希死念慮
ここにくるまで時間がかかりました。
以前から希死念慮はあります。仕事をやめて二ヶ月経ちました。些細なことすぎるかもしれませんが人間関係で悩んだことがきっかけです。
労働そのものが嫌なのではなく 働かなければならないと思っても また同じような目にあうかと思うと前に進めていません。
半月ほど前に 初めて娘に話しました。希死念慮という言葉は使いませんでしたが
そういう思いがあることは言えました。仕事に就かず家にいることに不信感はあったと思うので打ち明けましたが 娘は責めるでもなく静かに聞いてくれました。娘に負担を与えてしまったかもしれません。
今の状態を抜け出したい気持ちが起こると焦りや死ねたらいいのにと思います。
死ぬ気でやれ や 死ぬ気になれば何でもできる とは 本当に確実に死ねるのならできると思います。でもできないので苦しいのです。
傷つかない今のままでいたいけれどどうにかしなければいけないのだろうと思いながら生活しています。こう思うことが甘えなのでしょうか。わかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
甘えなんかではないので焦らずに
ご相談拝読しました。
>ここにくるまで時間がかかりました。
とのこと。hasunohaのシステム的な問題でしょうか?あるいはきしさんのお気持ちの問題でしょうか?そういった中でご縁をいただきありがとうございます。
また、娘さんにも打ち明けられたとのこと、良いと思います。一人で抱えないことが大切です。
心配をかけるかも?と遠慮なさらずに、甘えるべき時は甘え、頼るべき時は頼りましょう。
仕事の人間関係で悩んだとのこと。けして小さな悩み、些細なことなどではないと思います。他者の悩みと比べる必要はありません。人間関係の問題は人間が生きる上での大きな問題ですし、今きしさんの希死念慮にまでつながっているほどの大きな問題なのですから。
さて、経済的な面で就労は避けられないでしょうか?働かなくてもなんとかなるという経済状況であるならばけして無理をする必要は無いと思います。
そうでないならば、自分にあった環境(ペース・内容・関係)の職場を探すしかありません。それも自分がそうのようにできる心身の状態が整ってからですが。
人は誰とも関わりたくないという自分を守る面と、やはり誰かと繋がりたいという自分を開く面の矛盾した両面を持っているのだと思います。
そして現実として、やはり人は一人では生きていけません。しかしその関わり方はある程度選択していけるようにも思います。きしさんに合った方法を考えましょう。
どうかこれでお終いとせず、これからもよろしければきしさんのお気持ちをお聞かせください。またお待ちしています。
医療機関に相談を
自殺者の9割は「うつ」等を患っていると言われます。
あなたも、人間関係のストレス等が引き金となって、メンタルヘルス不調、脳・神経の体調不良になっているのかもしれませんね。
ちょっとした荷物を持ち上げるときにギックリ腰になるようなものです。
腰痛が治らないと、動きたくないでしょう。
脳ミソがギックリ腰になったとしたら、もう何もしたくない(生きていたくない)と考えるのも仕方ありません。
しかし、ギックリ腰が治ったらまた動きたくなるように、メンタルヘルス不調も治療すれば希死念慮が消えるかもしれません。
だから、死にたい気分が何日も続くようなら、医療機関に相談してみましょう。
分かち合っていきましょう
拝読させて頂きました。あなたが希死念慮があること、人間関係でお悩みなさっておられること、今も苦しい思いを抱えておられることを読ませて頂きました。詳細なことは分からないですけれどもあなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
私はあなたが娘さんにあなたの思いをお話なさったことは善いことだと思います。あなたの中で抱えずにあなたのその様なお気持ちを身近な方々や信頼できる方々にお話なさってあなたの中から出していくことはとても善いことだと思います。
あなたがその様に思うことは実は多くの方も悩み苦しんでいることでもあります。ですから独りで抱えずにお話なさりながらお互いの思いを分かち合っていくことがとても大事だと思います。
生きていく中ではなかなかうまくいかないこと人との関係も思う様にならないこともあるものです。その様な思いを独りで思い悩まずに皆さんと一緒にお話なさりながら自分の気持ちを少しずつでも軽くしていきましょう。
あなたは多くの方々と一緒に生きているのです。あなたは皆さんにとってとても大切な人なのです。ですから皆さんと一緒に分かち合い助け合っていきましょう。
またこの場所でもあなたの思いをおっしゃって下さいね。
https://bouzsanga.org/letter/
https://www.kyoto-jsc.jp/
あなたを心よりお待ちしています。
あなたがこれからも大切な方とのご縁の中で心から穏やかに安心なさって毎日を生き抜いていかれます様にと切に祈っています。