何を目的に生きていったらいいでしょうか。
つい先日長年連れ添った夫と離婚しました。海外で一人になりました。
仕事はしていますが、将来安泰というほどの稼ぎでもありません。訳あって住み慣れた土地も離れることになり、新天地でもくもくと働いています。子供もいません。幸いなことに日本には高齢でもまだ両親とも健在、兄弟も家庭を持ち人並みの生活をしています。国外の生活が長いので、今更日本に帰ってもこの年齢では一人で生きていくほどの仕事もできないでしょうし、家族の重荷にもなるつもりはありません。
今まで夫と二人の生活だったので、これから何を思って生きていったら良いのかわかりません。ただ、毎日を仕事に追われて終わっているだけでいいのでしょうか。仕事は稼ぎはそれほどではなくても、苦ではありません。ただぼーっと、楽しいことだけを求めて生きるだけでいいのでしょうか。かといって、精神的に自分を追い込んでステップアップするだけの気力も今はありません。ただ、ただ時間だけが過ぎていくようで、これから死に目を迎えるまで、こんな生き方をしていていいのでしょうか、どこかへ向かっていかなくてもいいのでしょうか。それから、どこで死んだらいいのか、悩んでいます。できれば、兄弟に骨を拾ってもらいとは思っているのですが。
漠然ととした質問ですみません。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからの人生も楽しめるように。離婚は新たなスタートなのです
そうですか…離婚に至るまでいろんなことがあったのでしょうね。
何を思って生きていったら、ということは、離婚はあなたの望みではなかったのかしらね。納得が出来ていないようにも感じてしまいます。
離婚したら漠然と、1人になってしまった、これからどう生きていったら、生涯孤独…と考えてしまいがちですよね。
ですが、自分のやりたいように、そんな自由、自分時間もあるということです。
婚姻関係や血縁だけが、支えでもありませんよ。だから、人は繋がりを持つのでしょう。
仕事に追われる毎日も、寂しさを紛らわせてくれるでしょう。また、これを機に、今まで見てこなかった世界を見ていきませんか。自分の生きてきた道なんて、狭い範囲なのです。だから人は繋がりを持ちながら、縁を世界を広げていく。
生きていく中で、豊かな人生だと思えるのは、多くの人や世界に出会って触れて、心動かしていくこと。
スキルアップを目的とするエネルギーはなくても、自分が自然体でホッとするような場所を探していきませんか。いろんな繋がり・コミュニティを持つのも一つですね。誰かが、情報や刺激を与えてくれます、違った視点を教えてくれます、視野が広がりますよ。
そうしながら、これからの人生も楽しめるように。離婚は、新たなスタートなのですもの。
死んだらどうなるのか、どこに向かって死ぬのか。それは信仰でもありますね。
死んでいくのではなく、生きていく世界が、仏教にはあります。宗教にも触れてみるのもいいですね。
私が出会った、おひとり様は、人生の最期を私に託されている人もいますよ。
いのちの行方を、死の話を語り合えるのも、宗教者だからでしょうね。それがまた生きる安心になっていくのです。
さぁ、あなたも悲観的にならず、新しい扉を開いていきませんか。



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