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家族への執着を断ち切りたい

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いつも有難うございます。
今回は家族に対して、疎外感を感じてしまい、どう割り切ればいいのかをご相談させて下さい。
 
私は地方の生まれで、両親は地元に、私は別所で一人暮らしをしています。
下に弟がおり、彼も独立して他県で暮らしていました。
 
昔から弟は頭も良く、努力の出来る子で、出来の悪い私は親に区別されることも多くありましたが、弟が結婚すると聞いた時は嬉しく思いました。
 
予想外だったのが、ここでコロナが流行ってしまい、結婚式どころか顔合わせすら出来ませんでした。
ですので、私は義妹と会ったことがありません。
電話もしたことがありませんし、旧姓すら知りません。
しかし、彼女は弟の学生時代から付き合いがあり、私の両親とは古くから面識があるのです。
 
結婚する、ということも母親から聞かされました。
弟本人からは連絡はありません。
私はそれを聞かされて慌てて連絡をし、御祝儀を包んだだけです。
顔合わせはなかった、とは言いましたが、恐らくコロナ以前に両家の顔合わせ自体はしたのです。私を除いて。
 
また、弟が地元に帰ってくることも母親から嬉しそうに報告されました。
やはり私は何も知らないままでした。
私だけが家族のことを何も知らず、知らされずにいるのです。
 
家族にはきっと悪気は無いですし、私が一人で気にしすぎなのだ、と思っているのだと思います。
ですが、もうあの家族はこの数年で私がいない形での家族で形が出来てしまったのです。
あちらにその気はなくても、もうここには私の居場所はないのだと感じています。
 
それを言えば母に「どうしてそんなこと言うの」と泣かれる気がします。
「じゃあどうして家族間の大切なことを相談してくれなかったの?」と責めて傷付けてしまうのが嫌で、距離をとろうとこの数年、家族とは一切会っていません。
 
父は空気ですが、無理に干渉してきません。
母も感情的ではありますが、尊敬できる人です。
弟も義妹も可愛いです。
でも、もうあの家には私の存在する隙がないのです。
 
もうこんなどうしようもないことに執着したくありません。
私は私が思うように生きていけばいいと分かっているのに、ふと思い出して悲しくなってしまうのです。
寂しいのか、妬ましいのか、腹立たしいのかすら分かりません。
家族への執着を捨てるにはどうしたらいいのでしょうか。

2022年8月24日 22:19

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そういう感覚の家族なのだと理解するしかないのかな。

あなたのお話を聞いていますとね、ご家族の行動に矛盾を多く感じます。
そりゃ、あなたが疎外感を感じるのも当然だと思うのですよ。

まず、会ったことも 話をしたことも無いというのは、コロナ禍の中にあっても、不自然です。

私が相手の女性なら、家族になるお姉さんに会いもせず、結婚なんて出来ません。会う機会を作ってほしい(紹介してほしい)と彼に言うでしょう。

また、両家の顔合わせに姉なら呼ぶと思うのですよ。あちらの兄妹などもね。それは、親も言わなきゃだし、彼もだし、彼女もだし、彼女の親もだし。誰かが、せめて一度はお会いしておきたいと言わなかったのかな?と思います。コロナを気にしてというなら、そういうお誘い(計画)があったけれど、感染の心配もあったからお断りをしたのと言ってくれたらね。

もし、どうしてそんなことを言うのと母親が言うとしたら、冷たい親だと私は思うよ。最初が肝心ですから、きちんと娘にも会ってちょうだいと、それこそ言ってほしいわ。

結婚式や披露宴は、コロナが落ち着いてからで先に籍を入れたとしても、やはり会ったこともないまま、直接 聞かされてもいない、当人達から何も言ってこないなんて、なんだかねぇ……

そういう家族(両家が)かもしれないわよ。別にいいんじゃない〜私から言っておくわ〜って、ご両親なのかもしれないね。

私の感覚では考えられないし、うちの両親もそういうことは許さないと思います。そんなことをしようものなら、結婚を反対され勘当されると思います。

だから、あなたが、そんな大切なことをなぜ私だけが知らされていないの?お母さんから聞かされるだけなの?って寂しさ、疎外感、腹立たしさ、悔しさは、当然の感情だと思いますよ。それを、家族も何も言わないなら、そういう感覚の家族なのだと理解するしかないのかな。

でも、御祝儀をしたのに、御礼の一言もないなんてね。なんだかねぇ…って落ち込むよね。
(私もあったのよ、親戚の子のね、お祝いをしたのに、何のお礼も無かったの。お礼状やせめて電話もないのかと思ったけれど…そういうお育ちなんだなと。それからお付き合いはしていません)

2022年8月25日 2:44
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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
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親への執着心は「切っても切れない」。

「親への執着心」は、私たち人間が執着するものの中で間違いなく最大です。

好きな食べ物は諦められても、好きな人との別れはいずれ受け止められたとしても、
私たち人間の、親への愛情、執着心は、さまざまな形として現れ一生消えることはないものです。まさしく「切っても切れない」のです。

ご相談者さまの文面ではもちろん、家族への執着を捨てたいと書いてあるのですが、やはりご本心では、「弟さんのように親に愛されたい」「同じ家族の一員として同じように扱われたい」という思いなどでいっぱいなのだと思います。

今、より距離をとって、絶縁するようなことをしたとしても、心の奥底にずっとその「親への執着心」が押し込められるだけで、さまざまな機会にその想いがカタチとなって表出します。

ご相談者さまは、弟さんが生まれてからずっと、弟さんがご自身よりも可愛がられていて(可愛がられていると感じて)、いつもとても寂しくされることが積み重なり、
そうしているうちに、素直に甘えたり、素直に愛情表現をすることができにくくなって、その結果、拗ねて(すねて)しまう行動しかとれなくなっているのだと思います。

承認欲求が満たされない人、愛情不足の人の多くは、どうしても行動が拗ねてしまいがちで素直になれず、拗らせて(こじらせて)しまうものです。他ならぬ私自身も胸に手を当てて考えてみれば素直に行動できていないことばかりで、難しいことではありますが、

「弟さんの結婚は、私にとっても重要なことなのに、ちゃんと教えてもらえないのは寂しいし悲しい」と素直にお伝えされることが大切です。関係の変化がすぐにはできなくても、素直に気持ちを伝えれば伝えるほど、だんだんご自身の居場所が出来ていくと思います。

また、相手に愛されたい場合は、まずご相談者さまから愛情を伝えるということもあります。「お母さん、いつもありがとう」「身体、大切にしてね」などの言葉で伝えることや、折々に何かの贈り物などをしたり、コロナが落ち着いたら一緒に旅行や食事に誘ったりすることなどです。

愛情確認行動として、距離をとって拗ねてしまうのではなくて、素直を心掛け、少しずつでもご自身で居場所を作っていくことが大切だと思います。

2022年8月25日 15:23
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有り難し
おきもち

個別相談可能
1971年生。岐阜大学教育学部卒業。医療法人に就職し、医療事務、経理、総務などを担当。退職後、瑞泉僧堂にて修行、2009年永正寺副住職、現在に至る。4/8お釈迦様誕生日の国民的行事化、H1法話グランプリ出場(2019年)など、より幅広く仏教が親しまれるようにと取り組んでいる。 資格:高校・中学教員免許(理科)、産業カウンセラー

質問者からのお礼

中田三恵様
お言葉有難うございます。
やはり「そういう人達」と割り切る部分も必要ですね。
家族には多分本当に悪気は無いのです。
私が寂しいと言ったところで「こちらはそんなつもりはない」と言うのです。
ただ、同時に私のことにもあまり興味がないのです。
それでも家族のことは好きで、嫌いになりたくはありません。
ですので、つぶやきにも助言頂きましたが、仰る通り少しずつ別のコミュニティでの関係を深めていこうと思います。
有り難いことに友人や趣味の仲間に恵まれているので、大切にできる関係を長く深く保っていきたいです。
寄り添って頂き有難うございました。
今ある縁を今までよりも大切にしていきます。
 
中村建岳様
お言葉有難うございます。
まさしくその通りです。
子どもの頃、私と弟の出来が違いすぎて、母親に「お前は可愛くないから、弟と比べて差別されるのは当然」と言われたことがあります。
感情的な人なので、殴られて鼻血を出したことも蹴り飛ばされたこともあります。
一人暮らしを始めて離れてから、やっとまともな関係になれました。
コロナ前までは一緒に出歩いたり、今も誕生日や父、母の日には毎年贈り物をしています。
電話もたまにします。
ただ、実際に会わないだけなのです。
これは私があれこれ理由をつけて逃げ回っているだけかもしれませんね。
頂いた助言、本当にその通りなんだろうと腑に落ちた瞬間、泣いてしまいました。
きっと認めたくなかったんですね。
もし、自分からあちらに対して行動するなら...と考えてみようとおもいます。
今までを見直すきっかけになりました。
本当に有難うございました。

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