孤独死した故人の49日の数え方と供養
1人暮らしをしていた母が亡くなりました。
亡くなってから少し日が経っての発見となり、(4月の末に発見となりました)
警察からは4月の初めに亡くなったようだと伺いましたが、はっきりとはわかりません。
現在検死と事件性が無いかどうかの確認のためにまだ警察に遺体があり、詳しい結果をいただいて、さらに葬儀を行えるのはおそらく49日を過ぎた6月以降となります。
また、亡くなった日についても、もしかしたら4月の初めではなくもっと前、もしくはもっと後との検死の結果となるかもしれません。
こういった場合、49日はいつから数えて供養を行えばよいのでしょうか。
亡くなった日から数えるとお聞きしたことはありますが、わからないままなんとなくで日を決める事も出来ずにおります。
お寺には葬儀のご相談はいたしましたが、お坊様ではなく事務局の方とのお話となり、49日については特に回答いただけませんでした。
私としましては、なるべくあちらにゆく母の力となれるよう供養出来ればと思っております。
ご見解いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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検死結果を待ってからがよい
こんにちは。
まずはお悔やみ申し上げます。
結論から言いまして、これは検死結果を待ってからということになると思います。
「警察に遺体があり、詳しい結果をいただいて、さらに葬儀を行えるのはおそらく49日を過ぎた6月以降」ということは、かなり検死に長期間を要することなのでしょう。また、「亡くなった日についても、もしかしたら4月の初めではなくもっと前、もしくはもっと後との検死の結果となるかも」ということは、亡くなった月さえ確定していないことになります。
こういったケースでは、経験上例えば4月1日など切のいいところで命日にしたりします。しかし、現段階ではその前の3月かもしれず、なんとも言えないというのが正直なところです。「お寺には葬儀のご相談はいたしましたが、お坊様ではなく事務局の方とのお話となり、49日については特に回答いただけませんでした」とあるのは、そのような事情によるものと思われます。
また、このケースはお付き合いのある寺院さんと直接のやり取りを優先すべきなので、第三者の僧侶がコメントすることは混乱を招きかねません。検死結果を待ってからお寺と直接やり取りしたほうが良いでしょう。
もし、49日以外でお母さんの「供養」を早急にお考えならば、その宗派で相当のお勤めをお寺に依頼すると良いと思います。
お大事に。
便宜上、菩提寺さんと相談して命日を決めるしかない。
突然のご逝去、心よりお悔やみ有申し上げます。
過去に孤独死した方の葬儀を勤めたことが数回あります。警察で医師に検死してもらっても、正確な死亡日を診断できない場合も少なくありません。実際に診断書を見せてもらったことがありましたが、「〇月頃」「〇月中旬」という記載でした。
死亡診断書で命日を特定できな場合、喪主と菩提寺さんで命日を決めるしかないと思います。位牌を作るにしても、「令和四年四月」じゃ寂しいですよね。菩提寺さんと相談して「令和四年四月〇日」と決めましょう。まずは菩提寺さんと相談しましょう。
「位牌を準備する都合もあるので、便宜上命日を決めたいと思います。四十九日法要を行う時期としては、六月〇日が都合が良いんです。それから逆算して、母の命日を四月〇日ということにしたいと思います。いかがでしょうか?もっと良い案がありましたら、御教示ください。」と相談してみて下さい。
菩提寺さんに特に対案が無かれば、ケイさんの提案を受け入れてくれると思います。