孤独を選んだのに孤独が怖い
私はいわゆるセクシャルマイノリティに分類される、
他人に性的・恋愛感情を抱くことができない人間(アセクシャル)です。
今まで家族以外の誰にもこの事を伝えられたことがなく、
両親にも伝えられないまま別件でギクシャクし疎遠となってしまっています。
アセクシャルと自覚した時から、
私はひとりで生きて死んでいくのだと覚悟を決めたつもりでいました。
しかし友人たちが結婚・出産して家庭を持ち両親が高齢になるにつれ、
両親がいなくなった時にこの世で本当にひとりぼっちとなった私は
その孤独に耐えながら生きていけるのか、と
怖く思う気持ちがどんどん大きくなっています。
ここ最近は1人の部屋へ帰ると毎日、自分の中にいるもうひとりの自分が
「寂しい・悲しいと思うなど何を被害者ぶっているんだ。
お前が選んだ道だ、今までの行いの結果だろう。」
と毎日責め立ててきているような気持ちになり、
「自分はなぜこんな欠陥品なんだろう、一刻も早くこの世からいなくなりたい」と考えてしまう日もあります。
私はどんな気持ちで1人生きていけばいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
恋愛関係がないから、孤独になるわけじゃないわ。
性的.恋愛感情を抱くことはなくても、誰かを頼ったり、心許したり、友としてお付き合いしていく人は、これからだって作っていけばいいんじゃないかしら。
こうしてハスノハに気持ちを打ち明けてくださったこと。私は、あなたを一人の人間として、尊重したいと思いますし、大切に想っていますよ。
ひとりで生きて死んでいく、これは誰もがそうだと思います。自分の人生は自分でしか生きられないし、死ぬ時も一人よね。
でもね、だからこそ、恋愛感情は抜きにしても、誰かと出会い影響を受けながら、それが喜びや支えにもなっていく。
本当の孤独は、誰にも大事にされないことよ。恋愛関係がないから、孤独になるわけじゃないわ。あなたの覚悟は、人を遠退けているのかもしれないよ。誰も、あなたを欠陥品だなんて思っていないもの。あなたの気持ち、私は大切にしたいなと思っていますよ。きっとあなたのことを理解してくれる人だっているはずだよ。一人で勝手に孤独な人生だと決めないでいいのよ。