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子どもが病気になるのが怖い

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有り難し有り難し 19

二人の娘が居ます。
次女は病気を持って産まれて来ました。産まれてしばらくは呼吸も上手く出来ず、自力で栄養を摂ることも困難で、入院を繰り返しました。
娘の浅い呼吸を見守って付き添うなか、自分が眠るのも怖く、次に目が覚めるのも怖く、1日トータル4時間ほどの睡眠でなんとか栄養をとらせました。

1歳になるころには長女と外で遊べるほど元気になりましたが、週に3日は病院、夏前に手術も控えています。

相談はわたしの気持ちのことです。次女を失うかもしれないという記憶が恐ろしく、またまだ体力の少ない次女のこともあって娘たちの病気を過度に恐れ、二人を連れてスーパーへ行くのも怖くなってしまいました。
何か自分の知らない病気をもらってきたらどうしよう、次女はまだ健康体とは言えないのに風邪でもこじらせてまた入院したらどうしよう、という思いから外遊びのあと手を洗わない長女をきつく叱ったり、外で寝そべったりすると手が出てしまったり、叱り方が自分でもおかしいくらいだと思います。

最近は2人が元気な時でもいつ病気になるか怖くて、むしろ風邪などひいてお医者さんにかかっている時のほうが気持ちが安定することに気付いて本当に愕然としました。

病気を恐れて子どもを自由に遊ばせられない自分が嫌だ、
病気予防がなかなか出来ない子どもをきつく叱ってしまう自分が怖い
この二つが特につらいです。

穏やかに過ごすことが出来るでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

たまたま健康、当たり前なのが病気

日々の子育てご苦労さまです。
愛情をもって子供と接しているのが伝わりました。

病気は仏教でも大事なテーマです。
なぜ人は病気になるのかは、お釈迦さまが出家された動機の1つです。

自分はこう考えています。
「たまたま、今健康なのであって、病気なのが当たり前」と。

毎日この体では、何千億の細胞が生まれ死んでいきます。
それだけの数ですから、そのすべてが全うに生き死にできるはずはなく、変死した細胞たちが病に繋がっていきます。
外からは絶えず細菌やウイルスも攻撃してきます。

ですが、人の体は鍛えることができます。

自分の妻の妹も、コトリさんの次女のように入退院を繰り返していました。
体もすごく弱かったみたいです。
今ではめちゃめちゃ元気に海外旅行にも行ってます。

病気なのが当たり前ではありますが、その中で鍛えられていきます。
逆に潔癖になればなるほど、人は弱るそうです。

次女さんは今が修行期間なんですよ。
多少なりとも汚い環境や病気を経験して、将来を強く過ごすための修行中なんです。

そうとらえて、栄養的なサポートを一生懸命してあげてください。

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有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれることができればと思います。 そしてこの縁によって仏教の良さを知って頂けるととても嬉しいです。

質問者からのお礼

お忙しいなかわたしの悩みを読んでいただき、ご回答いただきありがとうございました。
何度も読み返しました。わたしの拙い子育てに愛があると言っていただきました、そこに一番救われたように思います。修行というお話も驚きました。
この子は生まれた時から病気をもらって生まれたのではなく厳しい修行をさせてもらっている、そういう考え方もあるんですね……。
娘たちと公園へ行って、どろんこで桜を追いかけてみました。楽しかった。
愛媛にあるお寺と拝見しました。今遠出はなかなか難しいのですが、将来家族で愛媛に行けたらいいなあという夢も出来ました。ありがとうございました。

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