何故人は何でも一緒くたにするのか
疑問なのですが何故人は何でも一緒くたにしてしまうのでしょうか?
何らかの集団で一部の人間が問題行動を起こすとその集団全体が悪く見られてしまうってことがありますよね。
勿論人間全員がそのような考えを持っているとは思いませんが割とこの様に考えてしまう人がいる気がします。
何故そう思ってしまうのでしょうか?心理的な問題なんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私も気をつけたいです
こんにちは。
なんででしょうねぇ。また周囲の一部の人と一緒くたにされ評価されるのはイヤなものですね。
質問中「全員がそのような考えを持っているとは思いませんが」と言ってはいますが、あなた自身も「人」は「何でも一緒くたにする」という、人を一緒くたにした考え方になっているという矛盾というのか二層構造というのか複雑な質問になってしまっていますね。
「なぜ人は」「なぜ若者は」「なぜ自転車を運転する人は」などとひとまとめにすると楽なのでしょうね。そこで思考停止して批判できますからね。例外を考えるときりがなく面倒なのでしょう。
一方で一緒くたにするような考え方は差別につながるので気をつけた方がいいですね。私も気をつけたいです。
そういう心の動きがあるだけです
全員がそれぞれ、ひとまとめに見ているわけでもないでしょう。
あなたもおそらくその人たちがさぞかしみんなきっと同じだと思ってみているに違いないと思っているその心理も「一緒くた心理」なのかもしれない。
われわれboseも僧侶もモンクもプリーストも仏教者も誰一人として同じではありません。他の人の答えもあるかもしれませんので、おまちください。
私どもとて、人間の本質は個人個人。肩書きではありません。
だからあなたも世間の人がどう思おうが、世間ではみんなが一緒くたにするという事があろうがなかろうが、あなたはあなた。
独立・分離・自立・出離・出家の精神であなたもその考えに縛られなければいいのです。人が特定の組織をまとめて同じにみる心理=脳内で情報化された世界と、あなた個人の個人的な活動は組織とは別物ですから。
私だって、このhasunohaの中の一員ですが、群れません、縛られません、それぞれの個性を尊重し、私も他のお坊様もみんな別存在。誰もがそうです。世界中の誰もがみんな。