選択一人っ子を希望したいのですが…
夫婦共に28歳です。昨年子供が産まれ天から社会から預かった大事な命です。
相談させていただきたいことは一人っ子が良いことを妻にどのように納得してもらうかということです。
お恥ずかしい話、収入と心のキャパシティを考えると2人目が大変厳しいと考えます。夫婦共に子供は好きなのですが、思いだけが先行して共倒れになるのは想像に難くないです。
まだ一人っ子を選択するのは時期尚早かと思われると思います。ですが近いうちに住宅購入も考えており今後の計画に影響する分かれ目です…。
妻と子には後悔と苦労の少ない今世を過ごしてもらいたいですが、一人っ子を選択した時に妻や子が謂れのない言葉を受けてしまわないかが心配です。
また、妻が2人目を希望した時に尊厳を踏みにじってしまわないか懸念しています。
自分の心情としては2人目は欲しいが家族全員がお金と気持ちにゆとりのある生活をしたい です。現実主義で薄情なのかもしれません。
妻には一人っ子だと希望の道に進ませて上げれる、二人の場合は余裕のない生活を強いてしまうと伝えたことはあります。一人っ子にしたいと自分の希望を伝えたことはありません。
ご教示いただけないでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一人っ子がいいのか、数名がいいのか、絶対の正解は無い
お子様が授かった喜びがある一方、家族の今後の在り方について悩まれているのですね。お気持ちは理解できます。
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天から社会から預かった大事な命
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と書かれたておられますように、お子様は夫婦の意図によって生まれるとは限りません。子供が欲しくても授からない御夫婦もたくさん居られます。不妊症の治療等の結果、授かったという場合もあるでしょう。「二人目三人目が欲しかったけれど、・・・」という方も少なくありません。
一人っ子を大事に育てたい、という気持ちはわかります。そう思い描き、そして描いたように進むことも有ると思います。ところが、老少不定という言葉が現実になる場合も少なからずあります。ご自分で完璧主義と言っておられますが、思っていたように物事を進められるものではありません。
バースコントロール、産児制限、受胎調節と言う言葉には、人間の意思で調整しようという意図が込められていると思います。かと言って、昔の「産めよ、増やせよ。」が正しいとも思いません。母胎の安全も大事ですし、誉れネコさんが心配されているように家計費や教育費への考慮も大事です。但し、「一人っ子がいい。」ということに凝り固まってしまうのは考え物だと思います。「子育ては大変だったけど、兄弟がいて良かった。」という方も結構居られます。自分なりの考えや構想をもつことは良いことですが、それが絶対だとは限らないのです。
子供は二人か三人欲しいと思っている方の場合、何歳離れて産むのが良いのか悩むようです。2歳違いだと、中学高校がかぶってしまう。3歳違いだと卒業入学がかぶってしまう。子供を産む時期の善し悪しについて色々な見解がありますが、後になって思うと「中学高校が一緒の時が有って良かった。」「忙しかったけど、卒業・受験・入学が同時でかえって良かった。」という話も聞きます。
子育てについて、家族について真剣に考えて居られるが故のご質問であると思います。それだけに、おおらかな心が大事です。自分なりの思いは有っても、奥様の気持ちもじっくりと聞いてあげましょう。そして、尊重しましょう。構想と違う事態が生じても、焦らないことです。怒らないことです。その都度構想を見直し「家族にとって幸せな対応」を考えましょう。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
おおらかな心、常に持ちたいと思います。
計画は計画であり、敷かれたレールではないですね。あくまで一つの道しるべであることを理解しました。
穏やかで受け入れる心を持てるよう自分の手の届く範囲の幸せを守っていきたいと思います。