死の受け入れ方
大好きな祖父が亡くなりました。
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お通夜・お葬式にも出て、初七日も終えました。
1週間家族と過ごした後、昨日一人暮らしのアパートに戻りました。
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祖父の死を受け入れることができたと思っていたのですが、一人になると無気力で、急に涙が出てきたりします。
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祖父母の家は県外で、一人残してきた祖母が心配です。
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お通夜に駆けつけたとき、最期に間に合わなかったと泣く母や、告別式で祖父に頬擦りをする祖母の姿が目に焼き付いて辛いです。
ショックが強く、ワッとその光景が浮かんで苦しくなります。
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また、最近同じ大学の学生が酷い交通事故で亡くなったことや、元総理の銃撃事件などがあり、たくさんの死に直面しています。
祖父の出棺時に銃撃の速報があり、何もかも急なことで、ひたすら悲しく、ショックでたまりません。
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頭は冷静ですが、体や心が思うようにいきません。
お腹が空いても、ご飯を作って食べる元気もありません。
部屋の掃除をしたくても体が動かず、早めに寝ようと思っても涙が出て疲れます。
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祖母や家族といたときは、祖父の思い出話で笑ったりご飯もしっかり食べていたのですが…
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夏バテや疲れだとは思いますが、自分がどういう状態なのか分からず、どうしたら良いのか分かりません。
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身内の死が初めてのことなので、立ち直る方法や祖母の労り方などを教えていただけると幸いです。
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また、人は亡くなったらどうなるのでしょうか。
こちらの思いや言葉は届くのか、この世を見ているのか、もしくは何もかも消えて無くなってしまうのでしょうか。
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たくさん書いてしまいましたが、一部でも十分ですのでご回答いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まだまださみしい時期です。悲しかったら泣きましょう。
別れはごく当たり前のことだけれど、身近な人が亡くなってからでないとどこか遠くの話のようにしてしまいます。
まだ、初七日を過ぎたころということでまだまだ悲しみも尽きないでしょう。
人は出会えば別れる。始まれば終わる。そうしたまたあらなたな始まりがある。昨日が終わり今日が始まるように、常に真新しい毎日が始まるのです。何事もなかったかのように。だからこそ、救われるということもあるのです。
49日で仏となると言われていて、それまでの間残された人にとっても修行の期間となります。事実を受け入れる大切な時間です。
もちろんおばあちゃまにとってもそうです。49日までの間は来客があったりして気がまぎれるということもあるでしょう。しかし、法要が終わると途端に来客も減り、普段通りの生活に戻ります。そこからが本当に自分の生き様と向き合う時間になるでしょう。あなたにできることでできるだけおばあちゃんの話し相手になってあげること。電話をしてあげたり時には会いに行ってあげるようにすることです。
あなたの寂しさは、今まで毎日おじいちゃんと会っていなくても生活はできていたのだから、今の生活になれるには時間が解決してくれます。
おじいちゃんが残してくれた、最後のお土産です。生死の真理、仏法の有様を学ぶよい機会です。自分自身と向き合い、生きるとはどういうことなのかこれからの49日、1周忌、3回忌という区切りごとに心境の変化と事実と向き合う目を育てていくのです。そしておばあちゃまも一緒に供養できるよう声を沢山かけてあげてください。
質問者からのお礼
邦元様
お返事ありがとうございます。
最後のお土産というお言葉、まさにそうですね。
祖父は物知りで色んなことを教えてくれたので、生死を考えるきっかけをくれたのだと思います。
正直、私もまだまだ悲しいです。
祖母と一緒に少しずつ前に進めればと思います。
改めて、温かいお返事をありがとうございました。