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開眼供養について

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有り難し有り難し 12

無宗教で葬儀をお位牌なし、僧侶によるお経なしでしました。後日、仮位牌を葬儀屋に依頼して作りましたが、開眼供養はしていません。一周忌を迎えるのあたり、仮位牌に開眼供養をと思っていますが、仮位牌で開眼供養は可能でしょうか?一周忌での開眼供養は、仮位牌、本位牌の順に必要でしょうか?仮位牌を作れば、魂はそれだけで宿るのでしょうか?

2023年1月18日 0:04

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

さようでございますか

無宗教なのですよね?

私は元々在家なので思わず無宗教と言いたくなる気持ち分かりますが

僧侶に質問するのに無宗教と言い切られた上で一周忌や位牌、開眼と相談されても
それは明らかに日本仏教の儀礼の中の事ですので
僧侶は困惑してしまいます事
まずはご承知下さいませ

さて
位牌は元々仮位牌と本位牌を作らなければならないわけではないです
魂入れだけ僧侶にお願いするという意味ならば直接相談する必要があります

位牌の開眼も作法と修法があり
私の宗派でしたら密教的な修法も必要とします
ですので基本的に答えは「できる」です

全てご自分でと言われるならそれはまた別の宗教になるので「よくわからない」としか答えられません

故人のご冥福をお祈りします

合掌

2023年1月18日 8:27
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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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お悔やみ申し上げます。
合掌
さて、仮位牌とはお墓あるいは本位牌ができるまでの短期間のみ使う簡素なものなので仮位牌といいます。
ですからお墓あるいは本位牌ができましたら、仮位牌はお寺で炊き上げしてもらうのがいいです。懇意にしているお寺がなければ葬儀屋さんにお願いしてもいいです。
開眼はお墓や本位牌に対して行います。
もし新しい仏壇があるならその中の本尊様に対しても開眼を行います。
開眼は心の眼を開く儀式です。
心の眼でお墓やお位牌を見ることで故人の姿が浮かんでくるのです。
お位牌に魂が宿るのではないのです。
お位牌を心の見ることによって故人を思い出し、故人の姿を見るのです。
開眼は普通は49日法要で行いますが事情によっては後日行うこともあります。早い方がいいですが、とくに期日は決まっていません。
なお、無宗教とのことですが、無宗教とは宗教が無いという意味よりも、自分個人の思想を信仰していると言った方が近いと思います。
ですから、お位牌の扱いや開眼の有無などはあなた自身の思想に依ってあなた自身が安心できるような判断をされるのがいいと思います。
もし、自分ではこう思うけど仏教的にはどうなの?などお坊さんに相談したいことがありましたらその時はまたハスノハに質問してみてくださいね。

お返事ありがとうございます。
儀式の詳細は宗派やお寺によって違いますが最寄りのお寺さんに相談すれば心配はないと思います。また、開眼も魂入れも言葉は違いますが同じ意味です。心の持ちようで言葉が違うだけですのでどちらでも気にしないでいいと思います。

2023年1月18日 13:33
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ご丁寧に、助言下さりありがとうございました。とても、参考になりました。

三宅 聖章様

ご丁寧に開眼供養のお作法についてご教授下さり、ありがとうございました。
開眼供養とは、お位牌に故人の魂を宿らせる儀式ではなく、心の眼を開き、心の眼でお墓やお位牌を見ることで故人を思い出し、故人の姿を見るための儀式である事を理解いたしました。
命日には、最寄りのお寺様にご相談し、白木のお位牌はお焚き上げをして頂き、本位牌を用意し、開眼供養をして頂こうと思います。
なお、魂入れとはどのような儀式になりますでしょうか
開眼供養の儀式と魂入れの儀式とは、どのような違いがありますでしょうか
お差し替えなければ、ご教授頂けますと幸いです
よろしくお願い申し上げます

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子供のお骨について

私は10代の頃、生まれた子供を出産数時間後に病気で亡くしています。 現在亡くなってから10年ほど経っており、その子のお骨についてです。 当時は10代で精神面も成長しておらず、世間的な常識も無知で、葬儀等の手続は全て母と祖母に任せてしまいました。 お骨は5年ほど自宅に置いてましたが、祖母やお世話になったお坊さんからは可哀想だから早く納骨堂とかに入れなさいと言われており、数年前に曾祖父母のお骨があるお寺へ納骨いたしました。 ですが、ここで1つ問題が。 私の自宅にはすでに子供の位牌と、小さいですが仏壇があります。 なのに、祖母がなんの断りもなく、祖母自身の家に私の子供の位牌をもう1つ増やしてしまったのです。 祖母曰く「貴女は忙しくズボラで、どうせ御陸前とかもやらないでしょ。私がやっといてあげるから!」とのこと。 それで私が今までにないくらい怒ってしまい、そこから祖母との連絡をしておりません。 いま思い返してみれば、私も自分の意思をきちんと伝えられなかったのも悪いですが、10年経った今でもやはり手放したくなかったという気持ちも強く、今回の件もありもう一度一緒にいたいと思ってしまっています。 また、すでに地元から離れているため、納骨堂へはほぼ行くことができないという理由もあります。 確かに一時期、自分のこともままならず出来ていなかったこともあります。 ですが、今はきちんと毎朝お水をあげたり、定期的なお供えや命日には御陸前もあげております。 だけど、これだけでは足りずなにも出来ていないのでしょうか...。 一度納骨堂へお願いしていても、もう一度一緒にいることはいけないでしょうか。 もし、一緒にいることが問題ないのであれば今後どういった供養をしてあげればいいのか、一般的な年忌法要のみでいいのでしょうか。 お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご教授いただければと思います。

有り難し有り難し 23
回答数回答 2

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