ壊して、もっと気楽に、
一般論で言えば、あなたは喝を必要とするほどの甘ったれでは無いと思います。品行方正で真面目な方だと思います。「煙草、お酒、ギャンブルもしませんし、お金使いも質素です。」と聞くと、非の打ちどころが無いですね。品行方正で真面目に生きてきたから、敢えて申し上げると、「優等生過ぎてつまんない。付き合いづらい。」という印象を受ける人もいるんじゃないでしょうか?
私なりの言葉を贈るなら、「和光同塵 (わこうどうじん)」ですかね。仏様がみずから放つ光を和らげて、衆生と共に俗塵に塗れることを意味します。
周りの方には、あなたの真面目さが時には眩しすぎるのではないでしょうか?真面目なことは良いことですが、謹厳さ故に周囲との間に壁を作ってしまうことがあるんじゃないですか。社交性はあると自負なさっているようですが、どっかで構えてしまい、余所行きのお付き合いになってしまっていると思います。時には、壁をぶっ壊し、自分をさらけ出し、腹を割ったおつきあいも必要だと思います。
酒を飲まない方に無理に「酒を飲みなさい。」とは申しません。何か趣味を持って熱中し、同好の士と趣味の世界に浸るような時間を持っては如何でしょうか?
質問者からのお礼
・常在様
ごもっともなご意見、ありがとうございます。短文の中に常在様の優しさを感じます。
・聖章様
相手に求め過ぎないよう気を付けます。ありがとうございます。
・光禪様
相手の気持ちを優先出来るよう努めていきます。ありがとうございます。
・吉田俊英様
なるほどと、感心致しました。少ない情報で私の背景と心を見るお力、感服します。
品行方正と和光同塵、私には大変勿体ないお言葉で恐縮します。身を慎んでいきたいと思います。
私は感情の起伏があまりないので今まで争いや喧嘩をした記憶がなく(勿論ゼロではないです)、それが良いと思い込んでいましたが、違うかったのでしょうか。感受性が乏しかっただけなのかと。魅力のないつまらない生き方しか出来ない事に不甲斐なさを感じ悪い事のようにさえ思えます。
余所行きの付き合いとの事、その通りだと思います。真面目に生き過ぎました。
ハメを外したり、壁を壊す事が至難の業です。趣味を増やしたり、人としての魅力作りを努めていきます。ありがとうごさいました。