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晒されました

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有り難し有り難し 9

こんにちは。
2週間前のことです。掲示板にやってもないことを書かれてSNSのアカウントを晒されました。

その書き込んだ方は、私と好きなものが共通している方みたいで、私がその方に嫌がらせをした、という理由からなのですが思い当たることが何一つなく…というのも、私は解釈違い等から同じ好きなものを共有できないため関わったことが一度もないため。また、そのような方とは事前に関わらないようにする自衛も行っておりました。

周りからは、SNS上でもいいから濡衣を着さられてる以上反論したほうが…と言われました。確かに被害者の方の発言があまりにも出来すぎてる、といえば変ですが、私のアカウントのアイコン変更時期、削除時期などをすべて把握している感じでした。

が、私は正直なところやったところで…っと思う部分があります。掲示板に限らずネットの情報を鵜呑みにする方はたくさんいますし、仲のいい人、今交流してくださる方がやってない、と言うことを理解してくれてるならそれでいいかなって…

ちなみに被害者を特定、とかは考えておりません。(書き込まれた方は、どうやらSNSのアカウントを削除されたみたいですが、真意はわかりません)

今回掲示板に晒されたことは、上記に私のアカウント削除と書いてある通り私は一度アカウント削除をしました。それは嫌がらせをしたとかではなく、交流するのがしんどくなった方がいたからです。

その方に、嫌なことはいやと言えず無言でさよなら、アカウント変更をした、その行いに対する罪といいますか、そのように捉えております。

書いててわけがわからない内容で申し訳ございません。色々頭の中がぐちゃぐちゃになったため、今回こちらを利用させていただいた次第です。

2022年6月25日 14:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

賢者は避難と称賛に動じない。

拝読させていただきました。

SNSという昨今では日常的化になった現代では、とにもかくも相手の心情(真意)は見えないものです。

戦う(反論)という気持ちは分かりますが、反論しては虚無感を生成だけることになるだけと結果はともないます。

SNSでは何が起こったのか分からないほどに情報が流れ続け、新しい情報がどんどん追加され、自己防衛の働きから思いを発信すればSNSはターゲット化となり、見えない相手たちはストレス発散ごとく攻撃的な反論をしてくるのが目に見えてわかります。

赤信号とわかって渡れば危険は承知であると誰もが分かるものです。渡ってしまえば、後々にどのような思いが心に生じるのか?それは「ヒヤヒヤした」「事故に遭わなくてよかった」「赤信号はやはり恐かった」と答えがでます。

このように、反論する姿勢(SNS発言)には見え隠れする心理の危険があります。

感情が肯定感を生み出そうと働く。世に間違っていないことを示したい。何もしていないことを理解してほしい。などなど...

このような感情は欲求心となり、自己嫌悪が増幅していくこととなります。

仏教では求不得苦となり、求めるすべては執着であり、求めるすべては得られないことを根底において生きていきます。

時は無常です。人の噂なんて他人は9割以上どうでもいいと思います。

日々、メディアから流れる殺人事件をすべて覚えていますか?わたしは一週間前の事件さえあやふやです。大きな事件が世に多い中で、小さなクレームなんて流していくように新しい自分を形成させてみてください。

簡単なのはSNSをやめる勇気をもてば、かなりの率で楽になります。この現代人の目的意識と感じてます。
他人のことより、自分の一度の人生を楽しむことを考えていく時間をつくっていけば、他人のことなんてどうでもよくなっていきます。

今回の出来事も、心配無用です。時が経てば、「なぜに?こんなことに執着し、悩んでいたのか?」と、自分がバカらしくなります。

安心を。

2022年6月25日 19:51
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