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副住職とのお付き合い

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有り難し有り難し 46

こんにちは、お悩み相談させていただきます。

先日副住職(26)の方にお付き合いしてほしいと告白されました。
そこのお寺さんは長男が住職で次男の彼が副住職です。
そして三男は銀行員、四女は大学生です。

副住職の彼は普段は役場に勤めており、お通夜等があるとお寺に戻り副住職の仕事をしています。

もしもこの方と結婚するとなると副住職の妻は仕事を辞めなければいけないでしょうか?

お寺さんのことについて未知なものでお手柔らかに教えていただけたらと思います。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

結婚を前提にお付き合いされるのであれば、

そのようにご心配されるのは当然でしょう。

彼氏はお寺に住んでいらっしゃるのでしょうか? いずれはご長男家族がお寺を仕切るようになるのですから、そこに次男家族も同居してはいろいろ難しいでしょう。結婚されるのなら、彼氏にはお寺の住まいを出てもらって、新居で新婚生活を送るべきだと思います。お互い公務員であれば、その給与だけで生活できるのではないでしょうか。

こういうことはお寺に限らず、他の自営業でも会社員でも、同居は常に問題をはらみますから、先ずはあなたの彼氏に対するお気持ちをしっかり持ってください。

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 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

立場で付き合わない

(^<^)どこまで行っても人間の本質は肩書き、立場を捨てきった状態でのその人の本質です。
皆人間は肩書き・ウェアーに惑わされてしまいますが、坊さんとて同じ人間ですから、坊さんである事を忘れてその人の本質、人間性をみることをお勧めします。
仕事はむしろ辞めない方が良いでしょう。自分のお金は自分で稼ぐことです。
それに、ちなみにぶっちゃけ二男の嫁の立場は弱いです。
大奥的に申し上げますと、長男の嫁や義理の母が、〇〇院サマ的立場で君臨している訳ですから日本の古来の体質からすると「二男の嫁はしゃしゃり出てくるな」的扱いですわよ。←これは逆にポジティブに考えるべきであり、逆にこだわらなくてよい時代かと。(´・ω・)
ちなみに私も次男で、任されているお寺は生まれた寺のすぐ近くです。
実家の寺に勤めで生活させてもらっていますが、将来的には沢山の不安を抱えています。
わたし共は嫁が実家の寺に近づくことも母親が許しませんのでそういう狭い世界もある、と思っていた方が良いと思います。
交際~結婚をするということは将来的に子供をもって育てていくことです。
結婚相手の経済力が大切です。私のお寺のように、檀家さんも墓地もないお寺で次男坊ですと、他のお寺さんのお世話にならざるを得ません。そういう現実もあります。
経済的に将来的にワイフ(お嫁さん)子供に苦労をかけます。
食べていけないお寺でも維持していかなければいけない立場の僧侶がいます。
どこまで関わりを持つべきか、持たなくてよいか、を具体的に、明確に、ハッキリとさせることです。ある二男夫婦はお寺の手伝いをしながらも、継ぐべき長男夫婦が海外生活をしていてひょっとしたら帰ってくるかもしれない、という不安定な心境の中で生活をしています。お嫁さんの立場としてはぶっちゃけお寺うんぬんよりも生活していけるか、がカギです。
色々な方のお話を聴かれることをお勧めいたします。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

僧侶の子に生まれて

 これは今の寺院の現状と思って下さい。兼業しないとお寺の維持も困難です。私はこの次男さんはそのことを踏まえて副業もしていると思います。恐らく、長男さんの身に危険があった時にお寺を引き継ぐか、他の後継者がいないお寺に行くか、お寺の仕事は手伝いにして、副業を重点に置くかを考えていると思われます。私から見ると兄弟協力し合っている仲のいい兄弟に見えますので、安心して次男さんと結婚してもいいと思います。そうなるとお寺から離れて暮らすか、2世帯のような感じになると思います。お寺が忙しい時にあなたの手を借りますので、徐々にお寺の仕組みについて学ぶのが良いと思います。
 お寺の仕事を覚える方法の1つは
・年間予定を覚え、行事(永代経、祈祷、総代会など)の流れを覚える。
・檀信徒・門徒・信者さんを覚える。
・でも、1番はお寺の器物がどこにあるかを覚える。勝手にいじると不審扱いされますので、掃除、整理をしながら覚えることをお勧めします。ワシが本山修行中に仕事を覚えた方法です。一見、遠道のようで一番の近道でした。
 結婚すれば今の仕事は勤務時間は減るかもしれませんが、止める必要もないと思います。次男さんが辞めて欲しいと言うなら、別ですが・・・。やってみて両立が難しいなら、その時にまた、質問ください。
 ワシが思うに、ある程度は心配してもいいですが、止めるくらいなら、実行せよ。ワシの行動の原点は「迷ったら、実行せよ。」です。すべてに当てはまりませんが・・・
 

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目指せ!となりのお坊さん あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのではありません あなたの悩みを解決するお手伝いを私がするのです ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
ここだけの話し  どんな些細な質問でも回答します! ・私の目指す僧侶は一休さんのようなちょい悪坊主です。時には常識にとらわれずとんでもないことを言いますが、しっかり受け止めて下さい。私もしっかりとあなたの質問を受け止めたいと思います。 ・先ずは30分からで、システムに慣れたら時間を延ばしたいと思います。

心配ですね、

お寺、本当に分からない世界で、不安だと思います。

でも、大丈夫ですよ。

良く聞かせて頂くお話しです。

お寺の規模が、分からないですが、現在、通常はお兄様だけで問題無く、特別な葬儀などの法要のお手伝い、土日や年に何度かのお寺での 法要はお手伝いなさると、思います。

貴女が、仕事を辞める必要も、無いと思います。

ただ、お寺での法要や、お彼岸、お盆など、お手伝いはしなければなら無いかもしれませんが。

分からない事ばかりでしょうが、徐々に覚えれば大丈夫ですよ、そんなに難しい事は、無いですから大丈夫ですよ。

私の妻め、病院勤めでしたが、なんとか やっています。

まあ、何も心配する事は、ありません、彼の事をもっともっと良く知って、好きになって素敵なお付き合いをなさってください。

応援しています。

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ラジオ パーソナリティ 『 命の 相談会 』開催 愛知県愛西市 の 大法寺 の住職をしております。 大法寺は、代々尼僧寺院であり、苦しんでいる女性を救い 「 おわりはじまりのてら 」 「 尾張の駆け込み寺 」と、呼ばれておりました。 白龍が住んでいると言われている、樹齢650年の大楠の元に、倶利伽羅不動明王の祠が有ります。 その宝剣で、悪い縁を切って下さると言われ、『 悪縁切り供養 』をしています。 病気、人間関係、依存症、自分の中の悪い想いを 切って下さいます。 縁切りの絵馬に、切りたい縁を書き込み、縁切りのお護りを授与しております。 是非、お参りください。 『 命の相談会 』 を、開催しております。 胸の中にあるもの、だれにも言えない事を、全て吐き出しましょう。 一緒に泣きましょう、一緒に叫びましょう、一緒に笑いましょう。 自坊、ショッピングモール、赤十字血液センター、カフェ、放送局、等で 定期的に行なっております。 日程は、ホームページで、確認してください。 ホームページ www.daihouji.org 『 樹木葬 大法寺 』 『 縁切り 大法寺 』 で検索してください。 緊急の場合 苦しかったら、辛かったら、電話ください、 09066179353

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