彼の両親に子供を作ることを反対されています。
6月に入籍予定の彼とはつき合って3年になろうとしております。
私の母はここ数年病気を煩い、2月に亡くなりました。
指定難病といわれる病気で、多くは壮年期以降に発症する病とされています。
祖父も2年前に誤嚥事故で亡くなりましたが、祖父にも同じ病気の兆候がみられ、遺伝の可能性があるとの説明がありました。主治の先生には異性の子供に遺伝する可能性があるので、女の私には発症する可能性は低い事と、発症したとしても早い段階なら可能な治療があると伺っております。
つき合って半年位から彼の両親にはお付き合いを強く反対されておりました。難病の病気と、私の生まれた土地への心配からの反対でした。
彼は彼の両親の反対は全く意に介せず、私を大事にしてくれお付き合いは続き、彼の仕事が一段落した今年、プロポーズして頂きました。
彼のご両親も今では結婚には仕方なく納得して下さっているようですが、特にお父様は病気の遺伝があるかもしれないからと言う事で子供を作る事に強く反対しております。おそらく私がそれに反発するようでは結婚は許してはもらえないでしょう。それでも、結婚も、出産も最終的には本人達の問題であるとは思っておりますが、彼のご両親にも、できるだけ幸せな形で、これからを過ごして頂きたいとも思うので、どうしようかと思い悩む日々です。
私自身は、子供は授かり物だと思うので故意に作らないのではなく、授かるのなら覚悟を持って育てたいです。病気の遺伝は正直全く心配しておらず、万一遺伝するような事があってもおそらく発症は晩年になってからである事や、社会保障が充実していたので母も病気の苦しみ以外の心配はなかったり、今後は治癒の可能性もあるとの医師の話があったためです。どちらかと言うと、私も高齢出産の域に入ろうとしていますので、その他の障害や不妊の心配の方が多いです。
彼は理解ある姿勢で、一緒にご両親にどの様に伝えればよいか考えてくれております。
元気な子供を生める確証もありませんし、例え健康な子供が生まれたとしても、将来の病気を案じてご両親にはストレスをかける事になるでしょう。
ひとまずは「子供は作らない」と伝え結婚を了承して頂き、今後子供を授かるようなら生むというのが、現在考えている対応です。
全てを得るのは難しい状況ですが、彼のご両親も、私も納得できる答えはございますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子に選ばれる夫婦
「子は親を選べない」なんて言いますが、実は親を選んでいる(説もある)のをご存じですか。
知人の子も「僕ここがいいって来たんだよ、そんで弟にはあとでこいよーって言ってきたんだよ」と言ってたそうです。
両親の反対を意に介せず、大事にしてくれる旦那さま。
覚悟を持って妊娠を決意する723さま。
これならきっと、安心して子どもも723夫婦を選べることができるんじゃないでしょうか(^_^)
2月にお母様が亡くなられたとのこと。まずはお悔やみ申し上げます。
そのことがあったので、旦那さんの両親は、今余計にナーバスになっているんでしょうね。
乱暴な提案ですが、「とりあえず赤ちゃんを抱かせてから考える」でもいいと思います。
赤ちゃんにはそれだけのパワーがあります!
まだ見ぬ赤ちゃんのパワーを信じることもいいかと。
病気も人の気持ちも諸行無常、変化していくものです。
「子供は作らない」というと、嘘をつくことになります。
「子供は欲しいと思うが、授かるかどうかはわからない」ときちんと話したほうがいいかなぁとは思うのですが、これは723夫婦で決めたほうがよさそうですね。
それよりも、どんな結果になっても選んでくれた子に対して一生懸命に頑張るという決意のほうが有り難いですよ(^_^)
質問者からのお礼
回答本当にありがとうございます。不安な気持ちが払拭された訳ではありませんが、すごくすごく心が軽くなったのを感じ涙しました。やはり結婚に賛成してもらう建前、方便としてでも嘘は良くないようなので、どのようにご両親に伝えるかは考えるところです。子供に対してもそうですが、ご両親に対しても真摯な姿勢で幸福を願えるように謙虚な心を忘れずに居られたらと思いますので、今後も仏教の心を学ばせて頂きたく存じます。