結婚するなら絶縁すると親に言われました。
現在の恋人と数年交際しており、お互い結婚の意思があります。
しかし、私の親(特に母)は結婚に反対しており、先日「誰の手助けもなく二人だけで生きていけるわけがない。誰も祝福しない結婚をして親を裏切るなら本気で絶縁する。家を出ていく際には自分のお金を全て置いていくこと。そして今まで教育にかかったお金全てを私たちに返済しなさい。」と言われてしまいました。
今の恋人は私にとって非常に信頼できる人で結婚したいと思っていますが、相手の国籍や生い立ちが母は気に入らないのだと思います。
もともと母には何でも相談でき、優柔不断な私にはっきり物事を言って背中を押してくれる頼もしい存在でした。今も私は母を心の底から嫌いになることはできません。また、私は相手の立場に関係なく経済的にある程度自立できる仕事についていると思っています。それは母の愛情や教育の賜物であり大変感謝していますが、私が相手の立場によって幸せに生きていけないと決めつけるのには納得がいきません。
折り合いが悪いことは諦め、親と離れた場所で恋人と暮らすことも視野に入れていたところでした。私自身が恋人をとるのか親をとるのかをはっきりと明言していないと、上記の絶縁の警告を出されました。
いずれ三者で話し合いをすることになります。お互いがお互いを罵り傷つけ合う場になることは必至で不安です。私は恋人のことも親のことも愛しており、一つに絞ることが怖く苦しいのだと思います。
結婚するには絶縁に近い形になるのは致し方ないのでしょうか?
参考までにご意見や人生のアドバイスを頂ければと思っております。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
回答を読んで、一度整理してみてください
こんにちは。
基本的に「お互い結婚の意思」があるのだから、その通りにされるのが良いとは思います。ただ、第三者から見て「結婚するには絶縁に近い形になるのは致し方ない」というには判断材料が少なすぎる印象です。話し合いの余地があるのか、無いのかが把握し難いのです。
文面から拝察するに、あなたもお母さんも共に聡明なお人柄だろうと想像します。あなたから見てお母さんは「何でも相談でき」、「はっきり物事を言って背中を押してくれる頼もしい存在」である。そして、あなたはその「母の愛情や教育の賜物」に感謝している。
それなのに、今回に限って「今まで教育にかかったお金全てを私たちに返済しなさい」と通常親が子どもに言わないようなことまで言い、是が非でもこの結婚を止めようとしている。
ここから考えられる可能性は、以下の点です。
1・子離れしていていない(子離れの苦しみに耐えられない)から
2・実は偏見や思い込みがある人だったから(「相手の国籍や生い立ちが母は気に入らないのだと思います」←推測?)
この結婚という、親が子を一人格として尊重しなければならない機会に立って初めて見えてきたものがある。それは、お母さんが子離れへの不安に抗しきれないが故に、猛烈に反対することで回避している。本来親として果たすべき苦しみとの直面から逃げている。或いは、聡明で「頼もしい存在」だと思えた人が、実は偏見や思い込みを脱しきれない人だった。つまり、親が弱く、過ちに陥る一個の人間であることが分かった。この意味に限定するならば、最終的に結婚の強行もやむなしかもしれません。
ただ、もう一つの可能性として、
3、お母さんの判断はこれまで通り正しい
ということも捨てきれません。
お母さんが「相手の立場によって幸せに生きていけないと決めつける」とあります。あなたは経済的に「自立できる仕事」であり、そこをお母さんは心配していない。一方、「相手の立場」が不安定に見える要因があるのでしょうか。もしその前提ならば、親から見て夫婦二人の総所得で暮らせるから「相手の立場」が不安定でもいい、とはとても言えません。この意味で、話し合いや説明が尽くされていない印象があります。
また、「親(特に母)は結婚に反対」とありますが、お父さんはどう「反対」しているのでしょう。
以上をご自身で整理してみてください(字数制限)
優先順位
私の個人的な考えです。
結婚したら親よりも配偶者を優先する責任がある。(理由は、他人様の息子・娘の人生を預かるのだから。)
もしも子供が産まれたら、配偶者よりも子供を優先する責任がある。(理由は、子供に罪は無いのだから。)
もちろん、命の危険がある場合など、そのときどきの状況で親を優先すべき場面はありますが。
上記を前提に、あなたが親よりも大切にしたいと思えるパートナーかどうか、少なくとも人生の伴侶として尊敬できる相手かどうかで決めた方が良いと思います。
また、善悪の価値観が近い相手(人徳のレベルが近い相手)と結婚すると喧嘩の原因が減る可能性があります。
あと、親から絶縁宣言されたとしても、あなたの側は親を見捨てる必要がありません。
一時的に疎遠になっても、何かあれば駆けつける体勢を維持すること(未来の仲直りに期待)はできるでしょう。
ご質問ありがとうございます。
言う通りにしないなら、金返せ。
親子断絶だあ!
って、寺業界でもある話ですね。
ご質問にある母親さんの言葉は、かなり感情的ですね。
冷静さが足りない印象も受けます。
そのような状態では、柔軟な対応は期待できないですね。母親さん自身の思い通りにいかない腹立ちをわかば様にぶつけている印象があります。
どっちを取るかという言葉に騙されちゃいけないです。
私の愛した人は母親さんの敵。
これまで親だと思ってた人は私を悩ませ傷つけている。
わかば様の愛した方は母親をどう思ってますか?
わかば様だけでなく、わかば様の母ごと面倒みる。介護が必要になったら世話します。
母親さまの葛藤を包み込む器量があるといいなと思いますが、、、
質問者からのお礼
大変勉強になるお言葉をいただきありがとうございました。
客観的な意見を聞くことができ少し心がすっきりとしました。母がどういう人であるのか、この出来事を通して見えてくるものがあるだろうと思いました。また、母の強い言葉が印象的であり父の言葉を自分の耳で聞こうともしていなかった自分にも気付きました。
もし、絶縁されたとしても私の方は縁を切る必要はないというお言葉に救われました。私の方からはいつでも手を差し伸べられる態勢でいたいなと感じました。
今回様々なお言葉をいただき、自分の心の芯が強化されたような気がしています。まだ恐怖や迷いはありますが、家族・恋人それぞれと対話し、真摯に向き合っていきたいという気持ちが湧いてきました。
お忙しい中、貴重なご意見をくださりありがとうございました。