不安と負の感情を抑えられない
2度目の質問失礼致します。
まず1つ目に、最悪の事態を想像し不安に思うこと。次に、失敗する度に昔を思い出し辛くなること。最後に、負の感情に支配されてること。
以上3つについて、お坊さんのお答えをいただきたいです。
1つ目、最悪の事態を想像し〜ですが、最悪の事態とは、誰かに殺害されるんじゃないかということです。
小学生のころ、私は盗難犯に仕立て上げられました。私はしていません。主犯格の女の子たちは、先生に強制的に謝らせられたので、今でもその中の主に2人と、ばったり街中で会うと、凄い睨まれます。
また、彼女達のうちのリーダー格女の子の旦那が、肉体的に人を傷つけるような犯罪をしでかし、逮捕されています。それを見て余計怖くなり、そんな怖い人たちと付き合うようなやつらと何故関わり合いになってしまったのか、殺されたらどうしようと不安になります。
私は相当嫌な子供だったからターゲットにされたのはしょうがないですが、殺されるのは流石に怖いです。相手の女の子はもう既に子供がいるため大丈夫だと思いたいですが、怖いです。時間の無駄ですよね。
次に、失敗する度に過去を思い出すことについて。昔、親に勉強で失敗するたび暴言暴力を振るわれました。同級生には「本当はバカのくせに」と笑われていました。
以前はたまに思い出して悔しくなりましたが、悲しいとまでは行きませんでした。
しかし、就職で失敗し失職してから頻繁に失敗する度にそれらの出来事を思い出し、辛くなります。皆が言っていたことは、間違ってなかったなと惨めになっていきます。自分の人生何だったんだろうなと悔しいです。
そして負の感情に支配されていること。
母親が結婚したくなかった、独身でずっと実家で親と暮らしたかった、子供も別に要らなかったのよと愚痴るのを聞く度に苦しくなります。拒否しても聞かせにくるので死にたくなります。母親は私に言ったあと元気になるのですが、私はどんどん薄暗い気持ちになっていきます。また、父親が不倫相手の私と同じくらいの歳の女と、私や母親を比較し、その女の存在を匂わせるため、父親とその女も嫌な目に遭えと念じてしまいます。元同級生がキラキラしているのを見ても嫌になります。
長くなりましたが、ご助言お願い致します。
希死念慮、感情のコントロールが出来なくなるときがある、他責的でプライドが高いのかもしれない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
もらん 様
相談ありがとうございます。
不安や負の感情、トラウマで過去の出来事がフラッシュバックしてしまう。
自己嫌悪になる。などなど。このような体験は、あなたのせいではありませんね。あなたに責任はありません。
幼少期から成長期にかけて、無条件の愛情を感じる経験が少ないとか、
存在を否定されるとか、モラハラを受けたりすると、だれでも対人関係が難しくなります。就職してうまくいかなかったのも、両親を含めて他人からの愛情を受ける体験が少なかったせいです。
おそらくあなたは心の底で、誰かにもっと愛してほしい、認めてほしい。私に優しさを向けてほしいと望んできたのだと思います。私は今からでもそれを望んでいいと思っています。
自分の中に眠る、誰かに愛してほしい、認めてほしいを、自己否定や自己嫌悪や希死念慮をもたずに、育てていく練習をすればいいのです。
それには、まず自分に思いやりを向けることです。自分に優しさを向けること。自分をいたわる必要があります。
マインドフルネスや慈悲の瞑想などをお薦めしますが、方法はあなたに合った方法で良いと思います。
自分に向ける優しさや愛情が育てば、呼応するように他人からの優しさや愛情を受け取ることができます。本当ですよ。
ちょっとイメージしてみましょう。これまでで、最も優しさや愛情を感じた時は、どんなシーンだったでしょうか。その場の雰囲気、感覚、気持ちをよく思い出してみましょう。誰と居て、周りの景色、色、音、匂いなど思い出して、どんな優しさに包まれていましたか?
そしてもし、今、その雰囲気や感覚、その気持ちを何かにいかせるとしたら、どんな瞬間でしょうか?ということを考えてみましょう。
きっと一つのきっかけになるでしょう。
大丈夫、あなたは辛い経験をした分、優しく思いやりを持ち自立していけるでしょう。私はそう思います。
追伸:お礼メッセージありがとうございました。マインドフルネスで、無理に封じ込めようとすると苦しさが生じます。嫌な思い出を映画やテレビのCMを見るように客観的に流していき、嫌なことから離れるような感じです。そして今の自分の心の状態を楽にいしていきましょう。難しければ遠慮なくご相談ください。きっと大丈夫になりますから。再礼
質問者からのお礼
アドバイスありがとうございます。マインドフルネスで、今自分のやっていることに意識を向けて、嫌な思い出を封じ込めるように努力してみます。
優しいお言葉を沢山、本当にありがとうございました。