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身内の死が続きました

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昨年、20年連れ沿った彼(婚約者)が、突然の癌の発症により3ヶ月で他界しました。同時に在宅介護していた母が、コロナ感染にて病院へ、そのまま介護度は進み入所となりました
突然の一人きりの生活、でも離れていても母がいる
そんな思いで頑張って来たなか、自分まで癌が見つかりました。幸い早期によりオペは無事に終わりました。が、翌日母の訃報が届いたのです。
こんなにも相次ぐ不幸にやり切れません。もう家族はなくひとりぼっちになってしまい悲しみに暮れています。

2023年2月5日 7:37

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

はじめまして、私は浄土真宗の僧侶です。仏教では諸行無常を説きます。全ての物事はひと時もとどまること無く常に変化し続けるという真理を顕す言葉です。真理である以上は仕方ないことだと言っても、愛する人、お身内の死はあなたにとって大きなショックと深い悲しみ、そして喪失感を与えます。お気持ちをお察しし私も胸が詰まる思いです。そして、あなたの孤独感に対しても共感いたします。
しかし、お亡くなりになった彼もお母様もいまは全ての苦しみから解放された安寧の世界におられます。煩悩から解放される際にあなたのお病気も持って行ってくださったのかも知れません。
私は故人との繋がりは決してなくならないと考えます。あなたの大切な人は仏様としてあなたを暖かく見守ってくださっています。ですから、あなたは決してひとりぼっちではないのです。
どうぞお仏壇に彼とお母様の好きなものをお供えして毎日手を合わせて差し上げて下さい。
ご経験があるかどうかは判りませんが仏様に手を合わせると、亡き人のために手を合わせたにも拘らず、お参りした後には何故か心がほっとする、安心すると言うことはございませんか?
こちらから仏様に手を合わせると仏様はちゃんと分かっていて、手を合わせた人にお慈悲の心を手向けて下さいます。このおはたらきを回向(えこう)といいます。
ですから、私たちと仏様は繋がっているのです。決して一方通行ではありません。
ですからどうぞ、あなたは彼やお母様の分まで長生きをして故人に手を合わせていただきたいと存じます。合掌

2023年2月5日 10:18
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仏教の目的は、抜苦与楽と成仏です。 生きている人の苦しみをどうしたら癒せ...
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質問者からのお礼

ご丁寧なお言葉を頂きまして、心、安堵致しました。
故人は、そばに居てくれるのですね。いつの日も見守ってくださっているのですよね。
今は涙がとまりませんが、いつの日かこの悲しみを乗り越えて、前を向いて限りある命を生きていきたいと思います。
感謝いたします。
ありがとうございました。

「親・家族・恋人・大切な人の死が悲しい・乗り越え・立ち直る」問答一覧

祖母の死が受け入れられません

同居していた祖母がつい先日亡くなりました。病気は色々とありましたが、最終的には間質性肺炎でした。 亡くなる3日前には高濃度酸素を吸いながらも話せており、2週間程度の入院と聞いて居た為まさか亡くなるとは思っていませんでした。在宅酸素か介護施設に入るのかなと思っていました。 死に目には誰も会えず、4月末に葬儀を終えたばかりです。納棺式の時点で大号泣してしまい、一緒にに逝きたいという気持ちが強くなぜ祖母だったのだろうか、何故自分が生きているのだろうかなどとずっと考えて泣いてばかりいます。 今死ねばもう少しでおばあちゃんに会えるかななどと考えては泣き、昔のことを思い出しては泣いてばかりで眠れていません。葬儀の際、お坊さんがいつかは皆さん会えますからね、と仰っていて今すぐに会いたいから死んだら会える?と本気で思いました。これから1人で長い旅に出ます、と葬儀場の方が仰った時も同様の事を思いました、私が今から逝けば1人じゃないかな、一緒にいれる?と。 遺影を見ては泣き、合掌しながら話しかけては泣き、明け方4時まで泣き通しています。 生きる気力もありません。元から希死念慮は強いのですが更に強くなった気がします。家族は皆葬儀後は泣かずにいますが、私だけが日々泣き通しています。 こんな状況で新しい仕事も決まったのですが全てが不安です。1秒でも早く祖母の所へいきたいです。どうしたら後追いせずにいられるでしょうか

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彼の自死で前を向けません

私40代 1年半ほど前に離婚 子供二人 彼50代 既婚者でこの春に離婚予定出した 子供一人 彼とは2年程お付き合いをしていました。その彼に今は仕事と子育てに専念したいので別れたいと伝えたところ納得してもらえず。彼が嫌いではなかったのですが。 彼は愛情に飢えている方で、たまに、もしお前と別れたら生きていけない、今の生きがいはお前と付き合えていることだけ、自分の老後が心配でたまらない、将来を考えるとすごく不安なんだと言っていました。 その彼から、別れるなら生きている意味がない、もう死ぬしかない、お前の望み通り消えます、準備は整った下見もしたしあとは踏み台を蹴飛ばすだけ、俺に謝る気持ちがあるなら俺の娘に誤ってくれと。 メールでのやり取りでしたので、私は怖くなってそして本当にそうするのかどうなのか分からず困惑して、必死に引き止めることができませんでした。 その数日後、もう一度やり直せないかと思い彼の元を尋ねると、たまたまご親族の方と遭遇して彼の死を知りました。 私は日々、彼の不安や生き辛さを聞いていながら重く受け止めなかった、あの時話をしっかり聞いて安心させてやればよかったとか、自分にできることがあったのではないか、彼の死を止めれたのではと悔やむばかりです。 彼はその時点ではまだ離婚は成立しておらず、結局ご家族のところに帰ったことになります。 私が彼に関わったせいで彼の家族を悲しませ辛い思いをこれからずっとさせるのだと思うと、申し訳ないですし、そして天罰を受け入れるつもりでいます。 ただ、彼は私を散々恨みながら亡くなり、生きることへのストレスや不安苦悩を抱えながら、それから逃れたいと亡くなりました。 彼は今、生前のそういった自身の辛さから解放されたのでしょうか? 私への恨み人への恨みは、亡くなったあとは残るのでしょうか? 人は最期は帰りたい場所、守られたい場所に戻るんでしょうか? 私への恨みはあるにしても、彼の心の負担が取れていることを望んでいます。 どうか、ご教授ください。よろしくお願いします。

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両親がもういないのが苦しいです

よろしくお願いいたします。 私は半年の間に両親を亡くしました。 母は認知症の症状が酷く、週3回必ずしなければならない通院も困難になり病院に入院し、入院から半年後に亡くなりました。 臨終の際に駆けつけることができず、ひとりで逝かせてしまいました。 父は、母の死から半年後に末期がんで亡くなりました。 母のことがあったので、入院はせずに同居をしたのですが、同居後間もなく症状が急激に悪化し、同居開始からわずか3ヶ月で亡くなってしまいました。 母の死去も悲しかったのですが、私は昔から父が大好きだったためか、父の死を受け入れられず、時たま父や母とのメールを見返したりして思い出しては泣いてしまいます。 父は病気が原因で声を発することができなかったので、もっと伝えたいことややりたい事があったのでは…と、後悔ばかりしています。 もっと一緒にご飯を食べたり私の子ども達と過ごしてほしかった、もっと早く一緒に住めばよかった、父は幸せだったのだろうかと考えては涙しています。 母も、入院することを嫌がっていたのにその時は他にどうすることもできず入院させてしまったこと、最後に会った時に言われた「一緒に帰ろう」という言葉が頭から離れません。 最後駆けつける事もできず、お母さんごめんなさい、とずっと思っています。 時が経てば癒えてくるのでしょうが、今が辛くて… もう「お父さん」「お母さん」と呼んでも返事をもらえない、もう会えないということがこれ程辛いものかと実感しております。 何が前向きになれるようなお言葉をいただけないかと思い、こちらでご相談させていただきました。 よろしくお願いいたします。

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父の死から、死について考えてばかりいる

死について考えてばかりいます。 ちゃんと仕事に行き、普通に毎日を過ごしていますが、頭の片隅にはいつも『死』が居座っています。楽しいこともするし、おいしいものも食べる。でも『死』を考えないことはないのです。 積極的に死のうとは思わないのですが、親が生きている間は死ねないなぁと思っています。昨年の夏父が亡くなりましたが、死んでからどこへ行くのだろうと考えます。あの世なんてあるのかな、そんなものあるわけないとか、考えは逡巡します。 死について初めて考えたのは小学生の頃だと記憶しています。自分が死んだ後も世界は回っていくんだ、今死んだら明日起こることは自分にはわからないんだと気づいて恐ろしくなりました。 死にたい(というか消えたい)思いと、親や夫、子どものことを考えると死ねないと言う思い、振り子のようにこの2つの思いの間を行ったり来たりしています。 今の自分の意識がなくなることが恐ろしいのかな。考えたりしている自分がいなくなる。それがこわいのかな。あの世なんてあるのかな。死んだらどこへ行くのかな。 そんなことを考えながら何食わぬ顔で普通に生活している自分に疲れてしまい、休日はほぼ寝たきりで過ごしています。 どうか死について教えてください。 よろしくお願いします。

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弟がなくなってもうすぐ1年

いつも心の軌道修正をありがとうございます。 弟がなくなってもうすぐ1年たちます。 最近になって本当にもういないんだと痛感しています。 生きていたころは特に頻繁に会っていたわけではありません。 けれども自分に兄弟がいることはどれほど心強かったか。。。 もっとあっていればよかったと後悔もしています。 けれども、今もし弟が生きていたとしてもそんなに頻繁に会ってはいなかったと思います。 もう会えないから会いたくなるとは皮肉なものです。 今一緒にいてくれる愛犬、夫、健在の母を大切に生きていこうと気を強く持つ持ち直し、前向きに生きているつもりなのですが、ふとした時に気弱になってしまいます。 友達もそんなに多くはありません。 愛犬も夫も母も私より先にいなくなってしまう日が来たら私はどうしたらいいのかと急に悲しくなります。 いったい何のために人は生きているのでしょうか? 老いが怖いです。世の中は感染症、いろんな事件、恐怖が先に立ち、いまひとつ楽しい気分になれないのです。 自分のこうした性格もよくないと思います。 でも前向きにと軌道修正したり、毎日心が忙しいです。 日中は仕事に集中し、ふとした時間にこんなことを考える毎日です。 心の持ちようをご教示いただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。 いつも後ろ向きで申し訳ないです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ