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過去の職場への執着を手放して前を向きたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

過去質問から続きます。去年の冬にやっと地元に帰る事が出来ました。
プロフィールの悩みは180度別の世界に変わり、
少しずつですが、元の社会に溶け込む段階の状況です。
仕事を探すために就活を行い、やっと一つの会社を絞って就職しました。
今、持っている憂い、やるせない感情をどうすれば良いか今回お話を聞きたく、相談させていただきます。
感情の大元は都会で長年働いた職場になります。数年前に辞めてます。
最後の数年は後輩との仕事ばかりで人間関係で苦労する事もほとんど無いという状況でした。
何より社会的意義のある仕事でして内容も特別なものであり、楽しく仕事が出来る場所でした。その会社には戻る事は出来ません。理由は所長の考えになります。
現在、株式会社で働く事になってどうしても過去を比べたりしてしまいます。
年間休日が圧倒的に少なくなり、年収120万くらい落ちて生活がカツカツ
仕事内容は同じ福祉系のものですが、分野が違います。本当にやりたかったのか自分でも分からなくなる時があります。
採用時、経験加算ありとあったのですが新卒と同じ給料で正直ショックでした。
過去の職場の夢をよく見ます。みんな楽しそうにしてるのを傍観してる感じです。所用で以前住んでた場所、会社の近くを通るのもしんどくなります。
自分なりに考え、その結果は自分の選んだ因果が生み出している事
数年前の会社の思い出が昨日の事のように思い出し、落ち込む事は執着が手放せない状況である事は何度も自分に言い聞かせてます。
県外に一度出て、精神がズタボロになったのに何も実りがない無駄な時間を過ごすことになり、その道を選んでしまった自分に対しての頭の悪さで、自己嫌悪にもなります。
ないものねだりをして前に進めず停滞している自分に腹が立ち、世の中を知る事、喝を入れるため、今はやりの単発バイトで全く畑違いの体力を使う労働の仕事も何度か行いました。
その貴重な経験を通して今の株式会社の待遇が悪くても、自分の好きな福祉の仕事に就けてる事に感謝しなければならないと頭で理解しているのに、後になると過去の職場がどうしても出てきます。
昔のように元気に人生を歩んでいきたいです。
みっともないな、と思いながらしばらく投稿を悩んでいました。結構本気で悩んでます。
色んなお坊様方の意見をお聞きしたいです。
お導き頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

2025年1月6日 0:40

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご質問ありがとうございます。
転職おめでとうございます。
さて、やはり大切なことは過去を振り返らないことです。
今そしてこれからのことだけを見ましょう。
今ここでできることに集中しましょう。
後ろばかり見ながら歩いていたら落とし穴に落ちたり電柱にぶつかったりしますからね。
前だけを見て歩きましょうね。
過去の自分よりも今のお客さんの方を見ましょうね。
今の仕事でより働きやすくなるように頑張ってくださいね。
過去のあなたよりも今懸命に働いているあなたはとても輝いていると思いますよ。

2025年1月6日 14:15
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

質問者からのお礼

聖章様 ありがとうございます。初めてお話を頂けましたが、以前より聖章様の温かい言葉を拝見しておりました。
そうですよね。今の状況は県外で苦しんでいた頃に比べたら雲泥の差の事です。
色んな利用者の方と関われることがありがたい気持ちですが、
1年半に起きた出来事を未だに引きずって後悔する気持ちがあります。
節約に節約重ねても生活が苦しくなったので辛い気持ちもあります。
とにかく前を向いて行けるように、輝いた自分と日常を手に入れられるように、もっと周りの小さな幸せに気付ける習慣を身につけていきたいです。

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