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副葬品の写真について

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

今月1日に祖母が亡くなりました。
祖母は亡くなる直前まで入院していた祖父を気にしていました。(1つ前に祖母の葬儀について相談しています)

「祖母が寂しくないように」「向こうで退屈しないように」とまだ存命の祖父の写真や祖母と家族で撮った写真を手紙と一緒に棺へ入れました。
その20日後祖父が亡くなりました。
祖父の棺には祖母の部屋に飾ってあった私と主人の結婚写真と手紙を入れました。
ドレス姿を見せられなかったことと結婚してから2ヶ月で亡くなったためです。

しかし2人の葬儀が終わってから生きてる人の写真を棺に入れるのはむこうへ連れていかれる旨を知りました。
祖父母はそんなことをせず見守ってくれると思いますが、私の写真のみならず他の身内も写っている写真を許可を得ず手紙に同封してしまったことに申し訳なくなりました。
これは写っていた身内へ一言謝罪を入れた方が良いのでしょうか。

来月四十九日法要もあります。
祖父母を同じタイミングでお墓へ入れるのですが気をつけるべきことがありましたら教えて頂きたいです。

追記です
写真は手紙と一緒に封をしてましたので他の方の目には入ってません。
なので謝罪するかどうか悩んでいます。

2022年12月27日 6:39

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんにちは。お悔やみを申し上げます。

 以前ツイッターに面白い投稿があったので紹介します。

「葬儀の仕事をしてた時、家族の写真を入れたいけれど生きている人の写真を入れては駄目なんじゃないかと悩む遺族様に「大丈夫です!氷川きよしの写真なんか毎日棺に入ってますよ!」って言うと皆安心して写真を入れられた。
ありがとう氷川きよし。」

 この方のおっしゃる通りで、写真を棺に入れたからといって、その方が亡くなることはありません。あなたさまご夫婦やご親戚の写真も入れたとの事ですが、何の心配はありません。
 お祖母さまはきっと目を細めてあなたさまがたの写真をご覧になっているでしょう。
 一方で迷信ながら気にする人もいるでしょうから、写真を棺に入れたことをご親戚に公表する必要はないでしょう。

2022年12月27日 11:16
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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

質問者からのお礼

優しいお言葉ありがとうございます。
ホッとしたのと同時に1年以上離れ離れだった祖父母がやっと一緒になれて安心しております。
四十九日が過ぎてからはお墓参りをしっかりし、祖父母に近況報告をしたいと思います。

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