気持ちの整理の仕方
頭では理解しわかっているつもりなのに気持ちがついていかず、ずっとぐるぐると沸々腹立たしい気持ちがおさまりません。
2人の保育園に通う子供がいます。
夫はフルタイム、私は時短で勤務しており、当然育児時間の差はあります。それは仕方がないことなのはわかっているのですが、労ってほしいところを悉く想像力のなさで外してきます。(※最新の腹がたったエピソードですが、夫がインフルにかかったので私がワンオペ育児になり、忙しさで夜ご飯朝ご飯を食べれず、それを聞かれたから答えたら「あーそんな感じね了解」と返答がきました。そこは労ってほしかったのに!)
仕事だし仕方ない、体調がわるいから仕方ない、と頭ではわかっているつもりでも、労ってほしいと期待して、期待通りのものが返ってこなくて腹が立ってしまいます。
腹が立つことを言われたときに言い返すのも手ではあるのですが、余計な暴言をいってしまいそうで怖く、一旦黙って整理してから気持ちをその翌日に話したときには「いまさら?」と言われました。(それはそうなのですが…)言い分を聞いてはもらえますがやはり理解はしてもらえず、何度も同じようなことを言われ腹が立つ、を繰り返しています。
こんなことが続いているので、イライラするのにも疲れました。
以前Twitterで、「期待しないということは相手を見限ることではなく、相手の言動に正解をつくらないこと」と見かけて、個人的に合点がいったので実践したいのですが中々うまくいきません。
夫と私は違う人間なので、考え方が違うのも当たり前ってことはわかっているのですが…
この、頭でわかっていても気持ちがついていかない場合、うまく折り合いをつける考え方ややり方はありますでしょうか?
どうぞ宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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コミュニケーションを工夫する
日々の生活の中で、家族との関係において感じる苦しみや悩みはとても深いものですね。頭では理解しているつもりでも、心が追いつかないというのは、多くの人が経験することです。
まず、あなたの感じている怒りや疲れは、とても自然な感情です。お子さんの世話や家事、仕事との両立は想像以上に大変で、その中で夫からの労いの言葉や理解が得られない時には、なおさらその思いは強くなることでしょう。あなたが望んでいるのは、単なる言葉ではなく、あなたの頑張りや苦労を認めてくれる存在、それが「労い」という形で現れることを望んでいるのだと思います。
実際に夫に対して労ってほしい気持ちを伝える際に、翌日ではなくその場で心の整理をつける方法も一つの手段ですが、余計な言葉が出てしまう恐れがあるというのも理解できますね。心の中で湧き上がる怒りや不満をその場でうまく整理することは簡単ではありません。
ここで、期待をしないという言葉の意味をもう一度考えてみましょう。「期待しない」というのは、完全に相手に対して無関心になるということではなく、自分が相手に求める具体的な反応や行動について柔軟になるという考えです。例えば、「労ってほしい」という期待を持ちつつ、その形がどうであっても一旦受け入れてみる姿勢が重要です。こういったアプローチは難しいですが、少しずつ取り入れることで心が楽になるかもしれません。
さらに、夫婦間のコミュニケーションについて、一歩踏み込んで「共感的なリスニング」を実践してみるのも一つの方法です。これは、日常の忙しさの中で少し時間を取り合い、お互いの気持ちをじっくりと聴く時間を作るというものです。相手の話を否定せず、ただ「聴く」ことで、本当の心の声が聴こえてくるかもしれません。
お子さんのいる家庭生活は確かに忙しく、時間が取れないことも多いでしょうが、少しずつこうしたコミュニケーションの方法を取り入れることで、夫婦間の理解が深まり、労わりの気持ちが自然と伝わるようになるかもしれません。
少しずつでもコミュニケーションを工夫していけると良いですね。あなたの努力と優しさが、必ず報われる日が来ることを心から願っています。合掌
しっかりとあなたの思いを伝えましょう
拝読させて頂きました。
あなたが夫さんにあなたのお気持ちをわかってもらいたいと思っていること、いたわりの気持ちをもってもらいたいと思っているのですね。詳細なあなたのお気持ちはわからないですが、あなたのその辛いを思いをお察しします。
おっしゃる通り夫婦は他人ですから意見も考え方も違っていて当然ではあります。しかし相手のことを察して思いやることは一緒に居て必要だとは思います。あなたが一生懸命にお子さんのお世話や家事をなさっているのですからそのことをしっかりと夫さんにわかってもらい、感謝の気持ちをお伝えなさって頂きたいですからね。
ただ夫婦になってしまうと何でも当たり前になってしまって感謝やいたわりの気持ちが消えてしまうことはあります。
それはやはりしっかりと思い返して感謝やいたわりを表していくことがとても大事だと思います。逆に終生その様な気持ちがなければ一緒には生きていけないでしょうからね。
ですので一息ついてあなたのお気持ちをしっかりと手書きで文章化してみましょう。手紙形式でもいいでしょうし、今までのことを箇条書きでもいいと思いますが一言ひとこと落ち着いて書いていきましょう。
そして夫さんにしっかりと文章を読んで頂いてあなたのお気持ちをしっかりとお伝えなさり、受け止めて頂きましょう。
直ぐに夫さんが受け止めて下さるのかどうかわかりませんけれども、継続的にしっかりとあなたのお気持ちを伝えていくことはとても大事ですからね。
またあなた自身も夫さんへの感謝の気持ちもいたわる気持ちも大事ですからね。
夫婦はお互いのことを心から尊重し合い思いやること、お互いに助け合い感謝し続けていくこと、その初心がとても大切です。
あなたがこれからも夫さんとお互いを尊重し合い思いやりいたわり合いながら、お子さんを健やかにお育てなさっていくことできます様に、皆さんが仲良く幸せを分かち合いながら生き抜いていかれます様に切に祈っています。そして皆さんを心から応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
宮本龍太様
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答いただきありがとうございました。お話を聞いてもらえて、私を尊重してくださっていると感じることができてとても嬉しかったです。私は夫に尊重してほしかったのですね。急にはうまくいかないかと思いますが、徐々に気持ちを夫に伝えること、一旦その際の夫の反応を受け入れることを諦めずにやってみようと思います。本当にありがとうございました。