夫への憎しみの消し方を教えて下さい
結婚17年で、子供が3人いる者です。
結婚当初は穏やかだった夫ですが、喧嘩のたびにひどい暴言を言うようになりました。ただ、喧嘩の原因はたいてい私のほうが悪いのです。
一例を挙げます。
私が流産をしてしまった翌日、夫が飲み会に言っていいかと訊くので、快く送り出しました。ただ、途中で私の体調が悪くなり、戻ってきてほしいと電話したところ、戻ってきてはくれたのですが、喧嘩になりました。(それは当然だと思います)
私もしおらしく、ごめんなさいね、とずっと謝っていればよかったのでしょうが、私もそこそこ気が強いところがあり、「前日に流産してたんだから、しょうがないでしょ」といったことを言い返しました。すると、夫が激高し、私を床に組み伏せ、「流産を盾に取りやがって」「死ね!」などと怒鳴るのです。
これは、ずっと前の、12年もまえのことですが、同じレベルの暴言は何度もありました。
そのたびに夫は私に謝っており、一応仲直りしてきました。
夫サイドでは、「終わったこと」になっているようですが、私にとっては長年の恨みが蓄積されて、もはや感情のコントロールができなくなってしまいました。
精神科にも通い、薬を毎日飲んでおります。
とうとう、警察のお世話になってしまうような激しい夫婦喧嘩を経て、今は別居しています。
前段が長くなってしまって申し訳ございません。
本題はここからです。
せっかく、別居しているのにもかかわらず、私は夫への憎しみが消えないのです。
毎朝、「あの男を殺したい」という、明確な意思(漠然とした憎悪というよりは、言語で明文化された、はっきりとした意思)で目が覚めるのです。
また、仕事中にも、やはり、今まで夫から暴言が思い出され、ついつい憎しみの言葉をインターネットで検索したりして、仕事のパフォーマンスが落ちてしまったりもします。
冒頭にも述べましたとおり、私には3人の子供がおります。
子供たちの前では、決して夫の悪口や憎しみを表さないようにしているのですが、1日の半分くらいは夫への憎悪で満たされており、とても苦しいです。
不毛だと思います。
精神科の医師に相談しても、薬を処方してくれるくらいで、心の持ちようについては教えては下さいません。
どうか、教えて下さい。
人は、どうやったら恨み、妄執を消すことができるのでしょうか。
私は、どのような努力をすべきでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お気持ちをおっしゃって下さい
拝読させて頂きました。あなたが旦那さんへの思いをどうすればいいのかとお困りになっておられることを読ませて頂きました。今までの旦那さんとのことや状況についてはわからないですけども、あなたのその思いを受け取らせて頂きます。
あなたの心の中では旦那さんへの怒りや憎しみやうらみや殺してやりたいという思いが積もり積もって増幅しているのかもしれませんよね。今まであなたは自分でも気がつかないうちに旦那さんから受けた暴言や暴力によって深く傷ついてきたのかもしれませんし、それを必死に我慢し耐えてきたのかもしれません。そしてあなたの旦那さんへの怒りや憎しみの思いが膨れ上がり限界まで達しているのかもしれません。
その思いは消えることはないでしょうから医師やカウンセラーさんにも聞いて頂き、或いはここでもあなたのお気持ちをおっしゃって下さい。オンラインでも個別にお話しを伺うことはできますからどうか可能ならばご利用なさって下さい。
あなたの心の中だけで溜め込まずに吐き出していきましょう。そしてあなたの心の中を少しずつでも和らげていったり軽くなさってみましょう。
お子さん達のこともあるでしょうけどもどうかあなたの思いも心も大切になさって下さいね。
あなたは今も沢山の方々とのつながりの中で生きていらっしゃるのです。ですから分かち合っていきましょう。
あなたの心が少しずつでも和らぎながらお子さん達も安心なさって毎日を生き抜いていかれます様にと心よりお祈りさせて頂きます。
そしてあなたを心よりお待ちしておりますね。
質問者からのお礼
ありがたく、拝見いたしました。
とても救われたような気持になり、涙が止まりませんでした。
精神科の予約があったので、アドバイスいただきましたとおり、医師にもまた話してみたところ、信頼のできるカウンセラーさんを紹介してもらえました。
カウンセラーさんは神様仏様ではありませんから、それで万事OK全面解決!ともならないかも知れませんが、とにもかくにも希望が見えたような気がしております。
また、ただ気力で我慢するよりは、吐き出したほうが良いという視点をいただけたことも感謝しております。
逆に、パンドラの箱を開けるようで怖い気がして、感情や記憶に蓋をしてきたのですが…。
親身になってくださったこと、とても感謝しております。
ありがとうございました。