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家族に反対されています

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有り難し有り難し 17

同じ職場で仲良くなった男性の事が気になります。
お互い毎日連絡を取り合い、遊ぶ約束等しています。
しかしその男性は義理の姉の元カレです。
そのことをお互い知ったのは最近であり、義理の姉が付き合っていたのは5年も前の話です。
私はこの男性と縁があれば今後付き合い、また結婚を考えても良いのでしょうか。
これらのことを母に話すと、2番目の女だからやめなさい、家族喧嘩の原因でみんなが気まずくなると言われました。
母の言っている事は理解できますが、好きな気持ちは変わりません。
どうしたらいいのか教えて下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本当に自分がそれでいいならそれでよい

人生自分一人で生きている訳ではありません。
それによって今後義理のおねえさんとの関係が気まずくなったり、その彼と義理のお姉さんとの微妙な関係を嫉妬したりするかの生も出てくるでしょう。
そういうことが本当に本当に本当に平気ならば問題はありません。
お姉さんに聞いてみることです。
何故別れたのか。
原因が彼にもあるはずです。
ご家族はそこも心配されているのでしょう。
もしお姉さんと彼とが我と我のぶつかり愛で別れたのであれば、あなたも同じ道をたどる可能性があります。自分の我を納め、相手の我もおさめるべく女性の立場として諭していくべきでしょう。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

微妙ですね。

何の因果でしょうか。ご結婚前提のお付き合いをお考えのようですが、不思議なご縁だと思いますよ。職場がご一緒のようですしね。浅からぬご縁なんでしょう。お兄さまご夫婦との関係が気まずくなってしまう可能性はあります。ただ、親戚付き合いが疎遠になったとしとも、お二人でやって行くんだという覚悟ですよ。お母さまだって、あなたが迷っていらっしゃるから、無難な回答になるんです。あなたと彼が2人でこれから何があっても協力し合ってやって行くと決めたらいいことです。
社会人できちんと収入があればやって行けますよ。誰が誰と付き合おうと自由ですよ。祝福されようがされまいが、あなた方お二人でいたら幸せだと思えたらいいんじゃないでしょうか。
あなたのお悩みは人に伝播しますよ。別に悪いことをするわけではないんです。あなたと彼がこれから2人でやって行くと決めたらいいんです。同じ職場というご縁もあることですからね。相談されてもまわりはいいことはいいませんよ。理由はともあれ、別れたという事実だけがのしかかってきますからね。そんなことを、内容含めて気にしたりしているようなら、お止めになった方が無難です。ようは覚悟の問題です。2人で人生を歩むかどうか。彼と添いたいなら覚悟を2人で決めてください。
どうぞお幸せに!

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個別相談可能
浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

質問者からのお礼

ありがとうございます。とても心が軽くなりました。覚悟が必要ですよね。お互いよく話し合ってこれから先の事を考えていきたいと思います。

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