親の死で気持ちが整いません
お世話になります
どうぞ宜しくお願い申し上げます
先月最愛の母が亡くなりました
施設内コロナ感染に伴う誤嚥性肺炎による急死でした
感染前は全く元気でした 施設内感染者が出ても「お母様は大丈夫です お元気ですから」言われた矢先の事でした
そんな元気な母でしたのでまだまだ何年も長生きしてくれると信じておりました
突然の別れに日がたつにつれて寂しさと同時に施設に対して強い不信感と怒りを感じるようになりました
施設内感染対策の不充分さと同時に重篤になった高齢の母を施設内で時間を経過させてしまっていたこと等
今まで一生懸命生きてきた母がこの様に最期苦しんで亡くなってしまったことを思うと残念でなりません この様な最期だけは避けたかったと
何故もっと早く病院に連れて行ってくれなかったか、そもそも感染がさえしなければこんな事にならなかったのに、まだまだ長生してもらえたのに等・・
考えても戻らない母の事を考えてしまいます 退所時の施設の説明は淡々と経過を語るのみで誠意が少しも感じられなかった事が一層悔しさを増している要因になっています (施設には責任の一旦はあると思います) 今はその様な施設を選んだ自分自身も悔やまれています
人を恨んでも仕方ないとは思うのですが、自分の心の整理がつかずに悲しみより恨みの様な感情が強く我ながら情けなく思います
自分自身を治める術が見つからず混乱しています どうぞご意見ご教授頂ければ幸いでございます 長文お付き合い頂きありがとうございました
宜しくお願い申し上げます
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
助けてあげたかった。もっと生きていてほしかった。会いたいね。
お辛いですね…
お母さま、苦しかっただろうにと思いますと、側にいてあげたかった、名前を呼んで一人になんかさせなかったのにと、悔やまれますね。施設を信頼して任せていたのですから、最後まで十分な対応をしていただきたかったですよね。こんな形で、別れになろうとは思いもよらぬことで。時間を戻せるものなら、あの日に帰りたいですよね。
お母さまに、ごめんねと、謝ってしまうのではありませんか。穏やかに人生を全うしていただきたかったのに。ありがとうって言いたいのに、どうしても悔しくて辛くて、ごめんねと、そんな想いでいるのではありませんか。
助けてあげたかったですよね。もっと生きていてほしかった。会いたいですね。本当に。
気持ちの行き場がないのは当然です。大切な人なのですものね。
私は大阪で遺族会を開催しています。複雑な気持ちを語り合ったり、亡き人への想いを聞かせてもらっています。誰もが悲しみと向き合い、乗り越えていくためにも、分かち合いの場が支えになることもあります。あなたのお住まいの近くにも、そんな場があればね。また、ハスノハのオンライン個別相談でお母さまへの想いを一緒に語る時間も、自分の気持ちを整えケアするプロセスになると思いますよ。
私もこちらから、手を合わせますね。
合掌
母上の急な旅立ちと、心に残る恨みをどう受け止めるか
文章を拝読し、胸が締めつけられる思いがいたしました。最愛のお母さまを突然に失われた深い悲しみ、そして施設への不信や怒り、さらには「もっと自分にできたのでは」という後悔。その複雑な感情の渦に飲み込まれるのは、むしろ自然なことであり、情けないどころか、人として当然の反応です。
仏教では、あらゆる出来事は「縁起」によって生じると説かれます。感染、施設の対応、偶然の重なり。その全てが絡まり合い、避けがたく「母上の最期」という結果に至りました。けれども、縁起の中にはあなたが全てを支配できる要素ばかりではありません。ですから「自分のせい」「施設のせい」と責め続けても答えは見つかりませんし、むしろ苦しみを深めてしまうのです。
お母さまが一生懸命生きてこられた時間は、最後の数日の出来事だけで帳消しになるものではありません。長い年月を通して、あなたに愛を注がれたその事実こそが、お母さまの「人生の真実」です。どうか最期の苦しみだけに囚われず、共に過ごした温かい記憶に光をあててください。それが、亡き人を供養する最も尊い形です。
また、恨みや怒りは自然に湧いてくるものですが、そのエネルギーを祈りや供養へと転じていくことが、心を整える助けとなります。「ありがとう」と感謝の言葉を一言でも唱えるごとに、苦しみが少しずつ和らぎ、恨みの火は次第に静まっていくでしょう。
あなたは十分にお母さまを大切に思われています。どうかご自身を責めすぎず、日々の生活の中で「一緒に過ごした喜び」を少しずつ思い出す時間を増やしてください。涙も怒りも、やがて供養の糧となり、心をやさしく整えてくれるはずです。
合掌🙏
ご御堂の死に対して
大切なお母様を亡くされて、心が痛んでるんでしようね。今こそ、お母様から大切に育ててもらったいろんな思い出を思い出しましょう。そして、こうもしてああげたかった、ああもしてあげたかったと後悔なさってる事かと思いますが、如何ですか?
ご自分を責めないで、お母さまとの良い思い出だけを心に残しましょう。
御仏壇とお墓に、蝋燭に灯りを灯し、お香を焚いて身と心を清めて、お花を献花して、合掌・礼拝なさってみましょう。
亡くなられたお母様と出会う方法はいくつかありますが、1つはお母様に触れたことのある貴方の両手を擦り合わせ、暖かくなった両手を貴方の頬にそっと当ててみましょう。そして、お母様の優しい温もりを味わってください。今、貴方はお母様に触れていますよ。そして、その暖かさと優しさを心に入れて、一歩前に進みましょう。
それが亡きご御堂の供養となり、お母様も貴方の幸せを望んでおられたことを思い出してみましょう。
質問者からのお礼
中田様
お世話になります お忙しい中早速にお返事頂きそして母の為に手をお合わせ頂き心より感謝申し上げます
近くの分かち合いの場にも参加してみようと思います 温かいお言葉で寄り添って頂きホッと致しました そして今の自分の気持ちは自然なものなのだなと安心しました
ただやはり施設に対してはこの気持ちを訴えても良いのかなとあらためて思いました
施設の返答如何によっては一層自分が傷つく事になるかもしれませんが、このままでは後々後悔を引きずってしまいそうです 言っても仕方ないことかもしれませんし、人を責める様な形になる事は良ろしくないのかなとも思い色々考えてしまいます
何れにしましても今回の温かいご回答本当にありがとうございました
暑い日が続きます 中田様もどうぞお身体大切になさってください
鈴木秀彰様
心温まるご回答本当にありがとうございました 拝見しながら思わず涙が溢れました そして心に深く染みております
思い返せば母が亡くなってから直後のお別れにばかりに心が絞られていましたが生前の母と一緒にいられた時間の方がずっと長いのですよね かけがえのない時間でした そして思い返せば一緒に過ごした喜びは沢山あります 今はまだ思い出として振り返るには暫く時間は掛かりそうですが、大切な事をあらためて教えて頂きました 何度も読み直してこれからの自分の糧にさせて頂きます 本当にありがとうございました 頂いたご縁に深く感謝いたします
暑さも続いております 鈴木様もどうぞお身体大切になさってください
竹内好宏様
優しいお気持ちの溢れたご回答ありがとうございました あらためて母に「大切に育ててくれてありがとう」と伝えます 親孝行もっと沢山したかったですが今は精一杯の感謝の気持ちを伝えたいと思います 母の手にはよく触れていました これからは自分の両手を擦り合わせて頬に当てながら母の温もりを感じていきます 前に進む様に心がけるきっかけを頂きました 本当にありがとうございました
暑さが続きます 竹内様もどうぞお身体大切になさってください
鈴木秀彰様
この度は大変お世話になりました
頂いたお言葉の中での縁起の意味が今一度深く心に刻まれました
やることをしっかりとやる大切さ、そして一つ一つの必然をしっかりと受け止めて覚悟を持って生きていく大切さ、を再度認識致しました お言葉の力に沢山の勇気をいただき、あらためてこの度のご縁に深く感謝致します
本当にありがとうございました