音信不通になった初恋の人
わたしには、中学時代に出会って25歳くらいまで12年間好きだった同い年の人がいます。
付き合ったり別れたりを3回ほど繰り返し、24歳のとき、ぱったりあちらからの連絡が途絶えてしまいました。
お互い就職して忙しい時期でしたが、少しの連絡だけでも支えあっているつもりでした。
ゴールデンウィークに旅行に行こう、と誘われていたから楽しみにしていたのに、4月中に連絡は途絶え、その夢は潰えました。
わたしはもう別の人と結婚して、幸せな家庭を築いています。
でも、やはり胸のつっかえが取れません。
初恋の人がまだ好きというわけではなく、憎しみすらあります。
何の気持ちも伝えず、音信不通になった理由が気になってしまうのです。
悪いところがあったなら、きちんと伝えてほしかった。
12年間の想いや二人の思い出は、自然消滅という最悪の形で終わりを告げました。
もともと優柔不断な人だったので、その人らしいといえばその人らしいです。
初恋の人とは深く愛しあっていました。
お互いのトラウマを告白して、二人でならやっていける、と思った矢先の別れでした。
いろいろな苦しみの末にやっと結ばれた分、なぜ?なぜ?という気持ちが大きいです。
この愛憎にも似た気持ちを早く断ち切りたいと思い、ご相談いたしました。
過去のトラウマから解放されたい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの中で、より良い答えとして納得していきましょうね。
そんな思い出があるのですね。
初恋、長い付き合い、そんな恋愛はふとした時に思い出されたり、美化されたりするものです。だからこそ、別れに納得がいかなかったり、音信不通という一方的な別れは、気持ちに区切りもつけられないままだったりしますよね。あの時、あなたは、しばらく待ち続けたのではありませんか?相手の身を案じて心配したり…。
恋愛でも知り合いでも、相手に対して誠意ない態度は、関係や思い出まで壊してしまいますよね。
どうしていいのか、この状況に悩んだり迷ったときに、その場を離れる(逃げる)という行動をとることはあります。ですが、相手側には、これほどに喪失感が生まれる。あなたは、彼からそのことを学んだのかもしれませんね。経験は、失うばかりではなく、学ぶこともある。それが次の人間関係に活きていくのです。
あなたの中で、より良い答えとして納得していきましょうね。
その様なことはありますね
拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちとてもわかる様に感じます。あなたがその人のことを憎みたくなるのももっともかと思います。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あくまでも私の想像ですが…その人にとってはそうせざるを得ない状況や気持ちだったのかもしれません。どうしても何も言えずに伝えることも出来ずに逃げるしかなかったのかもしれません。
生きている中でのその様なことも状況も起きてしまうことはあるのです、不本意だとは思っても自分でも納得できなくてもそうしなければならないタイミングもあるのかもしれませんからね。
今となっては過去ですからあわてないで、少しずつでも静かにその思いを砂が手からこぼれ落ちていく様に減らしていきましょう。そして思い出は残っていきますからね。
あなたが過去のことを思い出として遠くに置きながらこれからの未来を本当に大切な方々と一緒に心からおおらかに幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
お返事ありがとうございます。おそらくですけれども、またしばらく時間が経ってそれぞれの人生を歩んでいく中で再び再会することもあります。その時にはまた改めて状況を伺うこともあるかと思います。時間はかかりますがそれが人生の出会いと別れですからね。どうかあわてずゆっくり時の過ぎゆくままに。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
相手から無言で去られたことで深く傷つきましたが、辛い思いをした分、わたしは誰かにそんな思いをさせないようにします。
初恋から12年間ずっと好きだったので、やはりおっしゃる通り美化している部分もあるかもしれません。
深く傷ついたことを学びとして、次に進みたいと思います。
心のこもったご回答、誠にありがとうございました。
Kosho Kuuyo Azuma様
ご回答ありがとうございます。
「不本意だとは思っても自分でも納得できなくてもそうしなければならないタイミング」という言葉に救われました。
彼にも何かしら致し方ない理由があったのだとうすうす感じていたので、そのお言葉にしっくりきました。
すぐには許すことができないかもしれないけれど、今ある幸せを噛みしめて生きたいな、と思いました。
ご回答、誠にありがとうございました。