hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自分のやりたいこと、決心がつかない

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

音楽系の学校を卒業し、10年半、音楽業と
それだけでは生活ができないので動物が好きなのもあって、
動物病院で働いていましたが、いろいろあり1月いっぱいで動物病院を辞めてしまいました。
辞めたくなかったのが本音です。

しばらく職探しをし、
先日からこのまま音楽と並行して続けていける時間帯で人間の整形外科での受付看護助手のパートを始めました。
しかし、いきなりリハビリの手伝いなどをさせられ、いろいろ疑問を生じ始めております。

一番の願いは動物病院で働いていた頃に戻りたいです。
それは出来ないのはわかっています。

音楽を諦め、条件が悪くても(家から遠いなど)新しく働ける動物病院へアタックすべきか、
このまま音楽を続けつつ、やりたくなくてもこの仕事をすべきか。

実のところ音楽自体も続けるべきか、
今がやめる潮時なのか、とも感じており、自分の中で日々いろんなことかが悶々としております。

ストレスから睡眠障害や、他にも体調に出ており
早くこの状況から抜け出したいと思いつつ、
親は甘えながらの生活がもう3ヶ月目に入ってしまい自己嫌悪にもなっております。
本当に親、特に母親の存在に助けられています。

どうしたら以前のような明るく元気な自分に戻れるでしょうか?
このまま整形外科の仕事と音楽業の両立を目指せば良いのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

手放し諦めていく のではなく。繋がった縁から、得たものを感謝できる私に。

やりたい仕事、やりがいある仕事、収入の安定、、、
悩むところですね。まさに、理想と現実です。
立場.環境の変化に、うまく順応していけるのが一番いいですが、やはり迷ったときには、何かを選びとって 進まなければならないときも。

私も保育の仕事を続けたかった、教育の現場にいたかったけれど、結婚したら お寺も大事、家庭や育児も大事。自分が本当に好きなことを と考える暇もなく突っ走ってきていますが、それで得た経験や学び、出会いもたくさんあります。

何を捨ててきたか、何をあきらめたか、と考えると どうしても後悔が先にきます。
でも、あの縁あって、今の私。あの縁あって、得たもの。あの縁なければ、得れなかった。そう思うと、全てが感謝なんです。

あーさんは、幸いにも、頼れるご両親が側にいてくださる。今の環境も含め、見方を少しでも変えられたら、また別の縁に繋がってゆくのではないでしょうか。
音楽の世界だけで生きれることが、絶対の幸せか、分かりません。看護助手の仕事から得ること。。。これから先は、あなたの 考え ひとつです。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

お辞めなさい。無理は禁物です。

はっきり言って、限界に近いところまでメンタル的に追い込まれているように思いますよ。パートなんだから、逆にどうしてそこまで無理をするのかはわかりません。速やかに辞めになった方が良いかと思いますよ。
私は坊さんと整骨院をやっていますので、整形での勤務内容はだいたいわかりますよ。合わないと苦痛だと思いますね。長年勤められた動物病院を何らかの事情で辞めざるを得なかったことと相まって、自己嫌悪や自信喪失に繋がっていると思います。お考えください。合わい服に無理に身体を合わせたらどうなりますか?身体に服を合わせるべきじゃないでしょうか?あなたの身体や生命は掛けがえのないものなんです。あなたに合う仕事を探したらいいんですよ。ましてや音楽家という中心に掲げられるものをお持ちなんだから、迷うことは何もありませんよ。
また、過去を振り返らないこと。反省は役に立ちますが、後悔は重荷になるだけです。服のポケットにオモリをしまってどうするんですか?身軽になりましょうよ。合わなければ次。また、次を探せばいいんです?あなたに合う服はきっと見つかりますよ。
あなたの健康とお幸せを祈っていますよ。あなたは親身に相談に乗ってくれてサポートしてくださる方が近くにいらっしゃるし、好きな音楽を続けていかれるだけで、十分お幸せな方です。何らかのご縁があって親子になったのです。頼りにしたい時は頼る。今後ご両親が逆に助けて欲しい時はサポートとする。これがまさに因果ですよ。できる時にできることをしたらいいんです。
ご両親にとっては、最愛の娘であるあなたが好きな音楽をやりながら、元気で明るく過ごしてくれたらいいんです。負い目にかんじることはありませんよ。それが親の願いであり、仏さまの願いでもあると思いますよ。感謝、感謝ですよ。
どうか、もっとお幸せになってくださいね。
追伸
なんだか、見えてきたように思えるんです。貴方は動物のお世話が好きなんでしょう?
それならば、動物のお世話をする仕事をさがされたらいいんじゃないですか?
とりあえず、次が見つかるまでいまの所にいらして、探されたらどうでしょう?
また、人気のトリマーさんも通信で10万くらいで学べる講座もあるようですよ。
音楽を主にするか従にするか、それも含めてあなたの選択です。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

中田 三恵 先生

ありがとうございます。
本当に理想と現実です。
甘えたことを言っているのはわかっています。
今まで自分の好きなようにやってきたものを自分の手で無くしてしまってのこの状況、
本当にいろんな縁で、これまで自分が好きなようにやってこれたのだと改めて感謝しております。
無くして初めてわかった感謝も沢山あります。
音楽についてもそう気付かされ事があり、反省してそれを続けるべきか、
やはりもう自分は身を退くべきなのかという葛藤で、書いている今も苦しくなります…。

>看護助手の仕事から得ること。。。これから先は、あなたの 考え ひとつです。

仕事中もずっとこんな気持ちでやってしまうため、周りや患者さんにはご迷惑なのかな…と思いつつ、
今、やらなければいけないことはこの仕事と割り切って動いていますが、
休憩の今も辞めるべきか…と苦しくなります。
が、
答えを出すのは自分なのですよね…。

三浦 康昭 先生

ありがとうございます。
体調に出てるのを考えると確かに限界なのかもしれません。
ただ音楽を続けるなら今このこの看護助手のパートの仕事を頑張らないといけない状況。
リハビリの機械、そして人に触れるという事をした事が無かったのに
いきなりその作業だったので戸惑いと、3日目にして割り切れる気持も若干ですが出てきたところです。
でも、どうしても前職の事を考えてしまい動物と人間を比べてしまいます。

>ましてや音楽家という中心に掲げられる
ものをお持ちなんだから、迷うことは何もありませんよ。

しかし、言うほどの仕事量じゃないですので、稼ぎで言えばそんなに中心というわけではありません。。。

>過去を振り返らないこと。反省は役に立ちますが、後悔は重荷になるだけです。

本当にそのとおりなんですよね。わかっているのにうまく反省できず後悔ばかりです。

両親にも本当に迷惑をかけているのはわかっています。
本当にありがたい存在です。
今後、何かあったときは私が何でもしないといけないと思っています。
と考えると、やはりもっとしっかり稼げる仕事につくべきなのか…
あるいは早く孫を見せてあげれるように婚活も考えなきゃいけないのか…
等、またいろいろ考えてしまいます。
考えるだけで動けない自分にも自己嫌悪。
今はとにかく目の前にある仕事を頑張るべきなのか…という考えは逃げ、甘えなのでしょうか…?

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ