hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

母について

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

目に留めていただきありがとうございます。
2回目の相談をさせていただきます。

1回目の相談の際、母から私に対する嫉妬やヒステリックな行動・小言についてお話しさせていただいていました。
これらはいまだに続いています。
そこに関しては嫌な気持ちにはなりますが、
できるだけ気にしないように生活しています。

ただ先日、これはちょっと度合いが行き過ぎていないか?と思うことが起きました。

内容としては、
父と散歩がてらケーキを買って帰りました。
父は仕事に出かけたので、夕食後に妹とそのケーキを食べていました。
(ちゃんと父と母の分を残して食べていました。)
その途中に父が帰宅したのですが、
父がケーキを味見すると
母が私だけ除け者になっていると
ヒステリックに怒り始めてしまいました。

しかし、ケーキを買って帰った際に
みんながいる前で "ケーキ買ってきたよ"と伝えていたので母も知ってました。

原因は誰も一緒に食べようと誘ってくれなかったから、ということでした。
ここまでの、"自分がいじめられている"と
主張する場面は日常的に起こっています。

ただ、その後、歯磨きをしようと思い歯ブラシを取りに行くと私のものだけありませんでした。
いろいろなところを探したのですが無いんです。
私は "もしかして" と思いゴミ箱を見ると、
私の歯ブラシだけ捨てられていました。
悲しい気持ちと不思議な気持ちでごちゃ混ぜで、笑うしかありませんでした。

翌日起きると、捨てられていた歯ブラシが元の位置に戻されていました。
もしかすると、やっちゃったと思い元に戻したのかもしれません。
そこまでは、理解しようとしました。

しかし、(自分だったら絶対にそんなことしませんが、)
もし私がやってしまった、と思った時は治そうとか、他にもこうゆうこともやっちゃったなと反省し、行動を改めたり自分の悪いとこを治したいと思います。
ですが、母には全くその雰囲気がありません。

人を変えることはできないし、それを強要できないことは理解しています。

ただ、お腹を痛めて産んでくれたのは母なのに、どうして?とすごく悲しくなります。
正直、母との関係回復は現時点では望んでいません。

このような内容を友人に相談できないため、
このどうして?という気持ちを少しでも減らせたらなと思っています。
よろしくお願いします。

2023年1月20日 13:50

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

愛着障害かも。

--🦕 様 相談ありがとうございます。

あなたの相談内容を読む限り、お母様は、愛着障害をお持ちのように思います。
もしかしたら、発達障害のグレーゾーンぐらいあるかもしれません。

愛着障害を取り扱う、カウンセラーや心療内科に一度相談して、対処方法を教えてもらうのがよい対策と思います。
愛着不安のスタイルは、ヒステリックで他人との関係が不安定、いつも誰かが自分を気にかけていないと、すぐ落ち着かなくなり、怒りや無視などの態度をもって、他人の気を引いたり、解らせようとしたりするのです。真逆に他人に依存してしまう場合もあります。
一つの個性として認めてあげて、上手に距離をとり、思いやりや寛容さをもって接して、「安心していいんだよ」というような雰囲気とか態度をもって、安心安全感を何度も感じさせないと、ヒステリックで同じことを繰り返すと思います。
あなたは娘さんですが、お母様の愛情を育てるつもりで、接してみてください。ただしあなたが精神的な苦痛や被害にあわないように、精神的な距離はしっかりとってくださいね。
家庭の中では距離を取りにくいと思いますし、逃げ場もない場合があります。充分にあなた自身もどこかに逃げる場所(安心安全を感じる場所)を確保して、自分を癒すことも心がけて、お母様に対処していってください。
参考にしてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。離れたい気持ちが強い時は、自分の気持ちを優先して、自分に寛容さをむけて、自分を癒しましょう。家族以外の信頼できる人(親友やセラピストなど)を頼って、温かさや穏やかさ優しさを分けてもらってください。それから専門の方に相談してみましょう。無理のないようにしてくださいね。ご縁に感謝申し上げます。再礼

2023年1月20日 23:02
{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

釋 孝修 様

お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
とてもご丁寧に、そして温かいお言葉をくださりありがとうございます。

友人には相談できず、また家族に相談すると自分が悪いことを言う悪い人になった気分になり、なかなか難しい気持ちでいました。

愛着障害という言葉を初めて知りました。
正直、最近はとにかく母と離れたいと思う気持ちが大きくなってきているのですが、「思いやりと寛容さ」「一つの個性」という点を心においてやれることをやってみます。
また、専門の方に相談したり、自分なりにできることをもう一度探してみようと思います。

ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ