憎しみを持っても成仏できますか?
幼少の頃から 父に怒鳴られ顔色を伺いながら生きてきました。
気に入らないことがあると怒鳴り 物にあたりビクビクしながら過ごしてきました。
父が大病や怪我をして入院した際も 全て私が面倒をみてきました。
フルタイムで仕事をしながらも日々の食事や洗濯も全て私がしています。
住まわせてもらっている以上 仕方の無い事だと割り切りつつも 心の中で これだけしているのに なぜ怒鳴られなければならないのかと悲しくもなり 憎しみもわいてきます。
こうして我慢して生きていても 誰も理解してくれる人が居ないような気がして 余計に心が滅入ってしまいます。
もっと心穏やかに生きていくには どんな心持ちでいればいいのでしょうか?
いつか亡くなった母の元へ行けた時 私は穏やかに成仏する事ができますか?
それとも憎しみを持ったまま日々生きていたら 成仏出来ないのでしょうか?
時々無性に生きていることが辛くなり 死を考えることがあります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
俱会一処
大丈夫です。
本当に大変な状況で
そのように思ってしまうのも無理はありません。
でも
そのような思いも
仏さまが救ってくださいます。
そして
同じお浄土で成仏して
お母さまと再会します。
安心なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが今までお父様からひどいことを言われたりひどい態度をされてとても辛い思いをなさっていらしたことを読ませて頂きました。その様な中でもあなたがお父様のお世話や家事をしっかりとお勤めなさっていらしたこと、怒りや憎しみを抱え我慢しながら必死に耐えていることを読ませて頂きました。あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
お父様の性格や今の状況について詳細になわからないですけれども人のことを怒鳴っていじめたり、とてもわがままで頑固な方なのかとも想像します。あなたやお子さんにも感情をぶつけてきて怒鳴ったり本当に嫌なことをおっしゃるようですから、DVやモラハラやパワハラなのかとも思います。高齢になって病になり思い通りにならないから余計に怒りの感情をぶつけてきている様にも感じます。
先ずあなただけで抱えずに医療機関や自治体や地域包括支援センター等にご相談なさりできる限りいろんな方々から具体的なアドバイスやサポートを受けましょう。またお子さんとの生活や勉強の為に学校や児童相談所や自治体の相談窓口に相談なさりお子さんが安心して毎日学校に通ったり友達と交流できたり学ぶことができる様に積極的にサポートしてもらいましょう。
お父様との生活についてもいろんな選択肢があると思います。お父様の生活も大事ですがあなたやお子さんが先ずは安心して生活できることもとても大事ですからね。お父様が病院や施設に入所なさることも選択肢の一つかと思います。親子ですとどうしても感情的になってわがまま放題になることもありますからね。
あなたもお子さんもお父様の毎日を心から安心してご生活なさって下さいます様に、お子さんが健やかにご成長なさっていかれます様に、皆さんが心から穏やかにお互いを思いやりながら幸せに生き抜いていかれます様にと切にお母様やご先祖様方に祈っています。
あなたがいつか天寿を全うする時には必ず仏様がお導きなさって下さいます。お母様やご先祖様方があなたを優しくお迎えなさって下さいます。そして一切怒りや憎しみや苦しみや迷いから救われ、何の憂いもなく心清らかに円満にご成仏なさいます。そしてお母様やご先祖様方と一緒に生きる皆さんを優しくお見守りなさることでしょう。ですからどうか安心なさって下さいね。
仏様やお母様やご先祖様方に心から手を合わせて下さい。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
涙の出るような温かなご回答ありがとうございます。
父はまだ仕事もしており 現在は健康状態にも問題ありません。
この先父が介護が必要になった時 私は父の世話をしていく自信がありません。
ですが 実家を離れている妹は父を施設に預ける事にとても反対しています。
なにかにつけ私に もっと稼げる仕事を探せ 親なのだから面倒を見るのは当たり前だと言ってきます。
愚痴をこぼせば私が妹から叱られます…身内にも分かって貰えない苦しみを ご理解していただき そして温かいお言葉を頂けた事が とても励みになりました。
私は私の人生を生きたい そう思う気持ちを優しく肯定していただき ありがとうございます。
憎しみや怒りを持つ事が悪ではないのだと 少し気持ちが楽になりました。
心から母に手を合わせていこうと思います。
和田陸恩様
ご回答ありがとうございます
私のこの憎しみや怒りは悪なのではないかと思いつつ それを消せない日々でした。
泣きながら母の仏壇に手を合わせる毎日です。
いつか母の元へ行き 救われるのだと信じて耐えられるところまで頑張ります。
ありがとうございます。